まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.83 長浜

2015-03-30 11:10:29 | まち
おはようございます。今回は滋賀の長浜界隈をお送りしていきたいと思います。



京都からは新快速で約1時間足らず、車窓ではここまで琵琶湖をほとんど見ることなくJR長浜駅に到着。駅前で相棒を立ち上げて早速出発、まずは定番の北国街道へと行ってみよう。



駅前から伸びる道を信号を一つ越えた次の左へと入った通りが旧北国街道。旧街道の雰囲気を漂わせる古い町並の通りはもう入口から人の行き来でいっぱい、自転車で走るには少し気が引ける所だ。先を進むと更に通りには人があふれ、もうここからは相棒を押して歩くことにする。


(なぜか気になる長浜タワー)


この辺りは黒壁スクエアという観光スポットになっていて、町の中心に立つ黒壁ガラス館を初めとしていろいろなレトロな建物が街道周辺に集まっている。この黒壁ガラス館の立つ交差点が札の辻のあった所、交差する道の先はアーケードの通りとなっていて、ここも観光客でいっぱいだ。それを承知でちょっとそちらの方へ行ってみることにする。




もちろんここも相棒は押し歩き、今回はまだ活躍の場がない彼であった。アーケードの中もレトロな感じの店が立ち並んでいてどこも人で賑わっている。小さな川に架かる石橋を通り過ぎてT字の交差点に突き当たり、そこを左に曲がるとさっきよりも人の流れは落ち着くが、ここも古い町並を模した店が立ち並ぶ通り。その先には大きな造りの寺院、大通寺へとたどり着くが、寺院参拝には興味ないので引き返すことにする。





再び北国街道に戻り、人の流れも落ち着いた所でやっと相棒を駆って走ることに、今度は進路を西へ向けてJR北陸本線の踏切へと向かう。カンカンカン・・・、本数は少ない路線なのに運悪く遮断機が閉まっていた、相棒さんも歩かされたり止められたりで期限悪そうだ。しかも踏切は閉まったまま結構時間が経っている、また電車が遅れているのか?その時JR長浜駅の方から「ブォーッ!」と汽笛が聞こえてきた。これはもしやとカメラを動画モードにして待っていると、向こうの方から蒸気機関車が黒い煙をあげながら近づいてきた。これは何というラッキーなこと!蒸気機関車は数両の客車を牽引して目の前をあっと言う間に通り過ぎて行った。普通の線路を走っている蒸気機関車を見たのは何年ぶりのことだったか、ただしこの時は動画撮影だけで、画像は残念ながらなしです。


(ご存知、長浜城)


JR線の西側に入って目指すのは長浜城、と思ったがここはさらっと通り過ぎるにして、そこから少し行った所にある長浜鉄道スクエアへと向かう。JR長浜駅に隣接するレトロな建物は旧長浜駅舎、赤煉瓦の門を入ってこの駅舎の中へと入ってみる。内部は展示館となっていて昔の駅構内を再現したような造りになっている。その奥には鉄道車両が保存されているゾーン、蒸気機関車と電気機関車が並んで展示されていて運転台に乗って見ることもできる。





一通り館内を見回って鉄道スクエアを後にする。すぐ横のJR線の踏切を渡ると古い町並の中を通り抜けてさっき通った北国街道に続く道へと出る。長浜散策は今回はここで終わり、ここは自分(一人称)が大好きな町のひとつ、何度来ても飽きない所、またいずれここを走った時は紹介することになると思います。この後は気ままに滋賀県内を巡ることにしよう、今回はここまでとしておきます。    まちみち