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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1421 過去旅より・・・瀬戸の夕景

2020-09-10 10:03:43 | 瀬戸内
よろしくお願いします。

















今回は過去旅、2018年の年末に松山、芸予諸島、しまなみ海道を走った時の記録から、旅の行程では一番最後の部分になる生口島から見た瀬戸の海の夕景をお送りしていきたいと思います。大晦日、大崎下島、大崎上島を巡ってフェリーで大三島へ、帰りに乗りたい電車があるとのことで宗方港から瀬戸田まで2時間での走りを試みたのですが、宗方からのアップダウンと瀬戸の風景に気を取られてしまって案の定の断念、ちょうど夕刻の時間に差し掛かることでここはゆっくり自分のペースで走ることとしました。
この旅で唯一しまなみ海道で渡ることとなるのが多々羅大橋、ここを渡る頃には日も西の空の低い位置に傾いていて、これはいい風景が見られそうな感じ。生口島に入ると瀬戸田沢港まではもう少し、しかし1時間の猶予は結構大きい、やっぱり旅は急ぐものではなくゆっくり行くのが一番だ。気持ちに余裕ができたことで走りのスビードは緩み、この先は写真に撮りたい風景を見るたびに相棒君を何度もストップさせていくことになる。この前のNHKの『カネオくん』ではレモン島として紹介されていた生口島、橋を渡り終えるとそのレモン畑がお出迎えの中で坂道を下っていく。その辺りはまだ小高い所なので日の光も真っ直ぐに差し込んでくるが、海沿いの道へと下りるとその差し込みも緩くなってしまう、空はまだ明るいが冬の夕暮れはあっと言う間にやって来る、ここからはその明るみを頼りに海沿いの道を進んで瀬戸田を目指すことに。


日はだんだん低くなっていき、所々では向こうの島の山に隠れてしまうことも、やがてサンセットビーチへと差し掛かってくる。もうその名の通りの場所から見るその名の通りの風景、しまなみ海道はもう何度も走っているが、夕刻にこの場所にいることなど今まではなかった、今回が初めてのはず、もうここは余計な言葉も理屈も要りません、ただただ目に見える風景をこの目と四角い枠に焼きつけることとしよう↓↓↓






















昨日は愛媛県の松山から走り始めて夕方に今治に到着、松山ではあまり時間がなく強行軍となってしまったのが悔やまれるが、それはまた次回の宿題として残しておこう。今回の宿題であった大崎下島、上島の巡りはなかなかの濃いめでクリア、旅の最後はやっぱりしまなみ海道でと思ってこのルートを選んだ。フェリーの出発時間など、いろいろと時間を気にしなければならない旅だったが、最後はまさに泣ける風景で締めくくることができた。でもまだ旅は終わりではない、ここは瀬戸内海の島の上、これから本州に向けて帰らなければ、それは夢のような時間から現実へと戻る道・・・。












瀬戸田の町にたどり着いた時には日はもう完全に沈んでしまっていた、その余韻の明るさが空に残っていて、まだ暗くなるには少し時間がかかりそう。コンビニで少しだけ休憩をとった後、いよいよ旅の最後となるフェリーを待つために沢港へと向かう。空はわずかな明るさを残すのみ、海はもう完全に暗くなっている、そんな中を一点の光が港へと近づいてきた、。この航路はしまなみの旅には欠かせないと言っていいほどにもう乗り慣れた航路、何度も廃止の危機を乗り越えながら、今もしまなみ海道のお助け航路と言う感じで頑張ってくれている。そのフェリーのデッキに立ち少しずつ遠ざかって行く生口島に別れを告げる、夢の時間の終わり、本州に戻ると家に帰らなければならないと言う現実が待っている。旅の最後はやっぱり寂しいもの、だからこそ次回への宿題は残しておきたいんだよなあ、でもその宿題を果たすことになるのはいつのことになるのやら、今は現実を見据えるばかりの毎日です、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


No.1397 過去旅より・・・夕景の尾道

2020-08-06 10:00:33 | 瀬戸内
よろしくお願いいたします。


















今回ズラリと並べたのは尾道の風景です、旅は2017年10月でこの時は日帰り、旅の余韻を楽しむことはできず只々電車とフェリーの時間を気にしながらの走りとなってしまいました。スタートは新幹線の新尾道駅から、その後しまなみ海道を進んで生口島へ、もっと先まで進みたかったが時間の都合もあるのでここで折り返し、瀬戸田からフェリーに乗って三原へと渡り、そこから尾道まで戻って来ました。写真は三原駅を過ぎた辺りからのものでそろそろ夕刻に差し掛かってくる頃、天気に恵まれた旅でした、最後は尾道で泣ける風景を期待したいところですが、さて、どうだったのでしょうか。

















やあ~、改めて写真を見ていると、この日は雲ひとつないスッキリとした青い空が広がっていたんだな~、この風景を見ているとやっぱり行きたくなってしまうよなあ。尾道にはもう何十回と来ているが、天気には恵まれない質の自分(一人称)にしては尾道は割と相性がいいんだよなあ、この時の天気はその中でもベスト3に入るかな。三原から尾道までは海に沿う国道2号線からの風景、向こう側に見えているのはこの旅で午前中に渡った因島大橋、ここからだとこんなに近くにあるように見えるんだな。日が傾き始め陽光が海にキラキラと輝いている、静かな漁港に立つ灯台、海のない奈良県・・・ここではテレビで取り上げられた言葉は使いません、海のない県に住んでいる人を見下すような言葉なので・・・に住んでいる自分(一人称)は、漁港に行くと灯台の写真を撮りまくっていました。奈良では見ることができないものですからね・・・ってこれがひがみみたいになってしまうのかな、何か自分(一人称)の言ってることって中日(D)の監督に似ているのかも。などと言ってるうちに、さあ、尾道駅前へと戻って来ました、後は時間が許す限りこの町を巡ることに、それほど余裕はないが久しぶりの尾道、充分に楽しんでから帰りたいところです。
















尾道はしまなみ海道のスタート地点と言うことですが、町を巡るのはやっぱり徒歩が一番、坂が多く自転車では入って行けない狭い道や急な上りも多い。この時は時間もなかったので徒歩での町巡りは断念して、自転車で行ける所だけを回りました、徒歩で巡ったのはこの翌年に行った時だったかな、やっぱり時間に余裕を持って巡りたい町なので。そろそろ夕刻に差し掛かり空に赤みがかかってきた、期待した泣ける風景、とまでは行かないがいい風景を見て尾道を後にすることができそう。浄土寺から国道2号線へ下りてフェリー乗場の突堤へ、朝ドラで瀧本美織がこの突堤から飛び込んでいたが、結構な高さだよ~、怖くなかったんかな?泳げない自分(一人称)はとてもじゃないができません、億の金を積まれてもやりません。ここから見る夕景が期待したとおりの感じだった、もうちょっと時間に余裕があったら良かったんだけどこれでもう十分、泣ける風景に登録決定~です。最後に満足の行く風景も見たことだし、旅の終わりはJR尾道駅で相棒君を寝床につかせよう、と思ったら駅は改装工事中、最後はちょっと落ち着かない場所での作業となってしまいました。電車に乗ると大きなカーブに差し掛かって尾道の町が右側の車窓に見えてくる、いろいろな思いが詰まった町に別れを告げて夢のような時間は終わりました・・・、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち




No.1364 備前の旅(10)・・・旅の終わりは日生の海で

2020-06-29 23:32:32 | 瀬戸内
よろしくお願いします。















岡山備前の旅もいよいよ最終回を迎えることとなりました、と言っても走ったのが昨年の大晦日でまるまる6か月かけてやっと終わりかよ~、ってなりそうですが、とりあえず行ってみることとしましょう。
備前市の中心部、西片上駅近くのコンビニで少し遅い昼飯休憩、ここまで走りづめだったが予算の関係でコンビニのパンとコーヒーが精一杯なのは相変わらずのこと、でもこれで十分、日生までは約10キロ、最後の走りへと向かうことにしよう。国道250号線を内海に沿って進んで行く、内海の対岸に見えている山は前に牛窓に行く時に走ったことがある所、その時は日生から牛窓まで走ったが、途中にショートカットできる岡山ブルーラインは有料道で自転車は走ることができず、一旦片上まで来てまた折り返さなければならないのが鬱陶しかった。その道路は今は無料化されたとのことだが自転車の走行は不可とのこと、牛窓も久しぶりに行きたい所だが、また別のルート検索をしなければならないってことか。
日生へ向けての走りは順調、JR赤穂線も本数は少ないから帰りの時間の見積りはしておいたが、このようだと早い時間の電車に乗れそうだ。空はまだ明るい、日が暮れるには早い時間帯だしこれは日生で泣ける風景が見られるかも。この区間唯一の難所の峠も軽々とクリア、すぐ横をJR赤穂線が通っていてちょうど黄色の電車が走り過ぎて行った、さあ、目指すゴールの日生駅はもうすぐだ。



















と言うことで日生駅前へとたどり着きました、時間は午後5時少し前、鈍足ヘタレの自分(一人称)としては上出来です、これなら播州赤穂まで走れそうやな・・・いやいや、もう無理はしないでおきましょう、相棒君との走りはここまでです。今朝の出発は山間部の美作市、そこからず~っと山と川の風景ばかりを見ながらの走り、備前市で海は見たものの内海となるとやっぱり物足りない。日生駅前は国道を越えるともうすぐそこに海が見えている、ここは小豆島や近くの島へのフェリーターミナルとあって旅情を誘われてしまいそう、でもそれはまたの機会にしておこう。ちょうど太陽が西の空に傾いてきて手前の山に姿を隠そうとしている、ちょっと黒い雲が多くて期待した夕焼けの風景とは違ったが、やはり瀬戸の夕暮れはいいですね~、泣ける風景には十分過ぎる演出と言ったところ。さあ、そろそろ電車の時間も迫ってきている、相棒君には今日一日の働きを労って寝床へと納まってもらうことと・・・あれあれ?何かポツポツとやって来たみたいだぞ。










駅で乗車券を買いホームへと上ると、さっきポツポツと来ていたものが結構大粒になって落ちてきていた、ホームには屋根はあるが風があるので雨は横から襲ってくる、お日様が姿を隠して雨にバトンタッチしたってところか、思えば昨日は雨で予定を縮小、奈良を出る時も雨だった、明石では降られることはなかったものの、姫路では細かい雨に悩まされた。この日は心配はあったもののほとんど降られることはなく順調に乗り切れた、まあ最後の雨もご愛敬と言ったところだろう。日生駅はJR赤穂線の駅の中では唯一ホームから海が見える駅、これまでにこの駅からスタートが1度、ゴールは今回で2度目となる、さっきも書いたがここから小豆島にも行くことができる、いつかはそのルートも利用してみたいと思っている。さあ、播州赤穂行の電車がやって来た、雨と風で晒されたホームはさすがに寒かっただけあって、車内は久々に感じる暖かさだ。この後は播州赤穂駅で姫路行に乗り換え、姫路駅で山陽電鉄に乗り継いで阪神三宮駅で近鉄奈良行の快速急行へと乗り継ぐ、時間はかかるが低予算の鉄道の旅は岡山県内から奈良まで、たった4本の電車を乗り継ぐだけで帰ってくることができた。自宅に帰り着いたのは午後11時を過ぎた頃、もう新しい年もそこまでやって来ている、来年こそいい年になってほしいと思ったんだけどねえ・・・。そんなわけで10回も費やしてお送りした1泊2日の旅の記録はこれにて終了です、ああ~、何か名残惜しい気がしてならないや、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち




No.1164 芸予の旅(9)・・・瀬戸の残照

2019-07-15 06:36:50 | 瀬戸内
おはようございます。
























芸予の旅も今回が最終回、もう半年以上も前の話がやっと終わりと言うのも何なのですが、終わりとなるとちょっと淋しい気もするんですよね、これで本当に旅が終わってしまうんやな~ってな感じです。そんな旅の締めくくりを飾ってくれるのが瀬戸の夕暮れの風景、徐々に傾き始めた太陽がもう間もなく西の空でため息をつこうとしています、と何か松山千春風の例えになってしまいましたが。生口島の海に沿う道は垂水と言う港町へと差し掛かるが、この辺りのビーチ名がサンセットビーチと言うからまさにこの風景にピッタリ!!この旅の最後の目的が陽の沈む時間にこの辺りを走ることだったが、見事にその目的を果たすことができた。ああ~、泣ける風景だ、瀬戸の海に来たらやっぱりこの風景を見なければね、これまで何度も瀬戸の夕暮れの風景は見たことはあったが今回がNo.1だわ。太陽はもう最後の輝きを放ちながら向こう側、大三島の山に沈んで行った・・・と思ったら角度が変わったらまた姿を現した、しばらくはこれの繰り返し、2018年最後の夕日が走りのラストにいい演出をしてくれました。













瀬戸田の町並へと入ったところで太陽は最後の断片を山の裾にチラチラと見せながらもう今にも沈んで行こうとしていた、後は残照を頼りにしてフェリーの乗場まで走って行く。高速船乗場から伸びる道は瀬戸田に来るといつも走る道、旧街道の雰囲気が漂う町並、地元の人が通う商店街、いよいよ年の瀬が押し迫って来た時間だが、まだ営業しているお店もある。この町並を抜けて信号を渡ると耕三寺、ここはもう門が閉まっていた、明日は初詣の人でいっぱいになることだろう。参道にあるお店ももう営業が終わっている、さすがにもう観光客の姿もなくなっているし、サイクリストの姿もほとんど見かけない、地元の人たちも紅白歌合戦に備えてもうみんな家に引っ込んでしまったのだろうか。薄暗くなった町中で目立つように光を放っているコンビニに寄って島での最後の休憩、2日間楽しんだ旅ももうじきおしまい、島と本州を結ぶランナーとなるフェリーの時間は刻一刻と迫ってきている。コンビニでの休憩を終え沢港へ、住宅街を進んで神社がある所を曲がりこんで先へと進んで行くと先の方に造船場の大きなクレーンが見えてきて、やがて沢港へとたどり着く。写真では空はまだ明るいように見えているが、これはカメラが補正をかけてくれたもので実はもう残照もほとんどない状態、須波港までの切符を購入してフェリーの到着を待つことにする。


暗くなった海にこちらの方に近づいて来る光が、だんだんそれは大きくなってきてフェリーが沢港の桟橋に接岸した、乗務員さんに促されて乗り込み相棒君を甲板に預けてデッキへと上る。西の空にはわずかに残照があって岩根島へと架かる橋もぼんやりと見えている、このフェリーはもう今までに何度も乗っているがこんなに遅い時間に乗るのは初めて、島に別れを告げることになるがその寂しさも今回はより一層と言う感じ、間もなくフェリーは桟橋を離れ始めた。










暗くなった空にはオリオン座が輝き、遠くにはチラホラと光が瞬いている、約25分でフェリーは須波港へと到着、近くの灯台も姿は見えず光が点滅しているのが見えるだけ、さすがにこれは写真に写すことができなかった。ここからは三原駅まで約7キロ、暗くなった国道を最後の相棒君との走り、しかしこの時は旅の終わりの寂しさを感じるよりもどうやって帰るかを考えるばかり、新幹線はどこまで乗るか、大阪駅からは大和路線を利用するか学研都市線を利用するか、初詣客で混んでいるんではないか、帰りはどこでご飯を食べようか・・・などと考えることはいろいろ。でも空いている新幹線『こだま』に乗車して座席に落ち着くと思い出してくるのはこの2日間の旅の楽しい思い出ばかり、またしばらくは見ることができなくなる風景に思いを馳せて、愛媛芸予の旅の締めくくりとしておきましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。         まちみち






No.1159 芸予の旅(8)・・・大三島で登録有形文化財巡り

2019-07-03 10:25:10 | 瀬戸内
おはようございます。
















芸予の旅は大三島を走っています、宗方港から山をいくつか越えて多々羅大橋が見える所へとやって来ました、旅の終わりは確実に近づいてきています。黄道317号線を走る前に井口港へと立ち寄ることに、以前は定期便の発着もあった港も今はひっそりとしていて釣り人の姿がチラホラと見えるだけ、桟橋もプカプカと水に揺られて暇を持て余し気味。実はこの場所には前回来た時の宿題が残っていました、昨年(2017年)にここに来た目的はこの地にある登録有形文化財を巡るはずだったのですが探しきることができず、時間もないことだしあきらめて引き返したんだっけ、今回はそのリベンジです、時間は前回よりもちょっとだけ余裕があるので岸壁を進んで目的の物を探すことに・・・なのだが見つからない、港の端っこになる桟橋の辺りまで来ても見つからない、今回もあきらめなければならないのか・・・。と思いながら桟橋がある建物の裏の方へ行くと、国道の橋が架かっている袂に石を積み上げた何かがある、写真3枚目以降にあるそれこそが見つけたかったもの、橋を渡ってその場所に行くとの表示があった。この丸樋はここの他に南側にあと2つあるのですがこれは何なのかと言うのは、自分(一人称)は説明するのが苦手なのでこちら→「https://ehime-c.esnet.ed.jp/bunkazai/kennobunkazai/tourokubunkazai/touroku-kohyo/iguchimaruhi.htm
」をご覧いただくこととしておきましょう。















さあ、いよいよ多々羅大橋を渡ります、今回の旅唯一のしまなみ海道、多分この橋が行きも帰りも含めると一番多く渡っていると思います。道の駅から緩やかな上り坂を進んで行く、道がカーブして方角が変わると西日がもう山の頂にまで達している、日の入りにはまだ早い時間だが太陽は確実にサヨナラを言いたそうにしている、あとどのくらいこの光と付き合うことができるのだろうか・・・。橋に入ると日に照らされた大きな白い欄干が眩しい、真下の海は空の色をまねたかのようにすっきりとした青を輝かせている、思えば2018年は青色が大きなテーマになった年だったかな~、まあほとんどは鈴愛チャンの話ばかりでしたが。橋の途中で愛媛と広島の県境へとたどり着く、昨日、愛媛から始まった旅、今日は広島に入り岡村島でまた愛媛に、その後は大崎上島でまた広島、大三島で愛媛と両県を行ったり来たりを繰り返してきたが、ここからはもう広島県一択、愛媛県とはお別れになる、サヨナラ愛媛県、また会う日まで・・・。











多々羅大橋を渡り終えると今度は西日をまともに浴びるような感じで自転車道を下って行く、今にも山に隠れようとしているお日様だが自分(一人称)の走りに合わせるかのようにサヨナラの時間をためらってくれているかのよう。国道317号線に下りて海沿いの道を瀬戸田方面に向けて進んで行く、沢港からのフェリーを予定しているのでこの区間がこの旅最後の走りとなる。思えばこんな夕暮れの時間にここを走ったことって今までなかったな~、旅はいよいよ大詰め、最後の大団円に向かって思い存分夕陽とのお付き合いで瀬戸田まで走って行くこととしましょう。この旅のお話も次回が最終回、半年以上たってやっと完結させることができると思います、もう少しだけお付き合いください、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。         まちみち