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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1683 チョイ To 精華町・・・緑の支配が終わる時

2021-12-06 09:20:17 | ふうけい
よろしくお願いします。




















今回はまず言い訳から、このところ更新のペースが鈍っています、まあ相変わらずのネット接続不良が原因なのですが、実はこのところ体調が良くないこともあります。11月の負傷の件が尾を引いているようで、この間病院に行った時にちょっとした異常が見つかりました。今は薬で治療しているのですが月末にまた検査を受けることに、仕事や走りは特に変わらなく行けているので症状は軽い・・・先生が案外軽口で話してくれたのでそう思っているだけだが・・・と思うのですが、心配性な自分(一人称)にとってはこのところ沈んだ日々を送っているところです。まあ心配なことは口に出してしまえば・・・ここは文章にしてしまえば・・・ちょっとは気が晴れるかも、と言うことで年末も変わらぬ調子でお送りしていくつもりです。それでは本文と行きましょう、今回は10月中旬の稲の収穫の時期に精華町方面をチョイ走りしてきた記録をお送りしていきます。
















奈良から走ってきて国道163号線、JR学研都市線西木津駅を過ぎると山田川に架かる橋を渡って木津川に沿う自転車道へと入る。高い位置から見える開けた田園風景、夏は緑一面の稲穂の絨毯が吹く風にユラユラ揺れていたが、そんな光景も多分今回が見納めとなってしまいそう。そんなわけで今回はその風景を目線で見てみようと言うことで、普段は行くことのない畦道を進んで行きました。作業中の農家の皆さんにはちょっと迷惑かけてしまったかも知れませんが、見える風景を手当たり次第に四角い枠に収めていきました。1番目のゾーンにある近鉄木津川台駅は近くにあるニュータウンの最寄り駅として新しく造られた駅、自転車道からは田んぼの真ん中にポツンとあるように見えているが、場所が悪いせいかあまり乗降客数は多くないみたい、まあその長閑さが今回の写真にいい演出となってくれたわけですが。駅を離れて線路沿いにある畦道を先へと進んで行くと・・・やっぱり行き止まり、今来た道を戻ってその後は田んぼを目線で追える道を選んで進んで行く。















今回は緑の支配が終わる、とまあちょっと恐ろしそうな表現を使っているのですが、この日は付近の田畑では収穫が盛んに行われていました。至る所で機器の音が聞こえ、収穫が終わった一面は燃やされて黒くなってしまっている場所もある。春の終わりの田植えから始まった緑に囲まれた風景も多分この日で見納めとなってしまう、多分奈良でも各地で収穫が行われていて、来週はもう緑に囲まれた風景は見ることができなくなってしまっているだろう。風景に寂しさを感じるようになると季節も一気に冬へと差し掛かって行くかのよう、また来年の春まで色のない風景を見ることになるわけだが、そこからまたネタになりそうな光景を切り取って、ここで紹介していくことと・・・と言いながらも、緑に囲まれた風景はまだまだストックがあるので、これからも小出し小出しで行くこととなりそうです。季節外れは毎度のことです、引き続きのお付き合いよろしくお願いします、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1680 巨椋池で川巡り

2021-11-29 08:13:09 | ふうけい
よろしくお願いします。
























前回『再訪、巨椋池』と題して京都方面をチョイ走り、伏見区から一旦京都駅の北側へと入った後は再び伏見区へと戻って宇治川沿いへ、その後は国道1号線へと入り以前も訪れたことのある東一口の町へとやって来ました。その時に気になっていたのが宇治川へと合流する2本の川、東一口の集落はこの2本の川に挟まれるようにしてあるが、ここは元は巨椋池の中州になっている所であって集落は河川敷より一段高い所に位置している。2本の水路が合わさって宇治川に流れる手前にあるのが久御山排水場、国土交通省の冠がついているから国の管轄にあるのだろうか、大きな水門が威圧感を示している。2本の川のうち写真3枚目~5枚目にある水路には「巨椋池排水幹線」と何とも機能的って言うか人工的な名前が付けられている、そしてもう1本、集落の南側を流れているのが古川、今回はこの河川を追って城陽市方面へ向かって行ってみようと思います。













向こうが機能的な名前に対して古川は何とも古めかしい感じ、この川を追って行くとその語源となっている所へと行けるのだろう。そう思いながら東一口の集落を抜けると川の向こうに見えているのが久御山Jct、高速道路と一般道が十字に交差して道路がややこしく入り込んでいる下を川は何気ない感じで流れている。ジャンクションを通り抜けると目の前には一面緑の風景が・・・走ったのは7月の中頃、田植えもひと段落して苗も伸び始めてきている・・・広がっていて、その緑の中を古川が貫いている。この緑色の場所が昔は巨椋池だったのだろう、ずっと広い範囲でその光景が広がっていて建物や町ははるか先の方に見えていて、古川は田園風景の中で第二京阪と大久保バイパスの間で真っ直ぐ南へと並行している。今回は『巨椋池で川巡り』ってちょっと違和感のあるタイトルを付けたのですが、まあその巡りはそのタイトルのまんまですからね、この辺り、川が一直線に流れているのはここが埋め立てられたて区画された所だと言うことをうかがわせているかのようです。















田園風景が終わり住宅地の中へと入ると古川も緩やかなカーブを描いての流れとなってくる、久御山町から宇治市へ、この辺りは昔から川の流れがあって巨椋池への流れ口となっていた所だろう。川はその後城陽市へと入るが大久保バイパスとはずっと並行したまま、そして西側は第二京阪に代わって木津川の堤防が寄り添ってくる。川沿いを進んで行くことはできたが、途中からは川岸の工事が行われていて、そんな雑然とした光景がずっと続いていてもう見所もなさそう、と言うことで川から離れてバイパスの歩道を進んで城陽市の中心部へと向かうことになった。ちなみに古川の名前の元となった地名は、この界隈では見つけることができなかったが、後で地図で調べてみると城陽市の一番北にある上津屋地区・・・あの流れ橋がある所です・・・に古川小学校と言うのがあったので、ここら辺が古川と言う地名だったかも知れない。この近くのバイパスには城陽平川と言う交差点があるが、その平川と言う地名も古川からなまってできた地名かのように思える、まあすべては予測の範囲での話なのですが。そんなわけでちょっと中途半端な形で終わった川巡り、でも巨椋池はまだまだ探ってみたい所でした、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1676 藤原宮跡、2年ぶりの風景

2021-11-23 18:49:06 | ふうけい
よろしくお願いします。














今回もチョイ走り、橿原市へとやって来ました、まあ最近は月に一度は来ているのでもう毎度毎度と言った感じ、特に真新しい発見もなくいつもの見慣れた風景ばかりの中を走って、まずはこれも定番と言った感じの元薬師寺へとやって来ました。前回来た時は9月の半ばで彼岸花が咲き、ハスの花もまだまだ残っていて、水田からはチラリとホテイアオイも顔をのぞかせていました。感染症禍のためにそのホテイアオイの植栽が行われなかったため、寺院周辺の水田には苗が植えられもう収穫間近と言ったところでしたが、この時は収穫も半分くらいまで終わってしまっていて、緑に支配された風景もそろそろ終わりを迎えようとしていました。この季節が過ぎて寒い冬を迎えると風景的にも見所がなくなってしまう所ですが、それでも今後もチョイと走りに来ることになるでしょう、何か新発見、再発見ができればいいと思うところです。




















2番目、3番目のゾーンでは藤原宮跡のコスモスが咲く風景をお送りしています。ここも9月に来た時は赤と緑の交響曲が鳴り響いていたのですが、その色のなくなってしまった場所には2年ぶりにカラフルな花が咲き誇っていました。昨年は感染症禍の影響でコスモスの植栽は行われず、確かにたくさんの人が訪れるだけあってそれも仕方ない感じだったですが、今年はいつもと同じ秋の風景が戻ってきてくれました。そしてそれに呼応するかのようにたくさんの人も訪れていました、感染症禍は多少収まりつつはあるもののまだまだ心配なところ、人々もソーシャルディスタンスは守っているかのようでした・・・と言っても、この風景を目の前にした時にはもうあれやこれや言えないですね、2年ぶりの花が咲く風景です、見に来てくれた人それぞれが心に残る風景を持って帰ってほしいところです。

自分(一人称)が今回見たかった風景は花と大和三山のコラボレーション、春は菜の花、夏はハス、そして秋はコスモスと、それぞれが緑の山をバックに映える姿を見せてくれています。畝傍山の横には二上山も見えるのですが、この日は西からの日差しがきつくてあまりハッキリとは見えませんでした、いつもは主役に据える二上山もここでは脇役に成り下がってしまいます。そしてコスモスの花が咲き乱れる横には夏の間この場の主役を張っていたハスの畑、今は花も葉も枯れてしまってエキストラにも慣れない状態、これも季節の移り変わりが為す現実です、また来年見に来ることとしましょう。


















さてさて、話は変わって・・・朝ドラ『カムカムエヴリバディ』、ここまではなかなかいい感じですねえ、まあとにかく前作が暗かったのでそれを引きずらない感じの作りがいいと思います。今回は3世代ヒロインがリレー方式で主役を務めるとのことで展開も早いですね、始まってから3週間で出会いから結婚、出産と来て戦争、今日(23日)の空襲のシーンは見てて辛かったなあ。ヒロインの身にもまだまだ辛いことが続きそうですが、主演の上白石萌音さんが前向きな姿勢で乗り切ってくれることでしょう。あの背負われた子がこの後深津絵里になって、最後は元AKBの人につなぐってことですが、となると初代ヒロインはいつか亡くなってしまうんですかね、それはちょっと見たくないなあ~。その時も上白石さんがお婆さん役をやるんですかね、そこは夏木マリに代わってもらって・・・って、前作に出てたから無理か。まあ今までになかった3世代リレー方式の朝ドラ、今後も楽しみに見届けていきたいと思います、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1668 再訪、巨椋池

2021-11-07 21:54:01 | ふうけい
よろしくお願いします。















夏は感染症禍の中で緊急事態宣言も発令されていて県外への走りは控えてはいたのですが、それでもたまには奈良に近い所の県外の地域には走りに行ってました。その日も特に行く当てもなく平城山を越えて京都府に入り自転車道を進んで八幡市へ、そこで折り返して巨椋池界隈を回ろうと思っていたのがなぜか御幸橋を渡って京都市伏見区へ、その後は納所交差点からは千本通へと入りました。あとはそのまま進んで行って名神の下を通り過ぎるともう京都駅は近い、大宮通経由でJR東海道本線と新幹線の下をくぐり抜けると京都の中心部へ。しかしこの行程は予定外だったし感染症禍の時期と言うこともあってすぐに折り返し、上の写真にある疎水が流れる場所へとやって来ました。ここは京阪本線が地下区間から抜けてすぐの所で、新幹線とJR奈良線が対になって水路を渡る風景が見ることができる。新幹線とはここでお別れとなるので写真を撮って行こうと言うことに、頭の部分しか見ることができない所だが、駅の近くなので車両はゆっくりと走ってくれる、まあ予定外の行動なので今回はこれで良しとしておこう。




















再び伏見区に戻ってきて、京阪中書島駅から川沿いに出て京阪線の踏切を渡る、京阪本線が渡っているのは新高瀬川・・・写真では「ひがしたかせがわ」とあるがそこは気にしない気にしない・・・、伏見区に入る手前で疎水から分かれてこの踏切の先で宇治川へと合流する。さっきの場所では写真が撮れなかった京阪電車をここで狙うことに、通り過ぎる本数が多いので自分流のルールとして特急が通り過ぎるまで待つことに。その特急も通り過ぎて四角い枠に確保できたので再び走り始まることに、道は川沿いに通っていてカーブになった所が新高瀬川と宇治川の合流点、そのまま宇治川沿いを進んで第二京阪の下をくぐり抜けて国道1号線へと出る。ここは信号がないので向こうの歩道には行くことができないのは昨年来た時に学習済み、そのまま左側の歩道を進んで行くと途中で国道から分かれてぐるりと曲がりこんで国道の下をくぐって反対側の車線へと出ることができる、そこからは田園風景の中の道を進んで前にも訪れたことがある東一口の町並へとたどり着く。

















この辺りは巨椋池の西側に当たる場所、そう言えばこの間夜中にやっていた『ブラタモリ』伏見の回で、宇治川と木津川に囲まれた辺りは元は池となっていた所で、集落のある東一口や桃山の南に当たる場所は豊臣秀吉が堤を築いた場所、この堤が3つの川を合流させる元になったと説明されていた。今は埋め立てられて田園風景となった場所、そこを走った記録は昨年にお送りしました、低湿地で水害が起こりやすい場所には水はけをよくするために小さな用水路が張り巡らされているが、その中では大きな水路であるのが古川、今回の巨椋池巡りの〆はこの川を追って城陽市まで行ってみようと思います。その記録については次回と言うことで、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち


追記・・・またまた更新の間隔が空いてしまいましたが、実は仕事中に事故ってしまい救急車で運ばれてしまいました。転倒した時に頭を打ったらしくしばらく気絶していたとのこと、その日のうちに帰ることはできましたが頭痛と吐き気が結構ひどく、パソコンを開くのも鬱陶しい状態でした。今日、無理して吐いたら頭痛も収まって体調も良くなったので、久しぶりの更新へと至りました。まだ経過観察中ですが、この先もペースを崩さないようにしていきたいところです、まあ大丈夫だと思うのですが・・・。









No.1658 滋賀の旅2021年夏編(5)・・・琵琶湖サンセット

2021-10-20 07:45:34 | ふうけい
よろしくお願いします。



















泊りがけで走った滋賀の旅、初日もいよいよ大詰め、ここまでは朝に近江今津駅を出発してから、塩津~木之本~北国脇往還~春照とほぼ北近江のゴールデンコースを巡ってきました。本日のラストは米原、彦根付近での万葉歌碑巡り、その模様についてはまた別の機会でのお伝えとして、今回は夕暮れ間近の琵琶湖を突き合わせて本日の宿泊先である彦根を目指しての走りの記録をお送りしていこうと思います。
春照からは南へと米原方面を目指して走る、本来なら長浜や醒ヶ井へと行ってみたい気持ちもあったが、あまりにも時間がなさ過ぎて今回は泣く泣くカット。とにかくこの旅の目的である万葉歌碑巡りをまず終わらせておきたいと言うことで、次の町を目指して走ることにする。と言うことでやって来たのは・・・ここはどこだ~?今までに来たこともない所、能登瀬と言う町でこの中に万葉歌碑があるわけだが、あらかじめ予習した道筋通りに走ったらそれがまあ結構なアップダウン、まさか旅の終わりにこの峠越えは予想外だった。万葉歌碑は2つあるのだが1つは見つけることが出来なかった、もっと粘っても良かったのだがいよいよ時間がなくなってきた、ここはあきらめるしかない、と言うことで先を急ぐことにしよう。















西日が真正面から目に差し込んでくる中を、国道8号線、JR北陸本線を越えて琵琶湖に近づいていく、この日最後の万葉歌碑は琵琶湖に近い場所に偏っている。たどり着いたのは世継と言うちょっと変わった地名の集落、湖岸道路を走っていると交差点名で見かけるが、町へと入るのはこの時が初めて。ここでは万葉歌碑はキッチリと確保、ちょっと興味があったので小さな集落をぐるっと一巡り、町の案内の看板を見ると結構見所がありそう。そんな中で気になったのが「かなぼう」・・・って何ぞや、看板の左下にはその説明が絵で描かれている、なるほど、この集落の中に5つあるわけか。今回の旅は水を巡ると言うのもあったので、これはテーマにピッタリ、時間はそんなになかったが駆け足でその5つを巡ってみることに。しかしいくら狭い範囲でも、入り組んだ町の中でたった今知ったばかりのポイントを探し当てるのは結構大変なこと、結局上の写真にある2か所しか探し当てることが出来なかった、そんなわけでこれは次回への宿題となってしまいました。さて、集落を抜けるともう走り慣れた感のある琵琶湖の湖岸道路、もう日は沈みかけと言うくらいのところにまで落ちてきている、巡る予定の万葉歌碑はあと残り2つ、さあ、急いで行くこととしよう。


















まずひとつ万葉歌碑を確保、残すひとつは湖岸道路の途中にあるとのこと、右手側にもう今にも沈もうとしている夕陽を見ながら進んで行くことに。湖面に夕陽が跳ね返り風景が金色の輝いている、これぞまさに泣ける風景、この時間に琵琶湖のこの辺りを走るのは初めて、まあむしろ狙って彦根を宿泊先に選んだわけだから目的は見事に達成されたというわけだ。最後の万葉歌碑は探し当てるのに結構苦労したが・・・地図サイトで検索した神社名が分祀の場所を示したので、そこを探しまくったが見つからず、あきらめて湖岸道路を走っていると、こんな分かりやすい所にあったのか・・・、無事に確保することが出来た、あとは彦根の宿泊先を目指すのみ、日が沈み切って残照のみとなった風景の中を進んで行く。松原の湖水浴場、鳥人間コンテストのジャンプ台が見えている、そこから定期船乗場を経て琵琶湖から離れて彦根の中心部へ。予約した時間からは少し遅れたが無事今夜の宿泊先のホテルへとたどり着いた、あまりいいホテルではなかったが素泊まりなのでこれで十分、ただ夕食はこの時期、ちょうど滋賀県では感染症禍が拡大し始めていたこともあったのでコンビニで済ますことに。この日は東京オリンピックの開会式の日、その模様はホテルのテレビで見させてもらいました。さあ、明日は滋賀の旅2日目、確認の走りはまだまだ続きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち