まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1524 香川の旅(4)・・・気まぐれな空模様

2021-03-08 10:27:57 | 瀬戸内
よろしくお願いします。














香川の旅は宇多津町の登録有形文化財を巡って再び坂出市へと戻って来ました、公園の駐輪場に止めていた相棒君が倒されてしまうほどの強い風がこの先波乱を呼びそうなのですが、今は前向きに旅を続けて行くだけです。巨大な瀬戸大橋の足元をたどりながら番の州の工業地帯の中の一本道を進んで行く、さっきからチラチラと細かい雨がぱらついている、そちらはまださほどだが風のきつさの方が気になって仕方ない。数分毎に変わる空模様に不安を感じながら、この道の一番北の端にある瀬戸大橋記念公園を目指して進んで行く。風に押されながらやっとのことでその公園にたどり着いたが目指すべく万葉歌碑が・・・あ、ここにやって来た目的は万葉歌碑巡りです、結構数があるはずなのですがなかなか見つからない。検索してみると公園から少し離れた所にある美術館にあるとのことなので、そちらの方へと相棒君を進めていく。




















美術館にある歌碑は見つけることができたが、この先にもまだ歌碑があるとのことでそちらの方へと進んで行く。その歌碑がある沙弥島と言う所は元は陸から離れた島だったのが、埋め立てられて一続きになったとのこと、一本道の坂を越えると砂浜に万葉歌碑がズラリと並んでいた。人の姿は全くなく風に波が大きく揺れる所に並ぶ歌碑はまるで墓標のようで不気味な感じ、その辺りの話はまた後日のお伝えとして、ここは瀬戸大橋の写真をズラリと並べておきましょう。歌碑を巡っている間待ちぼうけを喰らわせていた相棒君は風のきつさに耐えながらなんとか立っている、もはや自分(一人称)の方が耐えることができない。今さっき通ってきた坂を越えるとグレーの雲が混ざった空の下に荒れ模様の瀬戸内海、波が大きく揺れながら砂浜へと打ち上げられてくる、でも雨の心配はなさそう・・・とこの時はまだ楽観的な自分(一人称)でした。

















番の州入口交差点へと戻ってきて坂出市内の北側を走る道を高松市へと向けて進んで行く。この道は前にも2度ほど通ったことがある、その時の記憶がよみがえってくる、確か道の真ん中に灯台みたいなのが立ってたな~と思ったらすぐに見つけることができた。橋に差し掛かると左手側には坂出港、右手側には讃岐富士、しかし写真を見てもお分かりのように、グレーの雲が一面空を覆ってしまっている。さっきまでは雨の心配はないだろうと思っていたものの、不安は空模様がコロコロと変わるたびに大きくなってくる。奈良を出た時は大粒の雨、岡山駅では青空が見えて日も差してきて前途洋々な旅ができそうな気がしていた、でも天気予報では西日本は30日は大荒れになるとのこと、当たってほしくない予報がこの後当たってしまうことになってしまいます。それでも旅は続けます、坂出市を後にして高松市へ、今夜の宿泊は高松の中心地で手配しているが時間はまだ午後に差し掛かったばかり、と言うことでここは都心をスルーして2年前の旅で残しておいた宿題、琴電の残りの線区の各駅巡りへ向かおうと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち


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