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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1505 香川の旅(1)・・・始まりはいつも雨

2021-02-02 10:00:10 | 瀬戸内
よろしくお願いします。













昨年末に香川、徳島方面を走った記録をお送りしていきます。昨年は何度か宿泊旅を予定してはホテルを手配してはいたのですが、感染症禍や怪我、金欠もあってキャンセルするばかり、結局この旅が昨年唯一で1年ぶりの宿泊旅となりました。しかし最初は広島方面を予定していてGoToトラベルのクーポンで広島市内のビジホを手配、ところが年末の感染症禍第3波で広島地方も危ないとのことでキャンセル、予定を縮小して四国へ行こうと思い高松市内のホテルを速攻で手配するに至りました。ところが神様はどこまでも意地悪、旅当日の30日の香川県は案の定雨の予報、一昨年もそうだったんだよな~、その時は予定を変更して出発を遅らせたんだった。しかし今回は新幹線の切符を手配しているのでそうは行かない、旅の前日までは天気予報のサイトをにらめっこ、それでも香川県の傘マークは消えない、となると後は3時間予報に期待するしかない。ここで変わることはよくあることだ・・・と思っていると、テレビの天気予報では西日本地方はこの日大荒れの予想、ところが天気サイトでは香川県には午後に曇りのマークが付き始めた。これはもう一縷の望みにかけるしかない、と言うことで2年連続で旅の当日の朝、本降りの雨の中、奈良を出発することになりました。























新大阪までは初めておおさか東線を利用、思えば2018年暮れの松山への旅では京都線の電車が遅れてあわや乗り遅れとなるところだった。久宝寺駅での1度だけの乗り換えでこれまでの天王寺、大阪経由よりもはるかに余裕で新大阪駅へと到着、折からの感染症禍で帰省ラッシュもなく駅構内はひっそりとしている。ホームに上がると列車はまだ来ていなかった、自由席乗場も列ができていない、毎回新幹線はデッキでのお立ちを決め込むところだが今回は余裕で座ることができた。やがて列車は新大阪駅を出発、まだ明けきらない暗い空に窓を打ち付ける激しい雨、これは最悪の事態になってしまうかも・・・と暗い気持ちが襲ってくる。

姫路駅を過ぎたところでデッキへと出る、扉の窓から外を見るとグレーの雲がすごい速さで流れていて所々空には青い箇所も見えている。雨は降っているのかどうか分からないが、窓には水滴はついていない、これは希望が通じてくれるかも・・・と言うことでやがて岡山駅に到着、雨はふっていない、やったか!!乗り継ぎの瀬戸大橋線までには時間があるので、在来線ホームへと下りて列車を写真に撮りまくる。吉備線、津山線の非電化路線では国鉄型の重厚さが漂うディーゼルカーがまだまだ主力で頑張っている、これからもずっと残ってほしい車両だが果たして時代の流れはそれを許してくれるのか・・・。一方の山陽本線ではこちらも国鉄の雰囲気を残している黄色の車両が頑張っている、もうこうなりゃすくいあげられるものは何でも四角い枠に収めておけ~、と言う感じ、ここではまさに撮り鉄よろしくです。見上げるとグレーの雲が少しずつ取り除かれていて青い空が顔をのぞかせていた、携帯の天気予報サイトで香川の予報を見ると傘のマークもなくなっている、これは自分(一人称)の勝利確定か。
















快速『マリンライナー』は岡山駅を発車、カーブして高架線に入ると車窓には陽の光が差し込んできた、勝った・・・明るい希望を持って四国に入ることができそうだ。列車は児島駅を過ぎて、トンネルをくぐって瀬戸大橋へと入る、上空は雲が覆っているが雨は降ってないみたい。自分(一人称)もテンションが上がってしまい、車窓から写真を撮ってしまう始末だが当然うまく撮ることはできない、まあ毎度のことですが下手っぴな写真を何枚か載せておきます。列車は四国へと上陸、グレーの空をバックに讃岐富士がお出迎えしてくれる、宇多津駅手前の急カーブを通り過ぎて予讃線へと入り間もなく坂出駅へと到着する。ホームに降りると風がきつくて半端ない寒さが押し寄せてきた、でも雨は降ってない、もうそれだけでも十分自分(一人称)のテンションは上がってしまっている。駅前で相棒君を立ち上げて香川の旅、いざ始まり・・・と言うところですが実はこの後散々な目に合うことになってしまいます、その顛末については追々お伝えしていくこととしましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち



No.1481 木津川水系巡り・・・山田川(後編)

2020-12-13 19:00:45 | 瀬戸内
よろしくお願いします。
















木津川水系巡りと言うことで山田川を上流方面へと向かっています、木津川との合流点から始まって木津川市内の住宅地、ニュータウン、交通の要所とコロコロと変わる風景を通り抜けて奈良県内へと入りました。1番目のゾーンでは前回の最後の方からの続きでニュータウンと昔からの町並のちょうど境目にかかる部分を流れる川の風景を並べました。しかし自分(一人称)の興味は夏の甲子園交流試合、智辯学園vs中京大中京の試合が始まりました、智辯打線が中京の好投手を打てるのか・・・と思っているといきなり1回裏に3点も取られてしまった、ホントあっという間の出来事だった、これはワンサイドにもなりかねない。まあ試合にばかりに気を捕らわれているわけにもいかない、川巡りの方も本腰を入れて先へと進んで行きましょう。

















北側は京阪奈のニュータウン、南側には登美ヶ丘のニュータウン、国道163号線が通っている辺りは二つの丘陵地に挟まれて谷になっている。2つの住宅地から流れ出てくる車が京都方面、大阪方面と両方に流れていくので国道163号線は道が狭くて車も渋滞気味、ここは歩道を進んで行くことにしよう。近鉄学研奈良登美ヶ丘駅の下を過ぎたところで旧道があったのでそちらの方へと入って行く、山田川はその道に沿って流れているが道はすぐに国道に突き当たる。ここは信号を渡って更に向こうへと伸びる旧道へと入る、道は緩やかな上り坂で旧街道の雰囲気が漂う町並、元はこの道が伊賀への主要道として利用されていたのだろう。その道が国道163号線に取って代わられ、更に渋滞がひどくなったことによって今はバイパスが造られているところ、いつ完成するかは分からない話だが開発はされてもまだまだ緑が残っている所、その風景もだんだんコンクリートの塊に侵食されていくのだろうか。旧道はすぐに国道へと合流、山田川はこの先国道163号線に沿って流れて奈良先端科学技術大前の交差点へと続いていて、地図の上ではその場で途切れてしまっている、どうやらこの辺りが山田川の始まりとなっている所だろうが、その風景は見ることができなかった。見ることができるのはこれまで進んできた道以外、前と左右の道は全部上り坂、真正面の国道163号線も長い上りが壁のように立ちはだかっている、ここをクリアしなければ次のステージには進めない、ここは自分のペースを保ってゆっくりゆっくり上ってく~♪



















場所はいきなり変わって生駒市と京都府京田辺市との境界に当たる所、生駒市の北部、高山地区から坂道を上ってここへとやって来ました。さて、甲子園の交流試合は中京大中京の一方的な展開かと思ったらいつの間にか智辯学園が3-3の同点へと追いついている、ちょうど山間部で電波の悪い所に入って放送が途切れ途切れになってしまったが、さすが奈良の雄の片翼を担うだけのことはある、超強敵相手に五分の戦いへと持ち込んでくれた。しかしこの試合はこの先息詰まる投手戦となる、投手戦となると自分(一人称)の大好きな展開なのだがさすがに地元となるとなあ~、まあその顛末についてはまた追々とお伝えすることとして、上の写真にあるのは京田辺市の打田地区の町並、この辺りから流れが始まる川が普賢寺川、次は行く先は木津川へと注いでいくこの川を巡って行くこととしましょう。ただしこの記録についても次回と言うことで・・・と行きたいところなんやけど、やっぱり試合の方が気になるんだよなあ、ちょっと平常心では巡りも行かないかも、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち




No.1455 菰川

2020-10-27 11:01:35 | 瀬戸内
よろしくお願いします。
















今回の川巡りは平城京を流れる菰川、佐保川の支流で流れのコースもほぼ佐保川に沿う感じとなっている水路です。自分(一人称)がこの川の巡りを行ったのが6月の終わり頃、と言うことは仕事は再開したものの自転車の走りはまだできなかった時、つまりこの巡りは徒歩で行きました。休んでいた時も毎日歩き回っていたし具合がいい日は長い距離も、この巡りの前の週には高の原から自宅まで歩いていたので、今回の菰川巡りもほぼ全域が平城京エリアなのでほんのちょちょチョイな感じで進めました、佐保川の合流点から流れとは逆向きに進んで行ってみることとしましょう。
合流点は大安寺から西へと行った国道24号線とJR大和路線に囲まれた所、春は桜並木がきれいな所としてここでも何度か取り上げたことがありました。佐保川から分かれた水路は北へと進んでヤマダ電機の横を過ぎて四条大路の住宅街へと入っていく、この辺りは特に見どころもなくただただ家の並びを見ながら歩いていくだけ。川の分岐点からここまでなら10分もかからないところも歩きではさすがに汗がたらたらと流れてくる、こうなるとやっぱり相棒君が恋しいね~、でも今はまだ我慢の時です・・・と自分に言い聞かせて前へと足を運んでいく。



















三条大路へと入りここでちょっと寄道、奈良コンベンションセンターへと行ってみる。4月にオープンしたばかりの施設だがここに来るのは初めて、蔦屋書店に行ってみたが最近は自分(一人称)も老眼が進んできたみたいで本の字も見づらくなってきた、昔は視力2.0あったのに・・・やっぱり歳をとってきた証拠だな~。9月にはここにNHK奈良局が移転してくるとのことだが、そのことについてはこの間ここでもちょっとだけ触れました。さて、川巡りに戻って歩いて行く、カラオケ喫茶『さんま』の前を通り過ぎると目の前にはミ・ナーラが見えてくる。そごう、イトーヨーカドーと名前は変わっていって今に至ると言った感じだが、丸みを帯びた建物は昔から変わっていない。そう言えばこの中にあるショッピングセンターが先週見た映画『テイクオーバーゾーン』のロケ地になってたなあ、この外観も何度か映っていた、監督が奈良市出身とのことでこの近辺がロケ地になっていました。そのミ・ナーラが建つ辺りは平城京の時代には長屋王の邸宅があった所、ビルの向かいには旧跡庭園があるのでちょっと寄道、自転車だったら何気なく通り過ぎて行ってしまうところだが、歩きだからちょっと寄ってみようと思ったのかも。

















近鉄奈良線を超えると国道24号線の高架がカーブになって地上に下りてくる、その場所にあるのが写真2枚目にあるカミタケモータース、奈良テレビのCMでお馴染み、奈良県内最大の中古車センターです。ここは元は飛鳥ボウルがあった所、近鉄電車に乗っていると建物のてっぺんにボウリングのピンと人の手がパーに開いた像が乗っかっているのが見えました、この手が何か不気味だったなあ~。国道の歩道を進んで行くと菰川橋南詰交差点、この間取り上げた奈良ロイヤルホテルのある所だが、興味をひかれたのは国道をはさんだその向かい側にある業務スーパー、ここも映画のロケ地になっていました。菰川はこの辺りカクカクと90度曲がりを繰り返している、水路はいったん住宅地の中へと入っていくが菰川東交差点で再び国道24号線と出会う。ここで直角に曲がって国道に沿って進んで行くとやがて一条高校前の交差点へとたどり着くが、菰川はここで暗渠となって姿を消してしまう、と言うか流れは逆向きだからここで初めて姿を現して佐保川へと向かって流れていくことになる。地図を見ると川の表示はここで途切れてしまっていて、この先はどこが始まりなのかは分からなくなってしまっている、もしかしたらこの暗渠が佐保川につながっているのかも。と言うことで巡りはここで終了です、さて、歩道橋を渡って向こうへと渡るとするか・・・と思ったらこの歩道橋、ここも映画の中で出て来ていた所だったなあ、主人公が弟を連れて家出しようと渡っていた歩道橋がここだった。自転車では20分とかからない距離だったが、歩きでは途中道草もあったことで2時間以上かかってしまった、ここからは先週も歩いた所だ、ゆっくりと時間をかけて自宅まで戻るとしよう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・・・まちみち


No.1442 木津川水系巡り(2)・・・鹿川

2020-10-08 07:27:26 | 瀬戸内
よろしくお願いします。




















木津川水系を巡る走り、前回は木津川へと合流する山田川から更に分岐する山松川を上流方面へと追って走りました、上流と言ってもそこはニュータウンのど真ん中で、川の始まりはそのニュータウンが途切れた田園風景の中で消えてしまって確認することができずに終わってしまいました。川の始まりと言うと池や山の高い所にある湧き水とかを思い浮かべるのですが、今回のような標高の低い住宅地を流れる川となるとその始まりもそのような場所ではなさそう。でもいきなり大量の水が湧いてくるわけはないので、どこからかの流れが地下を伝ってこちらへとつながっているのでしょうか、まあ自分(一人称)の薄い知識ではそんな考えしか浮かばないのですが。謎を謎のまま残しておくのもいろいろと予測ができるからいいでしょう。
と言うことで今回なのですが、その山松川も木津川市内の写真1枚目~4枚目にある場所では二つに分かれていました、前回巡ったのはそのうちの右へと流れる川でしたが、今度は左へと分かれて行く川を上流方面へ追ってみようと思います。その川は地図では鹿川とあるのですが、あれれ?写真5枚目、6枚目にある看板には一級河川山松川起点と書かれている、場所は川が二つに分かれてから結構離れた所なのに何で?これは自分(一人称)の予測ですが、山松川は分かれた時点でも2本の川がその名前のままで、今回巡る川についてはここを境にして下流が一級河川山松川となり、上流側はここまでは鹿川を名乗ることになる・・・でもここに来るまでにも鹿川と書かれた看板は見かけてるんだよなあ、何かよく分かりません、ややこしい話になりそうなのでもうスルーして先へと進んで行きましょう。
















京奈和自動車道と国道24号線が交差する所の下を通り抜けると奈良県へと入る、左手側にはJR大和路線が通っていてJR平城山駅ももうすぐ近くの所にある。鹿川は緩やかに蛇行して池の横を流れている、でも写真を見る限りではあまりきれいな川ではなさそう、ゴミが浮いていてこれじゃ桃太郎も人魚姫でも困るはずだわ・・・、地元の奈良テレビでも川をきれいにしようと言うキャンペーンのCMがよく流れるが、人の心と比例するかのように川も汚れていってます、嘆かわしいことです。JR平城山駅付近は典型的なニュータウンと言った感じ、鹿川はそちらの方へは向かわずJR線の下を越えて向こう側の方へと至っている。ちょうど川に沿うようにアンダーパスがあるのでそこを進んで行くと、さっきまでの住宅地から一変して前方に田園風景が広がる所へと出る。線路の方を振り返ると、あれれ、あっこに見えるのはヤギではないか、写真にあるように白いのと黒いのとがいる、何でこんな所にヤギが・・・郵便局はないはずだし、と思って地図を見てみると郵便局は駅前にあるが・・・、この辺りは電車の車庫があって線路が広がっている所、まさかJRの人がヤギを育てているとか、よく分かりません。
















鹿川巡りはいよいよ上流部へと差し掛かって行く、右手側にある高台のニュータウンとは対照的に自分(一人称)が進んでいる所は田んぼの中の畦道と言った所、川は細くなって緩やかに蛇行しながら田園風景の中をのんびりと流れている。しかしこの辺りはこれまでも来たことがない所、農道は先まで続いていそうだがどこへ出れるのかはわからない、もしかしたら突然道が途切れてまた逆方向に戻らなければならなくなってしまうかも・・・と思いながら走っていると、先の方に車が流れている風景が見えた。あれは確か旧24号線か、場所的には平城山を下りてきた所で県道が十字に交差している、農道もどうやらその道へと続いている。しかし鹿川の方はこの辺りで山の方へと姿を消してしまう、ここから先を追うことはもうできない、と言うことで前回の山松川に続いて今回も川の始まりを確認することはできないまま終了となってしまいました。始まりを探し当てるのはなかなか難しい、でもある程度は目的は達成できたかな・・・と言い訳をしておいて、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


No.1433 過去旅より・・・夕刻の鞆の浦

2020-09-27 19:55:06 | 瀬戸内
よろしくお願いします。















今回は過去旅編、2018年11月に鞆の浦を訪れた時の写真を貼り付けました。この旅は日帰りと言うことでしたが、途中にフェリーを挟んでいるので前半の尾道では相棒君を休ませて徒歩で散策、後半の鞆の浦は瀬戸の夕景と帰りの電車の時間を気にしながらのせわしない走りとなってしまいました、・・・って始めようと思ったのですがその前に。前回もちょっとだけ明日香のことを書きましたが、奈良県が朝ドラの舞台となったのがもう20年前のこと、タイトルが『あすか』で菓子作り職人の女性が主人公でした。その主人公は一度店がつぶれて菓子作りから離れるのですが、40歳近くになってもう一度情熱を取り戻すんですね、なのに演じていた女優さんは40になって・・・、常に女優陣の先頭を走っていたイメージのあった人だけに、何があったんでしょうかね・・・。話は逸れてしまいましたが鞆の浦です、この時は向島からフェリーに乗って常石へとたどり着き、峠を越えて現地へと入りました。時間的にはもう夕刻で陽が沈むのももう間もなくの頃、これはいい風景が四角い枠に収められるかもと思いながらも、駈け足でレトロな町並を巡りました。
















今回は主に海が見える風景の写真を取り上げました、これまで夕刻に鞆の浦に来たことがなかったので、この時はまあ自分(一人称)がよく言う泣ける風景が見ることができたと思います。それにしてもこの時間でもたくさんの人が訪れているのが写真でもお分かりになると思います。大きな常夜燈が立つ港、古い民家が建ち並ぶ狭い通り、旧街道の雰囲気が漂う町並、どこも人でいっぱい、車もいっぱい、自分(一人称)もそうでしたが、この時間を狙って訪れた人も多いのでしょう。太陽は山影、島影に隠れてしまうがちょっとだけ移動するとまた姿を現してくれる、どこに沈んで行くのかは予測はつかないが、そのおかげで空は暗くなることはない。常に明るみを残してくれていて、短い時間だったが鞆の浦界隈を隅から隅まで写真に収めることができました。





















でもその時間もいつかは終わってしまいます、日は完全に暮れてしまって空は残照を残すのみとなってしまった。そろそろ帰りの時間も気にしなければならなくなってきた、と言ってもここから福山駅までは約12キロ、途中にはちいさな峠越えもある。旅の終わりはやっぱり寂しいもの、右手側に見えるまだわずかだけ明るさが残る海に別れを告げて、ひとときの楽しい時間から現実へと戻る道へと相棒君を走らせる。福山市街地に入った頃には空は完全に暗くなってしまって、この先は車やバスが多く走る道を気をつけて走らなければならない。やがて福山駅へと到着、相棒君を寝床へとつかせて帰りの新幹線・・・ああ~、帰りの時間は調べてなかったんだった。旅の終わりもせわしないもの、待っているのは明日の現実、とりあえずみどりの窓口に並ぶこととしよう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち