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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1808 白河の関は福島県・・・?

2022-08-24 08:32:54 | 日記
よろしくお願いします。








夏の高校野球は仙台育英が優勝しました・・・って、もう「ふ~ん」と言った感じ、準決勝で近江が負けた時点で興味はほとんどなくなってしまいましたからね。決勝のスコアが8-1、今年も一方的な点差となってしまいました。ここまで来ると連戦の疲れが出るのか、決勝はどうしても戦力的に差が出てしまうのは仕方ないところ、そうなると投手を揃えていた仙台育英の方が有利なのは明らかなこと、強豪を立て続けに破ってきたチームも勢いだけでは頂点に行けない、何かつまらない結末となってしまった感じです。昔は球数制限なし、休養日なし、エースが一人で連投で優勝したチームもあってドラマチックだったんだけどなあ。これまでの東北の決勝戦と言えばエースがチームを引っ張って上へと駆け上ってきただけに、今回の優勝は機械的な感じであまりインパクトはないですね。
宮城県勢は春夏5度目の決勝で初めての優勝、よく優勝旗は白河の関をなかなか越えられない・・・そう言えばテレビで白河の関でパブリックビューイングやってましたね、あっこって福島県ですよね、聖光学院をボコボコにしたチームの試合を見せるってのも変な話だけど・・・と言われてますが、北海道には渡っていますからね。東北出身の名選手も多いから決してレベルがどうのこうのと言うわけではなく、ただ単に巡り合わせだけのことだったと思います。ただ宮城県にはのある県のように優勝できないキャラを貫いてほしい気もしましたけどね、高校ラグビーで言えば御所実もそのうちチャンスあるかも。名実ともに強豪校となった仙台育英、自分(一人称)がこの高校の名前を知ったのが昭和53年夏の高松商との延長17回の試合、この試合が仙台育英にとって春夏合わせて甲子園3勝目だったのが、今は白星を積み重ねて55勝、昨年のセンバツでは勝たせてもらったのですが、今度天理と当たった時はどうかお手柔らかに・・・。





今年は絶対的優勝候補の挙げられていた大阪桐蔭、夏連覇を目指していた智辯和歌山、センバツ準優勝の近江が次々と敗れ去る展開、そのうちの2つを破った下関国際は大したものだと思います、まあ監督がちょっと特異な考えを持った人みたいですが。智辯和歌山は自分(一人称)も現地にジョックロックを聞きに行くほどの好きものぶりを発揮してしまったのですが、何か物足りなさを感じました、やっぱり声援がないのがその物足りなさの原因かな。



大阪桐蔭は選手が大阪桐蔭を演じていると言った感じ、圧倒的な力で勝つのは当然のこと、旭川大との試合のようにリードされてもじっくりと追いつめて逆転するのもこのチームの持ち味。しかし下関国際戦では9回に逆転された後は何もできなかったとのこと、これまでこんな場面に直面したことがなかったから弱さが出てしまったのでしょうか、当たり前のように勝って当たり前のように優勝するチームが弱点を晒してしまった感じです。ブラスバンドが『鎌倉殿の13人』を演奏してました、確かにカッコ良かったんだけど応援に適しているかと言われると・・・、アルプス席は演奏会をする所じゃないのだから、もっと選手を鼓舞させるように普通の応援をしてほしいと思いました。
近江はよくも悪くも山田投手に尽きると言ったところ、監督が「今年は山田のチーム」と言うくらいだからここまで徹底した起用法も仕方なかったのでしょう。確かにマスコミやネットではいろいろ批判的なことも言われていましたが、チームにはやっぱりエースで4番でキャプテンが必要、優勝した仙台育英よりはよっぽど高校野球を見せてくれたチームだと思いますよ。ただここまで来たら湖国に旗を持って帰ってほしかったですねえ、今回の近江はアルプスの応援曲も滋賀県を思わせる楽曲が多くて、地元愛があふれる応援の様子が好感的でした。昭和の不遇な時期を乗り越え、黎明の平成を越えて結実の令和です、滋賀県が優勝する日も近いと思います、そうなると奈良が置いて行かれそうな気もしますが・・・。










毎回甲子園が終わったら自分なりのベストゲームを挙げさせてもらっているのですが、今回はこの試合です↓↓↓



コロナ禍の中で開催前に体調不良選手が確認され開会式にも参加できなかった両チーム、49校中45番目、46番目に無事甲子園で試合ができるようになりました。特に強豪校でもなく、有名な選手もいない、派手な大きな当たりもさほどなくそれでも追いつ追われつの試合を繰り広げました。1球ごと打席を右、左と返る選手、暑さのせいで足がつっても投げ続けた投手・・・その後のピッチングがまた圧巻だった・・・、ひたむきに白球を追い続けた両チームの対戦は、近年あまり見ることができなかったこれぞ甲子園の高校野球と言ったかのような試合でした。試合後のあいさつでは球審が「奇跡の試合」と声をかけたように、もしかしたら行われることができなかったかも試合です。いまだ収まる気配のない感染症禍の中で最後の決勝戦まで48試合が無事に行われることができました、この試合はまさにそれを象徴する試合だったと思いました。
さあ、夏が終わると来年のセンバツに向けて秋の戦い、季節を越えての長い戦いが始まります。今年の奈良県大会はこともあろうか天理、智辯、奈良大附が同じブロックに入る組み合わせ・・・ちなみに智辯キラーの生駒も同ブロック・・・、と言うことは今年2枠しかない奈良県からはこの中から1校しか出れないか1校も出れないか、と言う状態になりました。近畿大会の結果次第では来年のセンバツ奈良からは不出場ってこともあり得ます、ちょっと切ない状況ですが始まりはこれからです、楽しみに見届けて行くこととしましょう。甲子園の期間はおろそかになっていた走りの記録も通常運転に戻していくこととしましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち

No.1803 天理が負けた、智辯和歌山も負けた!!

2022-08-14 00:43:56 | 日記
よろしくお願いします。












まあ天理の負けについては前回やりましたからね、もう今更って感じなのですが、さっき(13日夜)奈良テレビを見ていたら21時前のニュースで天理が負けたニュースをやっていた。それは昨日お伝えしなければの案件やろ~、何で今日のニュースで取り上げてんねん、って思ったがその緩さが奈良テレビのクオリティとでも言ったところでしょうか。昨日は県大会予選で決勝を戦った生駒の選手もアルプスに来ていたとか、まあ生駒の当時の事情を考えればいい話なんだけど、ちょっと美談が過ぎるな~って気もしました。
今日(13日)の第1試合の有田工vs浜田の試合は、話題の選手はいないし派手に大きな当たりもなかったが、引き締まったいい試合になりました。いろいろな事情があってやっと試合となった両チーム、しかも有田の投手は熱中症で足がつるアクシデント、それでも最後まで力強く投げ抜きました。試合終了後整列した選手に主審が何か声をかけていたとのことでしたが、その内容は帰宅してから記事で読みました、結構泣けました↓↓↓

「審判「この試合ができたのは奇跡」 集団感染乗り越えた浜田が勝利」

美談が過ぎると言っても、やっぱり美談があってこその甲子園ですね、と言うことで自分(一人称)はこの試合をラジオで聞きながら相棒君を甲子園へと走らせていました。この走りについてはまた別の機会でさせてもらおうと思っているのですが、今日のメインはやはり第3試合・・・。











試合をスタンドで見ることはできないので、せめて球場の外から音を楽しもうと思ってやって来ました。試合は智辯和歌山vs国学院栃木、球場の周りは自転車で走ることができたので、1塁側アルプスの裏の直射日光がまともに当たる場所で球場の雰囲気を楽しむことにしました。そこから聞こえてくるのは智辯和歌山の応援、ちなみに前売りはこの試合が一番売れていたとか、やはりみんな目的は魔曲と言うことか・・・ってまあ自分(一人称)もほとんどそのクチでしたが。その魔曲は5回と6回に演奏されていました・・・ちなみに『ジョックロック』は実際に聞いたことはあるがそれはサトスタで智辯学園の方、智辯和歌山のは今回が初めてでした。演奏を聞けたのは良かったが、ただ掛け声がなかったせいかあまり迫力は感じませんでした、結局2回の演奏で点数が入ったのは1点のみ、魔曲と言うには不発と言った感じでした・・・昨日(13日)の天理の「ワッショイ」は完全に逆魔曲でしたね・・・。それでも1点リードしたからこれは智辯和歌山の勝ちやろ~、と思って甲子園を後にしました。











それがなんや~、このザマは~!!その後は逆転されて本塁打で突き放されてチャンスはつぶしてTHE END、またまた天理とお付き合いで地元に帰ることとなってしまいました。ただ高校野球ファンとしては残念な気も、奈良県民としてはちょっとだけ「ざまみ~!」な気も、昨年のことがありましたからね、でもまさかこんなすぐに消えてしまうとは思いませんでした。国学院栃木・・・ABCラジオのアナが「国栃」を連呼しているのがウザかった、ちなみに解説は作新学院の小針監督、甲子園優勝監督ですがしゃべりはU字工事でした・・・の積極な攻めが功を奏したのもあるけど、49番目の登場の難しさもあったのでしょうか、何年か前に智辯学園も負けてましたからね。中谷監督は選手に夏連覇のプレッシャーを背負わせてしまったと言っていた辺りが、前の高嶋監督が打倒大阪桐蔭に躍起になってしまったために近江に負けてしまったのとダブってしまいました。智辯和歌山には何かそういう背負わなければならない宿命があるのでしょうか、まあそれが名勝負につながるわけですが・・・。と言うことで2015年にもありましたが、今回も天理と智辯和歌山はお付き合いで早々に地元に帰ることとなりました、ウルトラマンに詳しい人なら分かると思いますが、今回のタイトルはウルトラマンタロウのとあるタイトルをもじりました。そのエピソードではタロウもゾフィーも怪獣にやられてしまいますが後に生き返ります、でも高校野球は負けたらもう生き返ることはできません、しかも3年生は引退ですからね、悔いが残るのは当然でしょう、この悔しさは来年の春か夏に取り戻しに来ることとしましょう。でも天理はもう来なくてもいいかな・・・失礼、後は近江に期待を託すことにして、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1798 さあ、8月だ、熱くなれ!

2022-08-01 10:41:22 | 日記
よろしくお願いします。


夏の甲子園の49代表出場校が出揃いました、開会式が6日とのことなのでもう1週間を切ってるんですよね~。楽しみやあ~・・・と言いたいところですが相変わらず感染症禍の第7波は収まる気配がありません、このまま無事通常の開会式が行われるかどうか、もしくは選手に感染者が出て・・・とか、もう心配でなりません。今回高野連は強気に通常開催を進めようとしているみたいですが、昨年も結局無観客に応援も録音でしたからね、あんな寂しい中で決勝を戦った智辯学園が気の毒でした。まあそれはそれとして今年の出場校を見ていくこととしましょう↓↓↓





【北海道、東北】
北北海道  旭川大( 3年ぶり10回目)
南北海道  札幌大谷 (初出場)
青森  八戸学院光星 (3年ぶり11回目)
岩手  一関学院 (12年ぶり7回目)
秋田  能代松陽 (11年ぶり4回目)
山形  鶴岡東 (3年ぶり7回目)
宮城  仙台育英 (3年ぶり29回目)
福島  聖光学院 (3年ぶり17回目)

北海道は駒苫・・・「komatoma」って入力すると一発で「駒苫」で変換される、それだけ認知されているってことだよなあ・・・が2005年夏に優勝して以来春夏優勝はなし、東北はいまだ優勝はなし、となると初めて旗を持ち帰るのはどこになるんや?となるのですが・・・。八戸学院光星、仙台育英、聖光学院とお馴染みの顔ぶれが揃っていますが、自分(一人称)が何気に期待しているのが鶴岡東、3年前にはセンバツ準優勝の習志野を撃破、敗れたとはいえ関東一、花咲徳栄との名勝負が印象に残っています。いまだ決勝進出のない山形県、今年は期待したいところです。


【関東】
茨城  明秀日立( 初出場 )
栃木  国学院栃木 (37年ぶり2回目)
群馬  樹徳 (30年ぶり3回目)
埼玉  聖望学園 (13年ぶり4回目)
千葉  市立船橋 (15年ぶり6回目)
東東京  二松学舎大付 (2年連続5回目)
西東京  日大三 (4年ぶり18回目)
神奈川  横浜 (2年連続20回目)
山梨  山梨学院 (3年ぶり10回目)

上半分はあまり馴染みのない名前が並んでいますが、国学院栃木ってそんなに長く出てなかったのか・・・、と思って調べてみるとセンバツは何度か出てて結構勝っているんですね。今年のセンバツでは国学院久我山が頑張っていたからこんがらがってしまっていたのかも。





【北信越】
新潟  日本文理( 3大会連続12回目)
長野  佐久長聖 (4年ぶり9回目)
富山  高岡商業 (5大会連続22回目)
石川  星稜 (3年ぶり21回目)
福井  敦賀気比 (4大会連続11回目)

ここはお馴染みの名前が並んでいます、まあその中では優勝未経験県の新潟、富山を応援したいところです。高岡商は近年頑張っているイメージが強いので、そろそろ報われてもいいのでは、とも思うのですが、いい所まで来ると大阪桐蔭や履正社などの強豪と当たってしまう不運。でもこの辺りを突破しないと上まで行けないのも確かなこと、クジ運には期待しないのも夏の高校野球の面白いところです。


【東海】
静岡  日大三島( 33年ぶり2回目)
愛知  愛工大名電 (2年連続14回目)
岐阜  県岐阜商業 (2年連続30回目)
三重  三重 (2年連続14回目)

ちょっと意外な記録、愛工大名電は平成以降春は優勝1回、準優勝1回の強豪校だが、夏に関しては1勝10敗とほとんど勝っていない。センバツ優勝の跡の夏はその年初出場の清峰(長崎)、昨年は初出場の東北学院に敗れるなど、どうも不覚を取りがちです。「優勝できなければ帰って来るな」と言われることもある愛知県、県民は名電にどれだけ期待しているのでしょうか・・・?






【近畿】
滋賀  近江 (4大会連続 16回目)
京都  京都国際 (2年連続2回目)
大阪  大阪桐蔭 (2年連続12回目)
兵庫  社 (初出場)
奈良  天理 (5年ぶり29回目)
和歌山 智辯和歌山(5大会連続26回目)

昨夏優勝校、絶対的王者、センバツ準優勝校、センバツ辞退の雪辱を、とマスコミも大きく取り上げる割合の多い近畿地区。センバツの優勝、大阪大会の戦いぶりを見ると大阪桐蔭の優位は揺るぎのないところ、他の48校のうち、どこが大阪桐蔭に土をつけることができるんでしょうかねえ。その一番手とされているのが智辯和歌山、実際に春の近畿大会では智辯和歌山が大阪桐蔭を破って優勝してますからね。その時のスコアが3-2、近年では甲子園センバツ決勝5-2、その前の年の夏2-1と、両校の対決もイメージとは違って結構ロースコアの対戦になっています。もし両校の対戦があるとすれば、今回も実力が拮抗した試合を見せてほしいところです。





【中国、四国】
岡山  創志学園( 4年ぶり3回目)
広島  盈進 (48年ぶり3回目)
鳥取  鳥取商業 (11年ぶり3回目)
島根  浜田 (18年ぶり12回目)
山口  下関国際 (4年ぶり3回目)
香川  高松商業( 3大会連続22回目)
徳島  鳴門 (3年ぶり14回目)
愛媛  帝京五 (初出場)
高知  明徳義塾 (3大会連続22回目)

明徳義塾は昨夏のベスト8、智辯学園との対戦では最後フラフラと上がった飛球がポトリと落ちてサヨナラとなりました。その試合で投げていた左の変速投法のゆうせふ君が今年も甲子園に帰ってきます、昨年は敗れた後先輩から「おまえは泣くな!」と励まされていたシーンが印象に残っていました。毎回強いチームに仕上げながらもなかなか頂上まで行けない明徳義塾、今年はどこまで残れることができるでしょうか。





【九州】
福岡  九州国際大付( 6年ぶり8回目)
佐賀  有田工業 (9年ぶり2回目)
長崎  海星 (3年ぶり19回目)
熊本  九州学院 (7年ぶり9回目)
大分  明豊 (2年連続8回目)
宮崎  富島 (3年ぶり2回目)
鹿児島  鹿児島実業 (4年ぶり20回目)
沖縄  興南 (4年ぶり13回目)

ここも強豪校が揃っています、その中では近年安定した強さを発揮しているのが明豊、これまでは校歌ばかりが話題になっていましたが、その校歌も勝たなければ聞くことができない。明豊は出れば準々決勝まで残ることができるチームと言うイメージ、戦績を見ると接戦や名勝負も多いチームです。大分県と言うと津久見のイメージが強かったが、今やそれにとって代わって明豊がリードしている感じ、今年も頂点に狙いを定めてくることでしょう。




さて、わが地元奈良県代表は天理、出場回数は県岐阜商の30回に次ぐ29回、夏は2回優勝していますが近年は出るだけのチームになってしまっています。前回の2017年はベスト4、準決勝では広陵相手に9回、天理らしくない粘りを見せてくれて久しぶりに夢を見せてくれました。今年は昨夏甲子園準優勝の智辯学園が予選準決勝で敗退、その相手となった生駒は決勝では感染者が出たためにベストオーダーが組めず、21-0と一方的な結果となってしまいました。でもいくら弱体化しても相手に対して手を抜くのは失礼なこと、生駒も最終回にはランナーを3塁まで進めて最後の意地を見せてくれました。試合終了時は天理の選手も喜びはしゃぐことはせず淡々と挨拶・・・2死になった時のタイムで選手間どうしで話して決めたとのこと・・・、中村監督もそんな選手たちの姿勢に対して涙したとか。まあ美談と言われればそうなってしまいますが、ここのところ暗い、悪いニュースばかりだった奈良県だったのでこの話は良かったんではないでしょうか。開幕はもう今週の土曜日、天理、今年はどうだろうかな~、せめて8には残ってほしいところだけど・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち

No.1760 「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」

2022-05-15 20:36:48 | 日記
よろしくお願いします。


昨夜はレイトショーに行ってきました、見てきたのは↓↓↓



初代ウルトラマンの放送が自分(一人称)が生まれた年だったので再放送で見ていたのですが、ほとんどのエピソードは憶えています。今回そのウルトラマンが映画になるとのことで楽しみにして行ってきたのですが・・・、帰ってからネットを見ると賛否両論いろいろとあったのですが、ここはと言うことで感想を述べていきたいと思います、一応禁マークは入れますが多少のネタバレはご勘弁を。


令和と言っても「kaijuu」も「ultraman」の概念もない時代にあらわれた怪獣、その駆除のために結成された「katokutai」=「禍特対」は各省庁からの寄せ集めチームで、現場に出向いても出撃することはなく「kaijuu」=「禍威獣」の弱点をパソコンと数式を駆使して調べ上げ、上司を通じて政府や官僚の許可を得て攻撃を現場に指示する・・・と、なかなか現代的なシステム。怪獣は日本にしか現れないから、外国は武器を売りつけて怪獣の駆除は日本に丸投げして傍観するのみ、まあ確かに怪獣と戦っている時に外国からの千羽鶴はいりませんね、怪獣の攻撃の時には武器の値段を気にすると言う場面もありました。




その禍特対が禍威獣を前にして迎えたピンチに上空から落ちてきたのが金色の巨人、光線技を駆使して禍威獣を倒すが人々からは敵か味方か半信半疑な存在とされてしまう。この辺りは『仮面ライダークウガ』が未確認生命体2号、4号と呼ばれていたことを思い出してしまいました。巨人は「ウルトラマン」と名付けられて2度目の登場でも見事に禍威獣を撃退するが、ネットでは禍特対に所属する神永がウルトラマンに変身する動画が挙げられ、政府からは神永はとされて、追われる身となってしまう。この辺りは『ウルトラマンエース』の最終回で北斗がエースの正体をばらしたために人間に戻ることができなくなると言うエピソードがオマージュとなったのかな。北斗の姿に戻れても彼はウルトラマンとして扱われる、だから地球にはいられなくなると言うハードなものでしたが、今回の場合も諸外国がウルトラマンに興味を持ってしまったために、神永は姿を消さなくなってしまったと言うことでした。そんな神永の助けとなるのが仲間である禍特対、そして相棒となる浅見と言う女性です、ヒーローものでありながらも人間的なドラマもなかなかの見所でした。




次のウルトラマンの登場は外星人ザラブとの対決、この物語では宇宙人と言う言葉も存在しないみたいです、神永も相棒の浅見から正体のことを聞かれた時に外星人なのか?と言われていました。一時は日本政府を味方につけたザラブがとなって町を襲撃、ザラブによって拉致されていた神永は浅見に助け出されてウルトラマンに変身するのですが、自分(一人称)はここが一番印象に残っています。この対決の時に流れた音楽が初代ウルトラマンの時にかかっていたファイティングテーマ、あのPL学園の応援歌によく似た曲です。この曲をバックにウルトラマンが夜の大都会でザラブとの戦いを繰り広げるのですが、このシーンがなぜか泣けて泣けて仕方なかった。確か『ウルトラマンティガ』でティガがピンチに陥ってウルトラマンが現れた時にもこの曲が流れました、ウルトラマンが登場した時に流れる音楽はどれもカッコいいんですよね、この映画ではここだけでしか流れませんでしたが心が躍る場面でした。



初代ウルトラマンでも好敵手だったメフィラスが登場です、ドラマの時と同じように今回は長澤まさみがにされてました・・・まあ別ににしなくても有名なエピソードだから分かる人も多いと思いますが、まだ公開3日目なのでネタバレ禁止と言うことで・・・。長澤まさみに関しては、これはセクハラやろ~、と思うシーンがいくつかありました、出動するときに気合を入れるためにするシーンとか、神永が手掛かりを探るために浅見にシーンとか。まあ本人が楽しんでやってそうだからいいとは思うんですけど、対して同僚の女性隊員には全然そんなシーンはなかっただけに、どっかの団体からはクレームが来るんではないですかね。で、メフィラスですわ、上の写真にあるように演じていたのは 山本耕史、もう怪しさ満点のこの男がこの映画の後半を持って行ってしまった感じでした。名刺には「メフィラス」、神永とで語り合うシーンは『ウルトラセブン』でモロボシダンとメトロン星人が語り合うシーンのオマージュでしょうね。互いに人間の姿をしているのにメフィラスは神永のことを「ウルトラマン」と呼びます、「割り勘でいいな、ウルトラマン」はさすがに笑ってしまいました、今は大河に出ている山本耕史も今後はメフィラスと呼ばれることになるでしょう。


ドラマのウルトラマンでは最終回、ゼットンに敗北して地球を去ることになるのですが、今回もゼットンは登場します。しかしウルトラマンの本当の最後の敵となるのが・・・、この辺りが50年以上の積み重ねの歴史から生み出されたこの映画のクライマックスなんでしょう。ここが一番いい意味で期待を裏切られたところでした、まさか

「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」

を理由にウルトラマンを滅ぼそうとするなんて・・・。神永が浅見に正体を問われた時に人間でもあり外星人でもあると言うのですが、ドラマではハヤタ隊員が何気に変身していたのに対して、神永を演じていた斎藤工はウルトラマンに変身する意味の繊細な部分を名前通りにたくみに演じていたと思います。最近の仮面ライダーシリーズや今回のウルトラマンでもいろいろな30代、40代の有名な俳優さんが変身していますが、みんな子供の頃に見ていて変身願望があったからでしょうね。自分(一人称)が見る前に期待していた、敵を倒してすっきりとした気持ちになる、と言うシーンは全然ありませんでしたが、現代的な疑問を全面的に押し出した内容は決して悪くなかったと思います。まあ子供の頃は何も考えなく、ウルトラマンに限らず、仮面ライダーも戦隊ものも悪い奴は倒して終わり、ってことだけを満足として見ていたわけですからね、大人になればいろいろと疑問も湧いてくるのも当然のことです・・・今やってる『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』はちょっとブラックな部分が見え隠れしているが・・・。そんなわけで『シン・ウルトラマン』、自分らの年齢くらいの大人が見て楽しめる映画だったと思います、まあ子供は理解できなくて置いてけぼりになるだろうなあ、そこが家族で見に行くべきかどうか迷うところですが。ところで『シン』って何を意味してるんだろうねえ、「新」、「真」、「信」、「芯」・・・?、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち

No.1753 Go To 京都・・・センバツを聞きながら

2022-05-04 01:01:16 | 日記
よろしくお願いします。


















センバツが始まって2日目、連休の中日とあって京都まで行ってきました。まあ写真を見ての通りあまりいい天気ではなかったのですが、センバツも開幕日とこの次の日は雨で中止になったわけだから、雨にならなくて良かったと言ったところです。この日は府道22号線を経由して八幡市から京都市へ、途中からは京奈和自転車道へと入り嵐山へと至りました。センバツ開催中と言うことでラジオを持参で走ったのですが、第一試合開始になってもAMでは放送が始まらない。午前10時まではFMでの放送となっていた、夏もこんな調子になるのかな、自分(一人称)のはAMしか受信できないからそうなると辛いのですが・・・。その第一試合では審判が誤審で謝るシーンがありました、ネットではその姿勢が賞賛されていたのですが、まあこの場合は明らかに審判の判断ミスだから良かったんではないでしょうか。最近は審判が投手に詰め寄ったシーンが話題になってますが、あれの理由は当の本人たちにしか分からない感じ、ただ詰め寄った審判にはいろいろな意見が飛び交っています。昔は「俺がルールブックだ」と言った人もいたくらいだから、審判にもそれなりの権威はあるはずなのですが、今は選手に有利な意見ばかり、相手が20歳の話題の投手だから余計に審判には分が悪くなってしまっている感じです。審判ももっと強気でもいいと思うんですけどねえ、自分(一人称)の感想としては、でなきゃますます選手側は強気になるだろうし多方面から同調圧力もかかってしまうだろうし・・・。














走りの方はたくさんの人で賑わう嵐山をあとにして、映画村から妙心寺へ、ちょうど『カムカム』が佳境に差し掛かっている辺りだったので行っておきたい気がしたところでした。甲子園は第二試合目、本来なら長崎日大と京都国際の試合だったが、京都国際が辞退したために近江が出場することとなった。開会式前日に出場が決まってその3日後に試合と言うことで準備が整わない部分もあったのか、近江は9回まで無得点、長崎に2点リードを許している。自分(一人称)の走りも、地元が出場とあって盛り上がるはずだった京都から代理出場となった滋賀県の大津へと向かっている、まあそれは目的があってのためですが。嵐電沿線から北野町へ・・・多分ここに回転焼き屋「大月」があったと推測したのですが・・・、その後は御所を通り抜けて蹴上へと至り山科へ、その頃試合の方は近江が土壇場で追いついて延長戦へ、エース山田投手の力投でついにタイブレークへ、この試合どうなるんだ・・・。




















いつもの大津へのルートである国道1号線、追分からゆっくりゆっくりと歩道を進んで逢坂の関跡に着いた時に試合は終了した。12回にリードした近江が勝利、京都国際の代理出場を見事に勝利で飾った、こうなりゃもう突き進むだけ行ってしまえ、と思ったらその後も山田投手の活躍でついには滋賀県勢ではセンバツでは初めての決勝進出、情けない負け方で早々に奈良に帰ってきた某チームとは大違いです。さて、走りの方は今回は逢坂の関跡で終わっているのですが、先にも述べたようにここまで来たのはある目的があったため、そしてこの前の週に守山へ行った帰りがけに寄った大津の町並をもう少し深く巡ってみようとの目的もありました。その話については次回以降でのお伝えとしておきましょう。近江の活躍で盛り上がった滋賀県、まだまだディープに巡りたい所ばかりですが今回はここまで、ご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち