おはようございます。今回は東高野街道を八幡から走ってみようと思います。
京都八幡木津自転車道を走って来て京阪八幡市駅前にたどり着く。男山、石清水八幡宮に近いここから高野山へと続く街道が始まる。駅前から南へと進む道は石畳の道、石清水八幡宮の駐車場の横を通り過ぎ古い町並へと入って行く。
街道はこの後一般道へと合流して真っ直ぐ南へと伸びている。所々に古い町並も残る通り、いくつか石の道標が立っているのを見かける。この道はそのまま道なりに進むと国道1号線に突き当たるが、西高野街道はその手前で右へと曲がって行く。
おおよそ街道の雰囲気とは無縁な普通の新興住宅地の中の上り坂、この住宅地を抜けると薄暗い竹林の中を抜ける坂道となる。上りついた所が長尾洞ヶ峠でここから大阪府枚方市となる。坂を下りるとまた住宅地、街道の雰囲気は全く感じられないがこの辺りの町名が『高野道町』、確かにここは高野街道である。
(洞ヶ峠)
街道はこの後もその雰囲気を感じることをないまま国道1号線に合流、しばらく行くと出屋敷交差点、ここを曲がると『出屋敷高野街道』の表示がある古い町並が続く狭い道へと入る。しかしこの道はすぐに終わり、ここからは府道18号線の車が行き交う区間を走ることになる。
(出屋敷の町並)
四辻交差点は京田辺と枚方を結ぶ田辺街道との交点、その少し先には某パンの工場がありほのかにパンの香ばしい香りがしてくる、ああ腹減った・・・。出鼻橋からは府道を離れ細い道へ、京阪交野線郡津駅に近い郡津の集落の中を通り過ぎ京阪線の踏切を渡る。ここはもう交野市に入っている。
京阪線を沿って行き交野市駅前を過ぎ、以前ここでも紹介した砂子橋、逢合橋を渡って府道20号線へと入る。街道の雰囲気は全くない車の多い道、第二京阪の下をくぐりしばらく走るとJR学研都市線星田駅、ここからは府道を離れ古い町並の狭い道を行く。
再び府道に戻ってJR線沿いを進む。府道20号線が左へと分かれて行く交差点を真っ直ぐ行くとJR東寝屋川駅、ここはもう寝屋川市へと入っている。この付近は少し街道の雰囲気が感じられる所、曲がりくねった坂道を下りて行く。いつもは奈良から阪奈越えで来て枚方へ向かう時に上る坂道を今は逆に走っていることになる。
(寝屋川市にて)
坂道を下りきると寝屋川市とはお別れ、ここからは四條畷市となる。JR忍が丘駅からも車の多い区間を行き国道163号線と交差する東中野交差点、街道はそのまま真っ直ぐ狭い道を行くことになるが、この道はここから国道170号線(旧道)となる。
この道も相変わらず車の往来は多く、しかも瓢箪山と住道を結ぶ近鉄バスも通るのでより一層の注意が必要。特にJR四條畷駅付近は人の行き来も多くて、危なくて仕方ない所。いくつか街道の名残のある名所もあるが、町の賑やかさで見過ごしてしまいがちになる。
少し行くと大東市に入り街道は国道と分かれて狭い道へと入って行く。車の往来はそれほどなく少しホッとする区間、しかし人は多い、途中に野崎観音への参道があるからだ。その角には道標や常夜燈があり、この付近は街道の雰囲気を感じられる所である。
この道の行き着いた所で阪奈道路を渡ってまた国道170号線の旧道を走る。すぐに大阪産業大学、「大和平野にそびえたつ生駒の峯の・・・」でお馴染み大阪桐蔭高校の前を通り過ぎる。路線バス乗場は学生の姿がいっぱい、横断も多いので気をつけて行かなければならない。ここからすぐに古堤街道との交差点へとたどり着く。いつも阪奈越えで下りてくる所、両側の道端には大小二つの石の道標が立っている。ここから先はまた別の機会にさせてもらうとして、今回はここまでとしておきます。 まちみち
京都八幡木津自転車道を走って来て京阪八幡市駅前にたどり着く。男山、石清水八幡宮に近いここから高野山へと続く街道が始まる。駅前から南へと進む道は石畳の道、石清水八幡宮の駐車場の横を通り過ぎ古い町並へと入って行く。
街道はこの後一般道へと合流して真っ直ぐ南へと伸びている。所々に古い町並も残る通り、いくつか石の道標が立っているのを見かける。この道はそのまま道なりに進むと国道1号線に突き当たるが、西高野街道はその手前で右へと曲がって行く。
おおよそ街道の雰囲気とは無縁な普通の新興住宅地の中の上り坂、この住宅地を抜けると薄暗い竹林の中を抜ける坂道となる。上りついた所が長尾洞ヶ峠でここから大阪府枚方市となる。坂を下りるとまた住宅地、街道の雰囲気は全く感じられないがこの辺りの町名が『高野道町』、確かにここは高野街道である。
(洞ヶ峠)
街道はこの後もその雰囲気を感じることをないまま国道1号線に合流、しばらく行くと出屋敷交差点、ここを曲がると『出屋敷高野街道』の表示がある古い町並が続く狭い道へと入る。しかしこの道はすぐに終わり、ここからは府道18号線の車が行き交う区間を走ることになる。
(出屋敷の町並)
四辻交差点は京田辺と枚方を結ぶ田辺街道との交点、その少し先には某パンの工場がありほのかにパンの香ばしい香りがしてくる、ああ腹減った・・・。出鼻橋からは府道を離れ細い道へ、京阪交野線郡津駅に近い郡津の集落の中を通り過ぎ京阪線の踏切を渡る。ここはもう交野市に入っている。
京阪線を沿って行き交野市駅前を過ぎ、以前ここでも紹介した砂子橋、逢合橋を渡って府道20号線へと入る。街道の雰囲気は全くない車の多い道、第二京阪の下をくぐりしばらく走るとJR学研都市線星田駅、ここからは府道を離れ古い町並の狭い道を行く。
再び府道に戻ってJR線沿いを進む。府道20号線が左へと分かれて行く交差点を真っ直ぐ行くとJR東寝屋川駅、ここはもう寝屋川市へと入っている。この付近は少し街道の雰囲気が感じられる所、曲がりくねった坂道を下りて行く。いつもは奈良から阪奈越えで来て枚方へ向かう時に上る坂道を今は逆に走っていることになる。
(寝屋川市にて)
坂道を下りきると寝屋川市とはお別れ、ここからは四條畷市となる。JR忍が丘駅からも車の多い区間を行き国道163号線と交差する東中野交差点、街道はそのまま真っ直ぐ狭い道を行くことになるが、この道はここから国道170号線(旧道)となる。
この道も相変わらず車の往来は多く、しかも瓢箪山と住道を結ぶ近鉄バスも通るのでより一層の注意が必要。特にJR四條畷駅付近は人の行き来も多くて、危なくて仕方ない所。いくつか街道の名残のある名所もあるが、町の賑やかさで見過ごしてしまいがちになる。
少し行くと大東市に入り街道は国道と分かれて狭い道へと入って行く。車の往来はそれほどなく少しホッとする区間、しかし人は多い、途中に野崎観音への参道があるからだ。その角には道標や常夜燈があり、この付近は街道の雰囲気を感じられる所である。
この道の行き着いた所で阪奈道路を渡ってまた国道170号線の旧道を走る。すぐに大阪産業大学、「大和平野にそびえたつ生駒の峯の・・・」でお馴染み大阪桐蔭高校の前を通り過ぎる。路線バス乗場は学生の姿がいっぱい、横断も多いので気をつけて行かなければならない。ここからすぐに古堤街道との交差点へとたどり着く。いつも阪奈越えで下りてくる所、両側の道端には大小二つの石の道標が立っている。ここから先はまた別の機会にさせてもらうとして、今回はここまでとしておきます。 まちみち