まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.190 瀬戸内の旅(13)・大島

2015-07-14 09:56:46 | 瀬戸内
おはようございます。瀬戸内しまなみ海道の旅、まだまだ続いてます。前回は伯方島を走りました、さて、今回は伯方・大島大橋を渡って大島に到着した所から始めて行きたいと思います。








写真1枚目、橋を下りてたどり着いた所、目の前の海は島に挟まれた狭い所で潮の流れが渦巻いたように見える。大島のしまなみ海道正規にコースはここから海沿いの道を右へ進んで内陸部を走って行くことになるが、今回はせっかくなので、左へ北回りの外周コース、県道49号線を進んでみることにする。
写真2枚目、3枚目は同じ場所から撮ったもの、ここからはさっき渡ってきた大三島橋と伯方・大島大橋の両方を見渡すことができる。








県道49号線は写真1枚目の辺りからはだんだん上りに差し掛かって行く。上り坂の途中には写真2枚目にある四角い灯台、ここを過ぎるといったん下りとなって集落のある所を通るが、そこからはまた上り坂、結構斜度のきつい上りである。曲がりくねった坂なので自転車を下りることなく上って行くことができた、そして行き着いた所が写真5枚目にある田浦峠。ここで標高100メートル程、海と同じ高さから一気に上って来たのでさすがにきつかった。





今度は下りとなって再び海沿いの道となる。明るい雰囲気のする小さな港町、その集落の中にある郵便局は『にっぽん縦断こころ旅』で来ていた所。目の前には低い位置にある太陽の光が反射してきらきらと光り輝く海、波も高くなく穏やかな表情を浮かべている。しまなみ海道を走って来た旅もいよいよ終盤に差し掛かって、そろそろ夕暮れ時も近い時間、これはいい夕日、泣けそうな風景がが見れそうな気がする。








県道49号線はこの後吉海付近で町中へと入るが、そこを抜けると再び海沿いの道となる。去年の暮れにはこの道を走って、途中の港町できれいな夕日を見たんだっけ、来島海峡大橋をバックに朱色に輝く水面とその向こう、四国の山に堕ちていく真っ赤な太陽、空は少しづつ青みがかかっていき、松山千春の曲の歌詞に出てくるまるでため息をついたよう(写真1枚目、2枚目)。
やがて来島海峡大橋の袂へとたどり着く。道の駅の一番先っぽの海に近い所から四国の風景を臨む、目の前の大きな橋を渡ればそこへ行くことができる。しまなみ海道の走りではここまで5つの橋を渡ってきているが、最後の来島海峡大橋が最長で一番のメインにもなる所。さあ、いよいよこの橋を渡って行くこととしよう・・・となるのですが、その話についてはまた次回と言うことで、今回はここまでとしておきます。     まちみち