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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2209 気ままに鉄旅歩き旅、三重県四日市市編(2)

2025-02-06 09:09:26 | 旅行記
よろしくお願いします。















三重県四日市を乗り鉄&歩き旅、西日野を歩いている途中で履いているつっかけの踵を支えるベルトのピンが外れてしまい歩いているとつっかけが脱げてしまう、これは旅にとっては大トラブルです。ちょっと小休止、コンビニでパンを買って食べているとピコーン💡!食べ終わったパンの袋を紙縒り状にしてピンが取れた穴に通して結ぶと、何とか元の状態に戻ってくれた。見た目は不細工だがそんなことはどうでもいい、無事に歩くことができるようになってテンションも再上がり、ここからは旧東海道を一旦戻る形で日永の追分方面へと進んで行きます。何度か自転車で走ったことのある道を今回は歩いて行く、ほんの数センチ目線が下がりゆっくりと巡って行くだけで風景もまた変わって見えてしまう、昔歩いて京や伊勢を目指していた旅人もこんな感じだったのだろう・・・と勝手に思いながら追分の交差点へとたどり着きます。













日永の追分は東海道と伊勢街道が分かれる所、昔はこの場所で本来自分が行く場所と違った方向に思いを馳せることもあっただろう場所です。京と伊勢は東から来た旅人にとっては二大目的地となる所、その分岐点となるわけだから当時のこの追分はさぞかし賑わったことだろう。ここから東海道に入って少しだけいった所にあるのが四日市あすなろう鉄道の追分駅、以前各駅巡りでも来たことがある駅で、ここから電車に乗って四日市へと向かいます。土曜日の午後で学生さんも多くホームは結構人が多い、やって来た電車も車内は割と混んでいたが座席は確保できた、窓から陽が差し込んできて暖かい、四日市駅まではもうすぐだがあまり寝てなかったせいもあってついウトウト来てしまって眠ってしまった。気が付くと四日市駅に到着していてあわや折り返してしまうところだった、少しだるい体を起こして駅を出る、駅前はバスターミナルの工事が結構大掛かりで行われている、それを横目に四日市の中心部を歩き巡りです。アーケード商店街は旧東海道で明るい雰囲気で人の通りもまあまあある、おやおや、何か不気味な人形がありますなあ、いきなり首が伸びてびっくりさせられたやないですか・・・。近鉄の駅前エリアから国道1号線の横断歩道を過ぎるとビルの並びが続く通りだが町の雰囲気は一転、人の通りが少なくなってしまう、やがてJR四日市駅へとたどり着くが市の中心駅とは思えないほどの寂しさです。





















四日市駅からは伊勢鉄道に乗車、この路線も以前各駅巡りしたことがあり快速『みえ』で通ったこともあるが、伊勢鉄道の列車で行くのは初めてのこと。沿線は近鉄名古屋線と丸かぶりで津駅まで続いているので乗客が少ないのは仕方ないところ、JR直通の特急や快速が走るのに第三セクターに任さなければならないのもまさに既成路線と言ったところか。列車は河原田駅から伊勢鉄道線に入る、ほぼ初めてと言ってもいいので窓からの風景を楽しもうと思っていたのだが、ダメだった、押し寄せてくる睡魔には勝てなくてここでもウトウト来てしまった。津駅に着いたことも分からないほど眠っていたらしい、乗務員さんに声をかけられて目が覚めた、四日市駅で購入した切符はここで回収されて、代わりに津駅を出ることができる精算券を手渡された、JR線と同居する路線はやはりこの辺りが不便だ、何とか伊勢鉄道をJRに復帰させることはできないのか・・・、やっぱり無理かな。津駅を出て駅前を少しだけ町巡り、コンビニで食事休憩した後はまた津駅に戻り紀勢線に乗車して亀山経由で帰ることにしたのだが、その列車の中でもほとんど眠っていた。睡魔に勝てなかったのは仕方なかったが、体調が整わないままで出るのはやはりダメだったな~、その辺りは今後の課題です、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2208 香川日帰りの旅(3)・・・琴平から高松市へ

2025-02-04 08:03:53 | 旅行記
よろしくお願いします。

















四国香川の旅は今回が3回目、多度津町から善通寺市を経て琴平町へとやって来ました、ここへ来るのは2018年以来6年ぶりです。久しぶりに金毘羅宮まで上ろうかとも思っていたのですが、時間がなく相棒君を止めておく場所も確認してなかったので今回も断念、これは今後に向けての宿題としておこう。まずやって来たのはJR琴平駅、JR善通寺に続いてこの駅も登録有形文化財、風情のある駅舎、構内、外から見ただけですがホーム、跨線橋などが指定されています。駅を後にて駅前から伸びる道へと進んで行く、大きな常夜灯がありその脇には琴電琴平駅、更に進むとT字の交差点へと差し掛かりそこを左へと曲がると金毘羅宮への参道となります。土産物屋が建ち並び、やがて人も車も多くなって神社の入口、やはりここは自転車で来る所ではないな、ちょっと空気読めない奴と思われそう、でも車で来る方がもっと空気読めてないと思うのですが。神社へ上がるのはまた別の機会としてここは向きを変えて橋を渡ってアーケード商店街へ、その先からが旧金毘羅街道となる、この道が高松まで続いているが旧街道はやがて国道32号線へと吸い込まれ、その後も国道や県道を混ぜ混ぜで高松を目指すこととなります。














琴平から高松までは前回2018年は琴電琴平線を各駅巡り、その前2009年と2013年にも走っていて今回が4回目、何か定期的に走っている感じ、走る度に、ああ、こんな風景だったなあ~と思い出す。途中までは琴電と並走して進んで行くので、前回の各駅巡りの時のことを思い出しながらの走り、国道32号線から逸れて滝宮駅、陶駅、『こころ旅』では最終目的地となった挿頭丘駅など、この辺りも前回の走りを思い出しながらの走りとなっています。やがて高松市へと入り国道の道標には高松駅の文字、旅の終わりは確実に近づいて来ています。


















高松市の中心部へと入り間もなくJR高松駅、この辺りはやはり賑やかで人も車も多くて今日走って来たどこよりも活気を感じる。駅前は特に人がいっぱい、とりあえずここまで来たら海が見たいと思ってその波をかき分けるようにして抜けて行く、ビルの間を通り過ぎた所に横断歩道があるがその道では何かパレードが行われていて警備員が交通整理をしている。指示に従って横断歩道を渡るとその先はフェリーターミナル、前回来た時にはここから宇野までフェリーで渡ったが、その航路は翌年に廃止されてしまった、自転車乗りにとっては梯子をひとつ外された気分でした。その時にも見た夕暮れ前の海の風景、向こうには屋島の特徴のある山並みが見えている、山は夕陽に照らされて少しオレンジ色を含んだ緑を輝かせている。さて、香川日帰りの旅ももう終わりです、高松駅前で相棒君を寝床につかせてこの後は瀬戸大橋線を輪行ですが、その模様については次回もう1枠続けます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち














No.2201 地球を感じる町、明石(2)

2025-01-22 01:35:41 | 旅行記
よろしくお願いします。




















明石への旅は今回が2回目、前回はタイトルに明石を入れたものの行った先は三田で乗った電車は神戸電鉄線、タイトルの場所まで行くことがないまま終わりました。新開地駅から山陽電鉄に乗り換えて山陽須磨駅で普通に乗り換え、明石のひとつ手前の人丸前駅で下車しました。高架の島式ホームで隣にはJR線が通っている、あっ、いきなり『スーパーはくと』が走り過ぎて行きました、そして駅の北側には天文台の時計台が真正面に見えている。ホームに1本線が引かれていてそれが東経135度線、子午線が通る駅としてもお馴染みで近畿の駅百選にも選定されている、これ余談ですが、浅見光彦シリーズで神戸が舞台になった作品があり浅見光彦がこの線の上で時計を合わせていると言うところから物語が始まっています。ちなみに駅名となっている「人丸」と言うのは柿本人麻呂のこと、駅の北側には柿本神社と言うのがあってそこから由来しているのだろう、そう言えば明石市は万葉歌碑もたくさんあって巡ったこともありましたね。













人丸前駅を出て高架の下をくぐると少しくねった上り坂、雨が降ってはいたがその道を行くとすぐに明石天文台にたどり着く。お馴染みの時計台が目の前にそびえ立つ、この時計の盤が示している時間が日本中で定められている時間となっている。その時計台の真下には線が引かれていてそれが東経135度に当たる子午線、もちろんさっきまでいた山陽電鉄の人丸前駅から、いや、それよりももっと海の向こう側からずっと続いていることになる、もっと大きなレベルで言えば北極な南極を経て地球をぐるりと1周していることとなる。さて、天文台に入るとするか、財布を用意して受付へ行くと「今日は関西文化の日で関西地区の博物館はどこも無料です、そのままお入り下さい」と案内された。それはそれは、なんてラッキーなこと、そんな日があるなんて知らなくて別に狙ったわけでもなくここに来たかっただけ、ありがた~い気持ちで館内を巡らせてもらうこととしましょう。

















まあ自分(一人称)の知識なんてどれも付け焼き刃みたいなもの、浅く狭く細くで誰もが知っていることをさぞかり物知顔で言っているようなものです、だから博物館とかってあまり行くのは好きじゃないのですが、今回はそんなの関係ないって感じで来訪しました。ここに載せた写真はほんの数枚ですが、館内ではらせん階段を歩いて各フロアを時間をかけて巡りもう目に見えるものは焼き付けておきたいと言った感じでかなりの枚数を撮りました、1枠40枚で収めるために泣く泣く落としたと言ったところですね。子午線、明石の町、星座、惑星、時計、地球、隕石、宇宙、時間、太陽、風景・・・、館内には1時間ほどいたのですが楽しい時間でしたね。さて、天文台を出て明石の町を、いつもは自転車で走る所ですが今回は歩きで、ちょっと時間をかけて巡ってみることとしましょう、その記録についてはまた次回にて、と言うことで今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2198 気ままに鉄旅歩き旅、三重県四日市市編(1)

2025-01-16 07:44:05 | 旅行記
よろしくお願いします。











ああ~、眠い眠い、昨夜は仕事が長引いて家に帰ってそのままZZZ・・・、ほんの数時間寝ただけでまだ暗いうちに目を覚まして速攻コインランドリーへ。帰った頃にはちょうど夜が明けていて時刻表を調べて奈良駅へ、この日は相棒君をお休みにして単身で三重へと出向きました、今回は三重県のローカル私鉄乗り継ぎと町を歩き巡りの旅の記録をお送りしていきます。亀山駅まではずっ~と眠っていた、JR河原田駅で下りて駅前を通る伊勢街道を徒歩で進んで行く、目指すは四日市あすなろう鉄道の内部駅です。結構距離はあるがこれくらいの歩きはへっちゃらだ~い、別にどうってことない・・・と意気込んだが川沿いの道では結構車も多く危ない、距離も思ったよりあって寝不足の体には辛い。途中で旧東海道へと入る、左へ行くと急坂の采女坂、また行くことになるだろうと思いながら右へと曲がるとすぐに内部駅へとたどり着いた。


















小さなローカル私鉄の終着駅と言っても駅前は車が多い道なので地方で感じるような侘しさは全くない。駅舎のすぐ横には車庫がありそこを通り抜けている線路はナローゲージ、線路の幅は確かに普通の線路よりは狭く感じるし、そこに止まっている車両も一回り小さく見える。切符を購入してホームに入るとすぐに折り返しの電車がやって来た、停車したので写真を撮ろうとしたがホームの長さと3両編成の電車の長さがほとんど一緒で電車の姿が枠に入らない。四日市行きの列車はすぐに発車、以前各駅巡りしたことのある路線だが電車に乗っての旅は初めて、ここは車窓を楽しむこととしよう。ローカル私鉄とは言っても都市部を走っているので途中の駅からの乗車も多く座席もほぼ7割がた埋まっている、線路の幅が狭いからか電車の揺れが心地いい、短い時間の乗車だが眠気が襲ってきて落ちそうになるが、初めて乗る路線なので必死に車窓に目を向けている。途中の日永駅で西日野駅行きの列車に乗り換え、こちらは学生さんでいっぱいで狭い車内はかなり賑やか。たった一駅の乗車で終点の西日野駅で下車、いっぱいの学生さんでホームがあふれて一番最後に駅を出る、ここも各駅巡りで来たことがあってその時はもう一駅先にあった駅まで行ったが、今回は駅周辺に結構見所があるみたいなので歩きで巡って行くこととしよう。


















さっき内部駅で手にした四日市あすなろう鉄道線観光マップを見ていると西日野駅付近には結構見所があるらしい、どこも決して観光に走っているわけでなく、もし駅を下りたら来てみたら・・・と言った具合で押しつけがましさを感じない。特に次の電車の時間も考えないで町を巡っていると突然履いていたつっかけが脱げた、何で?と思って見てみると踵を押さえる部分のベルトが金具がなくなってしまって外れてしまっている。これは困った・・・、今回の旅では長距離を歩く予定をしているだけにこれは想定外のアクシデント、歩いていると何度もつっかけが脱げてしまって気持ちも沈んでくる。ここはちょっとワンクッション置いて考えてみるか、と言うことで朝もまだだったのでコンビニに寄ることに、いつものようにパンを買って食べているとピコ~ン💡!!これはやってみる価値あるかも・・・と言うことでこの話は次回へと続きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち










No.2196 香川日帰りの旅(1)・・・4年ぶりの四国上陸

2025-01-13 19:43:58 | 旅行記
よろしくお願いします。











滋賀、明石に続いてこちらも今回から始まりの旅の記録、行先は香川県、相棒君利用で走って来ました。四国本島となると前回に行ったのが2022年のGW、その時はしまなみ海道の旅で今治に宿泊したのですが2023年は四国に行けずじまい、積極的に出ようと意気込んでいた2024年でしたが秋までは行く機会がありませんでした。11月になって宿泊で行くのは難しくなったけど、お金に多少余裕ができたので突貫日帰り旅で香川に行くことにしました、相棒君を使わない旅も考えたのですがやはり久しぶりの四国、短い時間でも走ることとしました。
岡山駅まではいつもの時間繰り、ここからは瀬戸大橋線に乗り換えるが隣のホームには吉備線、津山線のディーゼルカーが停まっていてやはりそちらにカメラが向いてしまう。一方の山陽本線ホームには黄色の単一色の車両、両側のホームに昭和の雰囲気を漂わせている車両が停車しているところに挟まれて快速『マリンライナー』が入って来た。相棒君の置き場所も座席も確保ができた、瀬戸大橋を渡るのは前回が2020年の年末の旅だったから足掛け4年ぶりか、もうそんなに長く足が遠のいていたんやなあ~。




















快速『マリンライナー』は児島駅を出てその先のトンネルを出ると瀬戸大橋を渡る、これも2020年以来、もう何度も渡っているけどやっぱり渡る度に気分は上がって来ますね。車窓から見えるのは陽光が跳ね返る瀬戸内海、遠くには小さな島が見え真下には橋桁が立つ島の風景もうかがえる、途中に駅を造ってくれたらこの島にも行くのになあ・・・。橋は緩やかにカーブしていて先の方には四国本島、左手側には番の洲のコンビナート、右手側にが瀬戸大橋タワーが見えてくる。宇多津駅の三角形の分岐点を通り過ぎると間もなく坂出駅、2020年の旅以来の下車、その時はここから走り始めたが今回は反対ホームに渡り次の宇多津駅まで、もちろん乗り継ぎの電車が来るまではやって来た電車を撮りまくります。


















宇多津駅前で相棒君を立ち上げてやっとスタート、と思ったらすぐにコンビニがあったのでまずは朝食、やはり腹が減っては戦は何とやらですからね、まあ走りは戦ではないけど。宇多津町を出ると丸亀市、この町は何度か走ったことがあり前回に来た2018年には宿泊したこともありました。この日はサラッと通り過ぎるだけ、と決めていたのですが地図サイトを見るとJR丸亀駅付近には登録有形文化財の印がいっぱい、やっぱりこれは見逃すわけには行かないと言うことで立ち寄ってしまいました。そんなわけで始まりました香川の旅、先にも書きましたが電車旅にしようとも考えていました、結局は自転車旅としたのですがその目的のひとつが文化財巡り、もちろん鉄チャンぶりも発揮してしまいましたが。次に訪れるのは多度津町、多度津駅には巡っておきたい文化財もあるので先を急ぎたいところ、ただその文化財についてはこの時に行っておいて良かったと言うことになりました、その話については次回にて、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち