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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2247 2024年年末、四国~しまなみの旅(5)

2025-05-09 09:03:35 | 旅行記
よろしくお願いします。


















2024年年末の四国~しまなみの旅も今回がやっと最終回、もう5月なのにこの進み具合、毎度のことで申し訳ないです。多々羅大橋で四国に別れを告げて生口島へ、お馴染みのレモンの島は自転車道が通る山の斜面が黄色です。下に下りると海沿いの道は強い向かい風、まあこれは仕方ない、時間的には順調なのでここは調子を保って瀬戸田へと向けて相棒君を進めていく。海に浮かぶ何か芸術品みたいなもの、朽ち果てて置き去りにされたバス、遠くに見えるヒョウタン島、海に向かって何を思うのかと言った感じのお地蔵様、橋を下りて5キロほど走って瀬戸田へとたどり着く。今回は時間に余裕があるのでしおまち商店街を相棒君を推し歩きでゆっくりと進んで行く、今日は大晦日と言うのにここは観光客がいっぱい、自分(一人称)と同じように年明けの準備も置いといて旅行と言う人も多いみたいです。













さてさて、先へと進んで因島、海に近いコンビニで昼食休憩している時にはもう日は西の方へと傾いてきている、旅の終わりは確実に近づいて来ている。因島の西側の外周コースを進んで因島大橋へ、ここまで風に苦しめられてきただけにこの橋は一瞬だけ風をよけることができるホッとできる場所、ここを過ぎるといよいよ最後の島となる向島です。三角点巡りを兼ねてちょっと余裕気味に走って来ただけに、ここまで来るとさすがに日も低い位置に傾いてきていていよいよ寂しい気持ちになってくる。ここも左手側に海を見ながら外周コースを進んで行く、更なる日の傾き具合がますます帰りたくない気持ちを湧きあがらせてくる、しかし一方では帰りの電車の時間を気にしている部分もある、とりあえず残された時間を存分に楽しむことにするか。


















因島から本州へはもちろんフェリーだが、知っているフェリー乗場へと行くと閉鎖されていた、航路が廃止されていくのは自転車乗りにとっては死活問題、もうこれ以上なくさないでほしいと思うがそれを旅人が言うのは大きなお世話か。少しだけ道を戻ってフェリー乗場へ、目の前の海を渡るともう現実の世界に戻ってしまう、その隔たりの時間はほんの数分で旅の最終目的地である尾道へとたどり着きました。ここで最後の三角点巡りを済ませてふたたび尾道駅前へと戻ってきて、3年連続で同じ場所で相棒君を寝床へとつかせる、信号を渡って尾道駅へ、ここからは帰りの経路のことを考える現実の時間です。普通電車で岡山駅、そこからは新幹線で姫路駅で新快速に乗り換え、こちらも3年連続で年明け前に奈良に帰ることができました、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2245 絶体絶命、『やくも』が止まった!

2025-05-05 18:15:36 | 旅行記
よろしくお願いします。








GW、いかがお過ごしでしょうか・・・な~んて月並みなあいさつで始めてしまいましたが、先週からの仕事の疲れが尾を引いてどうも体調がよろしくない。それでも連休に入って1日は岐阜から滋賀にかけて乗り鉄&歩き旅、そして3日~4日は初めて山陰地方と言うことで島根県へ行ってきました、今は旅から帰ってきて結構疲れているので家でまったりしております。

自転車の旅は鳥取県の米子駅前からスタート、これが相棒君と走る初めての鳥取県です。米子市から境港市へと走りそこからベタ踏み坂を渡って島根県入り、もちろん島根県も初めて、全く未知の道を走り松江市内へと至ります。宿泊は松江駅近くのビジネスホテル、明けて4日はJR松江駅から輪行で出雲市駅へ、ここからスタートして大社町へ、昨夏の甲子園の大社高の活躍が今回の旅の誘いと言ってもいいところでしょうただ大社と言っても出雲大社には寄らずに何をやったかと言えば一畑電鉄の路線巡り、実はちょっと_| ̄|○な出来事があってテンション下がり気味でしたが態勢を立て直して松江市に向かって走りました。宍道湖沿いの走りはなかなか快適、しかし旅もいつかは終わります、最後は去りがたい感情を押さえて宍道湖と松江市に別れを告げて松江駅から岡山行特急『やくも』24号に乗車、このまま快適に岡山へ・・・となるはずでした。











『やくも』24号は米子駅を出て伯備線へ、列車はほとんどが山間部の中を快適に進んで行く、車内はGW中でもこんな感じか、ってくらいに空いている。順調に進んで新見駅に到着、岡山まではあと1時間ほどか、と思っていたが列車はなかなか発車しない。やがて車内アナウンスが流れて沿線で落石があったとかで運転見合わせとなってしまった。発生時間が17時45分頃だからちょうどこの列車が新見駅に着いた頃だからすぐに動くだろうと思っていると、「係員が現場に到着するのが19時頃」とのアナウンス、余裕が一気の大ピンチと陥ってしまった。座席横にコンセントがあったのでスマホの充電ができて多少落ち着くことができたが時間の方は厳しいまま、22時までに岡山に着かなければ奈良に帰ることができない。でもジタバタしたってどうしようもない、ここはおとなしく待つしかない、幸い特急乗車前に食べ物は買っておいたしスマホも充電できた、でもいつ動いてくれるのか・・・。
















列車は19時を過ぎてすぐに途中までの条件で運転再開、次の備中高梁駅に停車した後はそのまま止まらずに一気に伯備線を通り抜けて岡山駅へと到着した。アナウンスでは85分遅れ、落石の状況が軽かったこともあってすぐに動いてくれて助かった、これで自分(一人称)は奈良に帰ることができる、でもこの時期全席指定になっている新幹線『のぞみ』に乗るはずだった人にとっては大迷惑。岡山駅新幹線改札口では『やくも』乗客のために自動改札を通らないでいいと言うことで、自分(一人称)も便乗してそこを通らせてもらった。ホームに上がると『のぞみ』が入線、乗るはずだった切符を持っている人たちはデッキに立つしかない状態、車掌室の窓から乗務員さんが顔を出していたので、自由席券だが『やくも』からの乗り継ぎで乗車していいか?と聞くとお立ちならOKとのことで乗車させてもらった。新大阪駅では5分でおおさか東線に乗り継ぎ久宝寺駅でも7分で乗り換え、トラブルがあったにもかかわらず奈良には23時までに帰ることができました、まあ旅にトラブルは付き物、いや、憑き物と言ったところでしょうか。今回の米子、松江、出雲の旅は写真のまとめができ次第、また旅の記録をお送りしていこうと思っています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2240 2024年年末、四国~しまなみの旅(4)

2025-04-21 09:16:50 | 旅行記
よろしくお願いします。


















四国~しまなみの旅は2日目、2024年最後の朝は雨となりました、まあそんなに気になるほどではないので普通に今治を出発して来島海峡大橋を渡って大島へと入りました。雨は上がって日も差してきたが空にはまだグレーの雲もかかっていて油断はできない状況、何より風がきつい、この年末の走りでは強い風に悩まされっぱなしだが今日もそんなことになりそう。しまなみのルートとなる国道317号線を進んで町に入った所にあるコンビニで朝食休憩、その後は上り坂に差し掛かって峠越え、この辺りはもう何度も走っているところなので特に苦にはなりません。坂を下ると一気の下りで海が見えてくる、その海に浮かんでいるのは水軍の城、それを横目に見ながら海沿いの道を進んで行くと伯方大島大橋が見えてくる、がこの向きは風がきついな・・・。














橋を渡り終えて伯方島に上陸、まずはいつもの道の駅へと立ち寄ります、さっき糸山で見たのと同じようにここにも「SHIMANAMI」のモニュメント、最近は何やら映えを狙ってとかでこんなのが流行りですかねえ。道の駅を後にして国道から海道ルートの横道へと入る、この道は造船所のすぐ横を通るので巨大な機材やクレーン、船体を間近に見て走ることになる。真下から見上げるとあの機材が頭に落ちてきたらどうしよう・・・とか余計なことを考えてしまう、まあ本当にそんなことになったら大惨事、絶対にありえないことなのでこの厳つい光景もこの島のお馴染みの風景として通り過ごすことに。その後は次の橋への上りが待ち構えているが、もちろんこの上りもかつて知ったると言った感じ、特に苦もしないで立ち向かっていくこととしよう。
















くねくねした道を進んで行くと次の大三島橋へと差し掛かる、ここは海面から高い所にあることもあって結構風がきつい。橋を渡り終えるとしばらくは山の中の下り道、木々に囲まれて日差しがあまりなく道は枯れ葉が落ちていて滑りやすくなっている、気をつけて行かなければならない。道を下りきると海が間近にあってその向こうにはもう次の生口島も見えている。ちなみに今回の走りの目的のひとつである三角点巡りについてはここまでルート上に巡れるものがなくて成果は上がっていない、ここ大三島でマップに印が付いているのは上の写真にある海に浮かぶ島にあるので、それを見に行くことも不可能、どうもこちらの巡りは今治の時と同じく暗雲が広がったまんまです。しまなみルートは大三島ではわずか5キロ程の行程、多々羅大橋を目の前にしていつものように道の駅に寄って一休み、ここにもサイクリストの聖地と言うモニュメントがあるが・・・自分(一人称)は興味なし。トイレと寒さ対策でホットの水分補給を済ませて、さあ、いよいよ多々羅大橋へ、そしてここまで走り続けた四国とはお別れで広島県へと入ります、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No,2235 兵庫、子午線巡りの旅(3)・・・最終目的地、三木市

2025-04-08 23:58:54 | 旅行記
よろしくお願いします。
















兵庫子午線巡りの旅、前回室生寺へ行った記録をお送りしましたがこの走りはその翌日とのこと、奈良では雪が残っていましたからねえ、当然この日も寒かったわけでその中を走ったのですがなかなか厳しい走りとなってしまいました。旅の方は国鉄鍛冶屋線廃線巡りから西脇市の日本のへそ公園にある経緯度交差点へ、その後は西脇市の中心部から離れた所を走りやがて加東市へと入りました。ここまでは順調だったのですが、ここからはこれまで走ったことのない未知の道・・・ってシャレじゃないよ・・・と高低差と寒さに苦しめられることになりました。加東市はこれまでにもよく来ている所だがこれまで走ったのはほとんどが加古川沿い付近、今回は小高い所を進んで三木市を目指します。当然目には見えないけど走っている頭上には子午線が通っていて、道はそのラインを纏わるようにくねくねとしている感じ、途中では子午線標識を見ることもできました。














その後もこれまで走ったことのない道、走ったことのない場所、マップを見ると緑色ばかりだから小高い所だろう、そんな所を地図の道に倣って南へと進んで行くのですが、まあ寒いわ高低差が結構きついわで・・・、まあ覚悟はしていましたけどね。甲子園の強豪校でお馴染みの社高もこの辺りなんですね、何年か前の秋の大会では天理がボロ負けして翌春のセンバツに奈良からは不出場と言う屈辱を味わされたこともありました・・・ってまあセンバツに出ても屈辱を味わされましたけどね。結構山に囲まれた所を進んでいて本当にこの道で合っているのか、途中で見た住所の標識には小野市とあったので違う方向に向かっているのかも、と不安にもなったがやがて写真にある三木市の表示がある場所にたどり着く。マップサイトで確認するとこの道を南へと進むと三木市の中心部へと行くことができる、時刻ももう夕方に差し掛かっている、先を急ぐこととしよう。



















かなり高い部分を走っていたようで急な下りが続き、やっと町らしい場所へと差し掛かって来た。やがて十字に横切る道が湯の山街道、やっと見たことがある風景にやって来ました、旧街道付近はイベントが行われていて人も多く賑やか、ただそんな中で観光地でもない場所でカメラを構えるのはやっぱり気が引けてしまう。神鉄恵比寿駅付近は子午線が通っていて、それに関するものもたくさんある、コンビニ前にある碑は以前も写真を撮ったことがある、その向かいには時計台を擁するの店舗があってそこも大きく三木市に子午線が通っていることをPRしている。駅前の交差点には灯篭風の時計台、これは最近できたものかな、前にここに来たのが2021年の大晦日だったがその時はなかったと思う、まあ思えば長い間来てなかったんやなあ~。さあ、旅も終わり、本来なら子午線をたどって明石市まで行く予定だったが最初の道草のおかげで予定がかなり縮小してしまった、まあいい、これは次回への宿題としておこう。神鉄恵比寿駅から輪行しようと思ったがイベントで結構人が多いので一駅分だけ走ることにした・・・が再び急な上りに見舞われてこれがきつかった。たどり着いたのが神鉄志染駅、もう走る余力は残っていない、駅前で相棒君を寝床につかせてここからは奈良まで、長い道のり帰り道です、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2232 2025年新春浜松の旅(3)・・・悲劇の湖と東海道

2025-03-31 08:25:17 | 旅行記
よろしくお願いします。









2025年最初の旅は豊川市から姫街道を経て浜松市へ、大河ドラマ『どうする家康』に因んだ地を巡っているのですが、2023年の放送時に走ろうと思っていたのが伸びに伸びての宿題となってしまい、やっとこの日に実現となった次第です。姫街道を進んで浜松市の中心部の近くへとやってきて旅ももう後半戦、ここからは方向を変えて台地を下って佐鳴湖へと至ります。ネットで見るとあまりいいことが書かれてないのですがここが家康の正室瀬名が命を落とすことになった場所、築山殿についてもネットなどで見るとあまりいいイメージのない文字が並んでいるのですが、大河での有村架純さんが演じての最期はあまりにも儚いシーンでした。その最期の場所となった船着き場から見た湖は陽光でキラキラしていたものの、そこから先は北回りで湖沿いを走ったものの湖はほとんど見えず。一旦台地の上りに苦しめられて下った所でやっと湖を見ることができたのですが、湖の周囲には遊歩道もあったみたいなのでもうちょっと予習していった方が良かったな、ちょっと悔いが残ってしまいました。

























台地を下りきって旧東海道へと入りました、時刻はもう夕刻に差し掛かっていてそろそろ帰りの心配もしなければならないところ、最終目的はJR弁天島駅と決めて走り続けます。東海道は普通に住宅が並ぶバス通りだがやがて松並木が立ち並ぶ道となり旧街道の情緒たっぷりの風景となる、ああ~、ここを走るのも久しぶりやな~。やがてたどり着いたのは舞阪宿、国道1号線から分かれた道には宿場町の風景が続きやがて浜名湖へと突き当たる、もちろん往時には橋などなかったので旅を行く人たちはここから向こう岸まで船で渡らなければならなかった。写真を見ても分かるようにもう空は暮れかかっていて陽も西の空低くで沈むのを待つばかりとなっている。時間まで写真を撮った後は弁天島駅へ、相棒君との旅はここで終わりです、相棒君を寝床につかせてホームに上ると新幹線がすぐ隣を走っている、これはまさに絶好の撮影場所じゃないか、いつかはここにドクターイエローを捕まえに・・・とまたまた宿題を残して浜松の旅は終わりました。
















センバツは横浜の優勝で幕を閉じました、まあ下馬評通りと言った感じ、やっぱり強かったですね。智辯和歌山もよくやった!・・・とはなあ~、言いたくないよなあ~、この点差ではなあ~、近畿最後の砦だっただけにこの負け方はちょっと頂けないですねえ。試合は前半は拮抗してたのですが6回表のカウントの途中での投手交代で流れが決まってしまった感じでしたね、あの1球は名勝負を語るに値する1球になったと思います。まあ頑張ってほしいと思っていた智辯和歌山ですが、2021年夏の決勝のこともあってちょっとだけ溜飲が下がる思いも・・・、だって智辯学園は横浜に2連勝してますもんね、ただ今度やったら負けそうだけど・・・。さて、毎回大会が終わった後に自分なりのベストゲームを選ばせてもらっているのですが、今回は壱岐vs東洋大姫路にしました、壱岐の生き生きとした選手たちのプレーと応援、そして東洋大姫路には暗雲が・・・、それが今日の決勝にもつながったのではなかったでしょうか、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち