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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1770 しまなみの旅2022年(2)・・・因島~生口島

2022-06-02 09:05:28 | 瀬戸内
よろしくお願いします。


















さあ、テンションも高く始まったしまなみの旅、向島を後にしてこの走り最初の橋となる因島大橋を渡ります。両サイドをフェンスで覆われて風景はあまり見栄えがしないが、この橋を渡るといよいよしまなみの旅が本格的に始めると言う気分になってきます。GWと言うことで、しかもここ2年続いていた規制が緩和されての連休中ということでたくさんの人が自転車で走っています、絶好の晴天とあってみんな気分も良さそうです。向島からずっと付きまとう感じだったグループの人たちも、橋の入口で写真を撮ったりして楽しそう、ちょっと鬱陶しいとの思いもあったのですが旅を楽しむのはみんな一緒、ここはおおらかな気持ちでその光景を見ていきましょう。そのグループはフラワーセンターへと向かって行ってやっと分かれることとなった、さあ、ここから快調に行こう!となるはずなのですが、今度は向かい風が行く手を阻んできた。グループは去って行っても同業者は相変わらず多いが、みんないい自転車に乗っているのであまり風は苦にしてない感じ、でも自分(一人称)は短足20インチの庶民的な車両なので風には滅法弱く、この先向かい風に苦しめられることになります。


因島は2017年暮れ以来4年半ぶりの来訪、この間残念なことに三原港~重井西港を運行していたフェリーが廃止されてしまった。またひとつ足を奪われてしまった感じだが、これも感染症禍の影響か時代の流れかはたまた人の意志によるものか・・・。重井西港を過ぎると右手側に見えてくるのが万田酵素の工場、そう言えば最近万田酵素のCMも見なくなったなあ、これも時代の流れ?さて、朝からまだ何も食べていなくてそろそろ空腹が襲い掛かってきた、ちょうどコンビニがあったのでここで朝食休憩をとることに。それにしても同業者だらけやなあ~、外国人の人もいる、本格的なサイクリストは今治まで行ってまた帰ってくるのかな、さっきのグループは多分短距離走だろうな~、と人を見ているといろいろとあ~だこ~だと思ってしまう。さあ、腹ごしらえも終えて、次に目指すはもうすぐ目の前に見えている生口島大橋、向かい風にめげずに行くこととしましょう。



















生口島大橋を渡っていると左手側に見覚えのない橋ができていた、あれが明日渡ることになる橋か、まあすんなりとミッションクリアと行けるだろう・・・と、まあこの時は思っていたんですけどね。生口島は2018年暮れ以来の来訪、ここはしまなみの旅の最後の場所となることが多いのですが今回もその予定、その足となるのが一時は廃止の心配もあった須波~沢間のフェリー、先述のフェリー廃止を受けて佐木島寄港となって、再び重要な足になっているとのことでまずは一安心、明日乗せてもらうことになるでしょう。
さっきよりもきつくなった向かい風に苦しめられながらやっとのことで瀬戸田に到着、ここは観光地らしく自転車も多いが車も多く人も多い。耕三寺前から商店街の通りは相棒君を押し歩き、映画や旅番組のロケ地としてもお馴染みのコロッケ屋さんの前はたくさんの人で埋め尽くされていた。人の多い所はやっぱり苦手、その商店街もやがて人の波が途絶え、そこからは相棒君で走ることに、突き当りに常夜灯が見えて瀬戸田港高速船乗場へとたどり着く。














瀬戸田港からは海沿いの通り、相変わらず風はきついがそんな苦労も絶好の晴天と目の前に広がる風景が忘れさせてくれる。右手側には大三島、その前には小さな島がチョコンと浮かんでいる、一方の左手側にはすぐ山が迫っていてレモン畑が広がっている。それまでは県道だった道が国道317号線へと変身して、間もなく目の前に威圧感たっぷりの多々羅大橋が見えてくる。国道から分かれて橋の入口の自転車道へと入る、レモン畑の中を貫く道の途中にはレモンをアピールするモニュメント、その先にはレモンのおもちゃのガチャガチャもあった。まあ何でもかんでもレモンばっかりという感じだが、生口島はレモン生産日本一とのことなので、大いにアピールするのもまたいいことでしょう。さあ、いよいよ多々羅大橋、手前の休憩所はたくさんの同業者、これから渡る人もこちらへ渡って来た人も県境を越えてきたことでここで一息入れると言ったところでしょうか。橋を渡っていると途中にラインが引かれていて、そこが広島県と愛媛県の境界線となっている、ここからは愛媛県今治市となるが、自分(一人称)が目指すべく今治はまだ40キロ近くも先のこと。しまなみの旅もこれより中盤戦へと差し掛かって行くのですが、その話はまた次回と言うことで、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1763 しまなみの旅2022年(1)・・・尾道、向島

2022-05-20 08:56:49 | 瀬戸内
よろしくお願いします。
























さあ、GWに行ってきたしまなみの旅の記録を始めて行くこととしましょう。この旅の概要は前回にお送りしたプロローグ編で述べたとおりです、もうすべてが準備万端の状態で出発しました。新大阪駅からは新幹線、ホームではたくさんの同業者・・・輪行している人・・・を見かけた、指定席をとってる人は荷物料金を払っているのかな、自分(一人称)は自由席、いや、今回もデッキでお立ち決め込みです。相変わらずの貧乏旅なので新幹線は福山までの料金は渋って岡山で下車、ここからは在来線、ちょうど入って来た電車はクロスシートだったが、一部ロングシートもあってそこを陣取ることができた。それにしても学生さんが多いなあ、そうか、今日は2日、平日だった、GWの半ばと言っても平日で出勤している人も多い、今はラッシュアワーだと言うことを思い出した。
車内にあふれていた学生さんたちは鴨方駅で下りて行った、近くにあるおかやま山陽高校の生徒さんだったのだろうか。車内は静かになったかと思ったら笠岡駅でまたたくさんの人が乗り込んできた、そのまま福山までいっぱいだったので越境通勤している人が多いと言うことか。その福山駅で同業者が乗り込んできた、多分尾道駅は同業者でいっぱいになるんだろうな~、と思ったので自分(一人称)は東尾道駅で下車することに。

相棒君を立ち上げて、さあ、いよいよしまなみ海道の旅が始まりました、まずは尾道を目指して国道2号線を進んで行く。造船場の前を通り過ぎ尾道大橋の下を通り過ぎるとカーブの向こうに尾道の町並が見えてくる、山裾に建つ寺院の風景を見ると旅情に誘われて立ち寄りたい気持ちも湧いてくるが、今回は島の旅に重点を置きたいので断念、海沿いの道を進んで中心部の市街地へ。尾道に来るのは2018年の秋以来だから3年以上ぶりか、結構久しぶりになるんやな~、と思いながらJR尾道駅前へとたどり着く。前に来た時は改装工事中だった尾道駅舎、昔の駅舎があまりにもお馴染みだったのでどうも今の姿は違和感があって仕方ない。少し変則的な感じの尾道駅前の交差点、人も車もいっぱいだがやっぱり同業者の姿が多いようだ、平日とあっても大型連休中、ここからはいよいよこの人たちに混ざっての走りとなって行きます。













駅前からフェリーに乗って数分で向島に上陸、ここから見る対岸の尾道の町もまた乙哉・・・って、ただ何か違和感があるんだよなあ~、何だろうこれは?まあそれはいいとして久しぶりの向島の走りと行きましょう。しばらくの間はフェリーで一緒だった同業者の団体さんが前に後ろにとまとわりついてきて鬱陶しい、ここは海の写真を撮るために止まって少し距離をとることにしよう。自転車は途切れることなくひっきりなしに走り過ぎて行く、感染症禍からの規制が解けて3年ぶりの何の縛りもなくなったGW、待ちに待ったお楽しみ時なのは自分(一人称)だけではなく誰もが一緒、人が多くて鬱陶しくてもこの雰囲気もまた楽しいことと思い直して、先へと進んで行くこととしましょう。















向島はフェリーを下りた辺りが町の中心部と言った感じで、後は海に沿ってずっと長閑な風景が続いている。対岸に岩子島が見え、そこに渡る赤い橋のバックに巨大な欄干が見えてくる、次に渡る因島大橋だがここを渡るのは2017年の秋以来のこととなる、そんなにご無沙汰だったのか~。結構時間を空けて走りを再開させたが、向島の休憩所の所でさっきの団体さんに追いついてしまった、向こうは休憩中なのでここは追い越していくことにしよう。対岸に見えるのは因島、山裾に白い灯台が見えている、しまなみの旅はその途中にあるいろいろな灯台との再会もまた楽しみなところ、これまでもいっぱい写真を撮ってはいるのだが、今回もまた撮ってしまうんだろうな、この旅のスタート地点でも歌の灯台の写真を撮りましたからね・・・って思い出した!さっきの違和感の正体が。尾道駅の後ろにあった城がなくなっていた、いわば尾道の象徴的存在だと思っていたのだが、2020年に解体されてしまったとか、まあパチモン城だったからあまり観光に役立っていなかったのかも。さあ、旅の方は因島大橋へ、1本目の橋を渡って2つ目の島へと差し掛かって行きます、そのお話は次回にて、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1621 過去旅より・・・しまなみ海道、灯台巡り

2021-08-21 19:40:44 | 瀬戸内
よろしくお願いします。



















前回の過去旅が尾道、まあここで取り上げてしまうと旅の虫が鳴き始めてしまう、行きたくなってしまうのは僕の悪い癖・・・、そんなわけでしまなみ海道方面への旅を考えているわけですが、今年は行けるかどうか今はまだ微妙なところです。さて、今回はそのしまなみ海道を走った時の記録、その旅の中で撮った灯台の写真をズラリと並べました。当たり前の話ですが奈良県には灯台はありません、だからでしょうかねえ~、灯台を見るとどうしても写真を撮りたくなってしまう。名前が知られた有名な灯台から、港の突堤に立っている普通の灯台、まるで信号機みたいな灯台・・・写真下3枚目、2枚目にある、これも「灯台」って言うのかな?・・・まで、海の近くに立っているそれらしいものは何でも四角い枠に収めてしまっています、まあそれが海のない県に住んでいる者の悲しい習性なわけですが。













今回お送りしている写真は2017年大みそかの旅の記録です。この時は日帰りだったんだよなあ、しかも朝から雨がポツポツと降る始末、それでも年の最後はしまなみで締めたいということで強行で旅を実行しました。三原からフェリーで因島へと入り、そこからはしまなみ海道をまい進、雨は降ったり止んだりの繰り返し、ただザーザー降りになることはなく写真を見ても分かるように来島海峡大橋を渡る辺りでは青い空も見えました。来島海峡大橋への入口ではループになった高架の自転車道から2基の灯台が見えます、この辺りがしまなみ海道の一番のハイライトと言った感じ、すでに愛媛県には入っていてもここを越えれば四国に入るという一番高揚した気分になる所ですからね。でも3つの来島海峡大橋はなかなかな難関、眺めはいい所ですが風が強くこれまでにも突風や雨や雹などで苦しめられたことがありました。
この橋を渡り終えると四国本土、左手側前方には山の上に来島海峡の航行の安全を見守る観測所の鉄塔が見えている、数秒毎に風向の方角と風速が示される電光掲示板も今治ではもうお馴染みの風景です。でもこの鉄塔、今治に入って海岸線に沿う道を進んで真下へと行っても間近では見ることはできないんだよな~、その道には灯台下と言う名のバス停があるが、目の前には山があるためにその灯台の在りかが分からなくなっている。橋やフェリーからは当たり前のように見えるのが、近くからだと見えないと言うのも何とも皮肉なことですが・・・。この日の走りの最終目的地は今治港、3番目のゾーンの一番下の写真にあるように、フェリーターミナルの近くにあるとんがり屋根の灯台が青い光を放っていました。空はもう暗くなる手前、日帰り旅なので港でゆっくりする暇もなく、列車の時間を気にして今治駅へと向かいました。やっぱりしまなみ海道は日帰りで行く所ではないですね、と言うことでこの翌年は宿泊旅で再訪しました、でもそれ以来また足が遠のいています、次回はいつ行けることになるのやら・・・。




















さて、夏の甲子園は相変わらず雨に悩まされている状態、木曜日は第1試合の近江の試合がノーゲーム、たった2、3球の間に雨がきつくなって、二死満塁の場面で試合中断、その後中止が決定しました。しかしこの日はその後雨が止む予報とのことで、第2試合を中止にした後の3、4試合目を決行すると言う荒業、これ以上順延はできないと言う運営の本気ぶりが見えた日でもありました。本陣の高野連があまりにも無能なだけに、現場もできることは何でもやってやろうみたいな気持ちだったのでしょう、いい前例になったと思います。その第4試合で勝ったのが高松商、春は2016年の決勝で智辯学園と対戦したチームも夏は久しぶりの勝利だったのこと、あの名門校がそんなに長い間勝ってなかったのが意外でした。自分(一人称)はこの試合はニュースでしか見なかったのですが、あの決勝で智辯を震え上がらせたチャンステーマは今回も健在だったようです。時代を越えての勝利もさすが名門と言った高松商、この後どこまで勝ち上がることができるでしょうか、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1524 香川の旅(4)・・・気まぐれな空模様

2021-03-08 10:27:57 | 瀬戸内
よろしくお願いします。














香川の旅は宇多津町の登録有形文化財を巡って再び坂出市へと戻って来ました、公園の駐輪場に止めていた相棒君が倒されてしまうほどの強い風がこの先波乱を呼びそうなのですが、今は前向きに旅を続けて行くだけです。巨大な瀬戸大橋の足元をたどりながら番の州の工業地帯の中の一本道を進んで行く、さっきからチラチラと細かい雨がぱらついている、そちらはまださほどだが風のきつさの方が気になって仕方ない。数分毎に変わる空模様に不安を感じながら、この道の一番北の端にある瀬戸大橋記念公園を目指して進んで行く。風に押されながらやっとのことでその公園にたどり着いたが目指すべく万葉歌碑が・・・あ、ここにやって来た目的は万葉歌碑巡りです、結構数があるはずなのですがなかなか見つからない。検索してみると公園から少し離れた所にある美術館にあるとのことなので、そちらの方へと相棒君を進めていく。




















美術館にある歌碑は見つけることができたが、この先にもまだ歌碑があるとのことでそちらの方へと進んで行く。その歌碑がある沙弥島と言う所は元は陸から離れた島だったのが、埋め立てられて一続きになったとのこと、一本道の坂を越えると砂浜に万葉歌碑がズラリと並んでいた。人の姿は全くなく風に波が大きく揺れる所に並ぶ歌碑はまるで墓標のようで不気味な感じ、その辺りの話はまた後日のお伝えとして、ここは瀬戸大橋の写真をズラリと並べておきましょう。歌碑を巡っている間待ちぼうけを喰らわせていた相棒君は風のきつさに耐えながらなんとか立っている、もはや自分(一人称)の方が耐えることができない。今さっき通ってきた坂を越えるとグレーの雲が混ざった空の下に荒れ模様の瀬戸内海、波が大きく揺れながら砂浜へと打ち上げられてくる、でも雨の心配はなさそう・・・とこの時はまだ楽観的な自分(一人称)でした。

















番の州入口交差点へと戻ってきて坂出市内の北側を走る道を高松市へと向けて進んで行く。この道は前にも2度ほど通ったことがある、その時の記憶がよみがえってくる、確か道の真ん中に灯台みたいなのが立ってたな~と思ったらすぐに見つけることができた。橋に差し掛かると左手側には坂出港、右手側には讃岐富士、しかし写真を見てもお分かりのように、グレーの雲が一面空を覆ってしまっている。さっきまでは雨の心配はないだろうと思っていたものの、不安は空模様がコロコロと変わるたびに大きくなってくる。奈良を出た時は大粒の雨、岡山駅では青空が見えて日も差してきて前途洋々な旅ができそうな気がしていた、でも天気予報では西日本は30日は大荒れになるとのこと、当たってほしくない予報がこの後当たってしまうことになってしまいます。それでも旅は続けます、坂出市を後にして高松市へ、今夜の宿泊は高松の中心地で手配しているが時間はまだ午後に差し掛かったばかり、と言うことでここは都心をスルーして2年前の旅で残しておいた宿題、琴電の残りの線区の各駅巡りへ向かおうと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち


No.1514 香川の旅(2)・・・嵐の予感?

2021-02-16 10:13:19 | 瀬戸内
よろしくお願いします。



















昨年の暮れに香川、徳島を走った記録をお送りしていきます、まずは初回の前回は出発編、ほとんどが電車の写真ばかりで1枠を費やしてしまいました。JR坂出駅で下車して駅前で相棒君を立ち上げる・・・が風がきつい、寒い、でも雨は降ってない、まあ走っていればこの寒さも何とかなるだろう。さて、意気揚々とした気分で出発!まずは駅周辺にある登録有形文化財を巡って行くことに、さっき電車を降りる前に確認しておいた庭園へと寄る。今回走ることになる坂出、宇多津には登録有形文化財が多いのですが、その辺りに関しては次回でのお伝えをと考えています、今回は主にそれ以外の風景の写真を貼っています、それに沿ってのお伝えとしていきましょう。

















どんよりとした曇り空、所々に青い空も見えているが風がきついので雲の流れは速くすぐに薄暗くなってしまう、雨は降ってないがこれではいつ降ってきてもおかしくない感じだ。JR予讃線に沿うように進んで行って、小さな峠を越えて宇多津町へと入る、宇多津と言えば瀬戸大橋ができたことで発達した町のイメージがあったが町役場のある辺りは旧街道の雰囲気が残る町並も。ここでの目的も登録有形文化財巡り、とりあえずその件は次回でのお伝えとして、県道沿いのコンビニによって朝食を摂ることに。いつものようにパンとコーヒー、ついでにスポーツ報知特別号の箱根駅伝特集号も購入、あ、レジの女の子普通の新聞と思ってレジを打っている。これはいけない、ちゃんと言ってあげなければ・・・と言うことでこれは特集号ですよと教えてあげる、黙っていれば得するところだがそれは自分(一人称)の良心が許さない、正しい価格で正しい購入を済ませていつものように店の前で朝食とする。
その後は走りの向きを変えて、JR宇多津駅前を通り過ぎて海沿いにある公園へと向かうことに。左手側にはゴールドタワーが見える、瀬戸大橋ができた年にJR瀬戸大橋線に乗ってここに来たことがある、その時が初めての四国上陸だった。船でしか行けない所が電車で行けるようになって、今は輪行込みだが自転車で走っている、鉄道の直結は大きな出来事だったがそれからもう30年以上たってしまったんやな~。あの頃は宇多津駅周辺は何もない所に金ぴかのタワーがデ~ンと立っているだけだったが、今は周辺も整備されて現代的な町となっている、その中を通り抜けて海に突き出した公園へとたどり着いた。相棒君を駐輪場に止めて海を見に行くと海面にはとんがった波がいくつもできている、風がとんでもなくきつくて海も荒れ模様と言ったところ、瀬戸大橋の写真を撮ろうとしても風で煽られて腕がブレブレになってしまう。上の写真を見ても分かるように青い空も見えているから、これくらいの風は我慢すればいいこと、この先の走りも楽しみばかりを考えていればいいとまだこの時は楽観的だった。駐輪場へと戻ると相棒君が転がっていた、どうやら風に煽られて倒れてしまったらしい、この出来事が波乱万丈のフラグとなるのだった・・・。
















宇多津を後に再び坂出方面へと向かう、瀬戸大橋線の高架が三角形になっている所だが電車の姿ははっきりとは見えない。坂出へ行く前には大きな上り坂が控えている、海の近くで鉄道も通っているのに何で峠越え、結構な急坂だがここは自分(一人称)のペースを保って上って行く。一番高い所が宇多津町と坂出市の境界線、一気に坂を下ると番の州入口交差点へとたどり着く、ここを左に曲がって番の州の工業地域の中を通る道を進んで行く。人気が無く無機質な工場群と瀬戸大橋線の高架、退屈な風景がしばらく続く道・・・あららら、雨が降ってきたよ~、でもこれくらいの降りなら気にはならない。次の目的地に向かっての走りの真っ最中だが今回はここまで、次回は先程も書いたように坂出、宇多津で巡った登録有形文化財を取り上げて行こうと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち