まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.37 瀬戸内の旅・びんご

2015-02-11 17:03:24 | ふうけい
おはようございます・・・には遅い時間ですが、今回は瀬戸内の旅シリーズ、前回の鞆の浦からの続編をお送りしていきます。

トンネルを抜けて坂を下りきって広い道を少し行くと阿伏兎観音へと分かれる道があるのでそちらへ行ってみることに。その阿伏兎観音は海に沿う道を行きついた所にある。海の間近、崖の上にあるお堂には階段を上って行くが、自分(一人称)が興味惹かれたのはこのお堂の裏の山の上、ここからはかすかに頭だけが見えている白い灯台、早速行ってみよう。
灯台の入口は?駐車場まで戻らなければならないのか。そこから薄暗い山道を上って行くと、あ~見えてきました、小さな白い灯台が瀬戸の海をバックにして建っています。意見には個人差がありますが、自分(一人称)としては観音堂よりこちらの方が印象に残る風景です。






さあ、相棒との旅を続けよう。県道47号線に戻り、小さなアップダウンと漁港を過ぎると沼隈の町中にたどり着く。この辺りはいろいろなスーパーが立ち並び車も多く賑やかな通り、自転車で走るには少し注意が必要だ。やがて沼隈支所入口交差点、ここを左に曲がる。フェリー乗場のある常石は目の前の山を越えて行かなければならないが上り坂は大したことはなく、道は細いが交通量は少ない。
坂の上りきった所に大越峠のバス停がある、ここからは下り坂。県道389号線に合流すると常石の町に入り、周辺には造船工場の施設が見えてくる。町中にあるコンビニで軽く朝食を調達、そういや朝から何も食べてなかったな、ここまで。自分(一人称)は旅に「食」を求める方ではないのでコンビニで十分、言い換えれば「食」にお金をかけたくないってところですか・・・



コンビニから少し行った所に尾道行のフェリー乗場がある。良かった、間に合った。さて切符を購入っと、どこだ、切符売場は・・・ないやんけ!小さな待合室の向こうはもう桟橋、一番前に陣取ってフェリーを待つことにする。自分(一人称)は案内がない限りはフェリーには車より先に乗るようにしている。フェリーを下りる時は一番最後、それがマナーだと思っているのですが、どうなんでしょう?

尾道行のフェリーに乗船、デッキに上って港を見ていると結構並んでいる車が多い。多分百島へ行くのだろう。百島はこの区間にある離島で船でしか行けない所、自分(一人称)はまだこの島と内海大橋を渡って行く田島、横島には行ったことがない。もちろん、いつかは行ってみたいと思っている。時間とタイミングが合えばいいんだけれど。





フェリーは常石港を出発。すぐに船員の方が乗船券の発売にやってくる。「歌までお願いします」今回は向島で下りる予定・・・と言うか、歌と尾道では350円も料金が違うので毎回このフェリーは向島で下りることにしている。すみません、ケチな話ばかりしてしまって。フェリーは間もなく百島福田港に到着、やはりほとんどの車はここで下りていった。


(戸崎港)

常石を出て30分余りで向島歌港、下りるのは自分(一人称)だけ、甲板には車は1台もない、もちろんここから乗船する人もいない。歌港、はっきり言って何もない所、向島の中心地からは外れた所だから仕方ないか。寂れた港のイメージだが、ここから対岸の戸崎港までは小さなフェリーがシャトル運航で頻発している。何度か乗ったことがあるが、海面を間近に感じられる約5分ほどの船旅は印象に残っている。ついでに金額も安くで乗れるのでありがたい・・・最後までケチな話ですみません、瀬戸内の旅はまだまだ続きますが、今回はここまでです。    まちみち