ブログはじめました!(since2012,feb)

・・・🌤  夏山です  ☀・・・

雪の石老山Ⅱ(694m)

2014年02月14日 | 藤野十五名山

2月11日(火)雪の石老山を歩いてきた。

【石老山(694m)二回目、藤野十五名山、関東百名山に選定されている】

今日もいつものメンバー、i-tkの3名。

石老山を紹介します。

平安時代の仁寿元年(851年)源海法師によって創建されたという真言宗の古刹顕鏡寺の山号

「石老山」から由来する。その名の如く、登山道には奇岩怪石が連なる。

山頂は南西方面に眺望が開け、丹沢や富士山が望める。 

2月8日(土)関東地方に降った雪は、東京では45年ぶりの大雪だった。

多い積雪を覚悟で石老山へ向かった。

JR相模湖駅から「三ケ木(みかげ)」行のバスに乗り、8:50 石老山バス停に着いた。

:登山口の看板

こんな悪条件でも10名以上の登山者がいた。

以前来た時にはなかったトイレ、東海自然歩道の案内看板が設置されていた。

:ロウバイ

一般道を歩いて石老山登山口へ。

ネコヤナギ、ナンテン、ロウバイと「早春」を活けていました。

:東海自然歩道

9:00 相模湖病院横の駐車場でアイゼンを着けて登山道へ。

:駒立岩

石老山、その名が現す「岩の殿堂」、今日はノンビリ眺めて歩く余裕はない。

踏み後”を忠実に辿り、歩く。

:顕鏡寺

9:30 顕鏡寺、ひっそりと静まりかえっていた。

:ナンテン

雪に似合うナンテン

:大銀杏

オレンジ色の赤い奴 「隊員」

寺で一息入れて、急登に備える。

3日経っても積雪は30~40cmはあったようだ。

鏡岩

サポーター

鏡岩を支える「小さなサポーターたち」

:丁石

9:50 八方岩へ、眺望が楽しめる場所。

:八方岩

八方岩に登れば石老山が見えるが、この状況ではそれもかなわない。

:八王子方面

下界はいい天気だ。

:高塚山

石老山から東南の方向に続く高塚山(675m)か。

:相模湖方面

10:10 「融合平見晴台」、眼下に相模湖が広がっていた。

:後1時間

ここから杉林の登り、雪が深く一番疲れた登りだった。

深い雪道を歩くときは、踏込より、足を雪から抜くのに負荷がかかる。

:kt隊員

:檜の実

:松ぼっくり

これは(松)の花になるそうだ。

:ウスバカゲロウ?

雪が作った「アート」でした。

トレース

ニセピークに一喜一憂しながら・・・・

:山頂

11:15~11:40 石老山頂です、少し早いが昼食を食べた。

:丹沢主峰

バスで降りたパーティも全員登ってきた、約名近い登山者で山頂は大賑わいだった。

:大室山

正面が西丹沢大室山(1588m)、その右に加入道山(1418m)富士山はその奥、雲が・・・

:篠原分岐

当初の予定は、石老山 ⇒石砂山(いしざれやま:578m) ⇒やまなみ温泉。

石老山から篠原へ降りる道に「踏み後」がなければ、石砂山はキヤンセルと予定変更

踏み後は全くないので、大明神~ねん坂へ降りることにした。

:下り

急な下り、深い雪、緩い足元、檜林を文字通り「滑り降りた」

:石老山

:大明神山

13:13 大明神山、下りの中間点になるのか。

 

プレジャーホレスト(旧相模湖ピクニックランド)ここへ降りることになる。

13:20 眺望が開けた、ここが大明神展望台。

道志から大月市周辺の山の連なりが一望可能だ。

「山はいくらでもある」が正直な感想だ。

右の長い稜線は権現山(1312m)、扇山(1138m)百蔵山(1003m)も見える

大明神展望台からの下山道は踏み後もない、先頭はラッセル頑張ってくれた。

陽も差してきた。

:箕石橋

13:40 相模湖休養村キヤンプ場に無事着いた。

アイゼン、スパッツを外して身軽になり、プレジャーフォレストバス停めざし、ねん坂を下る。

:鼠(ねん)坂関址

「ねん坂」とはこの辺りの地名、「鼠坂」と書くようだ。

:プレジャーホレスト正面ゲート

14:05 トレジャーフォレストバス停に、バスはねん坂を下る時行ってしまった。

トレジャーフォレストは富士急行に経営が移ったようです、日帰り温泉もできました。

http://www.sagamiko-resort.jp/ururi/   日帰り温泉”うるり”です 

14:26 三ケ木行のバスで橋本へ出て、帰途に着いた。

*****

          行程:標高差482m、約6.2km、5.5時間  

         8:50 石老山登山口バス停 ⇒9:00 石老山登山口 ⇒9:30 顕鏡寺

          ⇒9:50 八方岩 ⇒10:10 融合平見晴台 ⇒11:15~11:40 石老山頂・昼食

          ⇒11:47 篠原分岐 ⇒13:13 大明神山 ⇒13:40 大明神展望台

          ⇒13:40 相模湖休養村キヤンプ場 ⇒14:05 プレジャーホレストバス停

 

  twins  

  

meiは仕事を探しています。               hina-bouは・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


❁梅が咲いた❁

2014年02月08日 | 日記

ソチ五輪開幕、日本から113選手

首都圏大雪の恐れ ・・・・・ 今朝の朝刊です。

2月3日我が家の梅が咲きました。

近所の原木から枝をもらい接ぎ木、年を経て今回の開花です。

ウメ(バラ科):落葉小高木、花木。

花言葉:澄んだ心

「澄みわたる正月五日庭の梅 凛々としてひとつひらきぬ」

以前にも紹介した、”誕生日の花と短歌365日”で、鳥海昭子さんは1月5日に

ウメの花をこう詠んでいます。

【梅】Japanese apricot:清々しい香りとともに咲く梅。

 万葉集にも詠まれるほど、古くから日本人の心を魅了する花のひとつです。 

 

梅の話①:季語から

さきがけの一輪二輪を、まだ風も冷たい野山に求める探梅は冬の季語だ。

立春をすぎれば、色香を楽しむ観梅に季語は変わる。

ユーモラスな梅の句が、これは一茶にある。

〈紅梅にほしておく也(なり)洗ひ猫〉。

春の泥に汚れた猫だろうか、洗って日なたで乾かしてやる。

洗濯物のように猫が干される図を想像し、思わず頬がゆるくなる。

降る雪が雨に変わり、雪が解けて土が潤いだす。

満開もみごとだが、「一輪ほどのあたたかさ」こそ梅の梅らしさだろう。

寒さに向かって開く紅白は、どこか人を励ますところがある。

まだ寒々と硬い大地から、春の足音が聞こえてくる。  (朝日新聞:天声人語から)

:原木 

梅の話②:花見の起源                                                

奈良時代が起源といわれる花見はもともと梅が鑑賞されていたという。

それが桜に取って代ったのは、平安中期のこと。

これは歌にも現われており8世紀に成立した『万葉集』では、桜を詠んだ歌が44首なのに、

 梅を詠んだ歌が118首ある。

庶民の花見が一般的になるのはもっと遅く、江戸時代に入ってから。

こちらも梅から始まっている、湯島天神などの「梅見」が主流だった。 

2月7日(金)つになりました。

 

梅の話③:菅原道真

飛梅ちぎり神事・・・梅を愛した菅原道真は有名である。 

「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」 

道真は京の都から大宰府へ左遷される際に、自らが愛した庭の梅を思ってこの歌を詠んだ。 

この大宰府天満宮には先に詠んだ歌の梅が道真を追って飛んできたという「飛梅伝説」がある。 

ここから毎年6月1日には「飛梅ちぎり神事」が執り行われる。 

御神木となっている「飛梅」の実を収穫し、道真の神前に奉納する厳かな儀式だ。  

 

梅の話④:etc

「梅根性」:梅干しなどの酸っぱさは煮ても焼いてもなくならないことから、  

  頑固でなかなか変わらない性質を指す。  

「柿根性」は、渋柿は焼けばすぐに渋がとれ、干せば一晩ですぐ甘くなることから、  

 頑固そうに見えても変わりやすい性質のことを指す。  

:coming soon

これはロウバイ、近所で咲いていたものをいただきました。

(接ぎ木もお願いしてきました)

:今朝の梅

今朝の梅です、健気にも雪に耐えていました。

***

  twins  

:節分です。

今日の menu メインは恵方巻き、大好きなイチゴも・・・。

   

食べる、そして食べる。

 


烏場山・花嫁街道

2014年02月04日 | 関東百名山

2月2日(土)花嫁街道・烏場山(267m)を歩いてきました。

メンバーはいつもの i-kt 3名です。

千葉県に山はない、なんて失礼なことをいう人がいる。たしかに高い山はない。

県内最高峰は愛宕山408mだ。全国都道府県最高峰ランキングでは47県中、47位。

最下位である。高い山でなければ山として評価できないなんて考える人には

「山がない」ということになってしまう。「山高きが故に貴からず、樹有るを似て貴と為す」という言葉が

中国にあると聞くが、その言に従えば、千葉県にはいい山がたくさんある。 

                             「新日本百名山:岩崎元郎著=烏場山から抜粋」   

これは岩崎元朗さんが書いた、新日本百名山「烏場山」の紹介に使われた一文、

山はともかく、樹=マテバシイの純林があるというのが楽しみの一つだ。 

:マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎はブナ科の常緑高木)

:浜金谷駅から鋸山 

9:20 久里浜からフェリーで浜金谷へ、内房線で和田浦に着いた。

天気は前線の通過で、時々、気温は15℃程度3月中旬の陽気らしい。

空は曇天だったが、陽も差していた。

:充実した標識

:親切(過ぎる)標識

「和田浦歩こう会」が中心となりハイキングコースが整備されている。

その熱意は「標識」を見れば”熱く伝わってくる”

         

:八重スイセン        :ホトケノザ          :タネツケバナ

里で見た花、房総の春はすぐそこまで来ています。

9:50 花嫁街道入口、花嫁街道を、花婿コースでしました。

:道祖神

t 隊員が「家と同じだ」と、わけのわからないコメントをしていました。

:花嫁街道入口

ここへ来るまでに二つのパーティーを追い越し、ここで三つ目のパーティーに会ったが、

登山道を占領するようにアップをしていたので、邪魔だなと思って追い抜くと、

登山道ではなく、「林道」へ進んでしまい、1時間のロスをしてしまった。

(彼らは登山道から外れてアップしていたのだった)

:花嫁街道入口(烏場山登山口)

10:48 林道からとって返し、登山開始!!!

:登山道

杉の植林帯、林床は低山らしく、アオキとショウガが多かった。

:椎茸?

:第二展望台(202m)

11:17 第二展望台、(南側の展望)、樹林帯が多いので、展望が開けた場所に「展望台」の標識が。

:マテバシイの純林

これはここにしかない絵ですよ。

烏場山はこの方向、ぐるっと回らないと着かない。

:烏場山

烏場山(右のピーク)

:経文石

11:27 「経文石」50年ぐらい前はその「梵語」読み取れたという。風化が進みその面影もない。

:駒返し

11:50 「駒返し」ここまで馬で来て、ここで返したということか?

(ここから道は険しくなる?)いや変わらなかった。

12:00~12:20 見晴台(カヤ場)で昼食、三つのパーティーが揃って食事をとっていた。

:見晴台

:眺望

12:25 第三展望台、東北側の景色

:北側

12:30 烏場山頂、せまいが標識とベンチで、デコレートされていた。

:南側 

千葉の主だった山が記されている、曇天なので太平洋も見えなかった。

  

団体が後ろからせまっていたので、早々に花婿コースを下山する。

:ショウガ

ショウガの実(使用前:左、使用後:右種を飛ばした後か)

:千手観音

マデバシイの「千手観音」

:旧烏場展望台(236m)

12:47 旧烏場展望台、対面に烏場山が見えた。

降ったりやんだりの雨だったが、陽もさしてきた。

「オレンジ色の赤いやつ」、t 隊員。

:見晴台(117m)

13:03 見晴台、1時間のロスをカバーするため、速足で歩いてきたが、ここで目途がたった。

正面は大塚山(175m)か?

:金毘羅山

13:17 金毘羅山(121m)

:祠

山頂を下ったところにあった祠、管理が今一つだ。

:かなりの急登

:手水場

金毘羅山の中腹に神社蹟(基礎石)とこの手水場(御手洗いともいう)が。

彫られた文字は”文政十一年”とあるから、江戸時代後記(1828年)の建造になる。

花婿コース入口

:黒滝①

13:25 黒滝(落差15m)、長者川の中流にあり花園山奥地の水を集め一気に落ちている。

:黒滝不動尊

黒滝不動尊、接写すると・・・何かが写ってますね、やっぱり。

向西坊さんが出家してこの地で入定(禅定)したといわれる。

:黒滝②

黒滝遊歩道      

:はなその広場

13:30 はなその広場に咲いていた梅です。

   

:twins            :紅梅

:蛙の卵

春を待つ、蛙の卵。

      

:避寒桜            :大根             :ツバキ

      

                 :ヤブツバキ         :オオイヌノフグリ

里山の花々です。

スミレもいくつか見ましたが、撮れるような場所にはありませんでした。

:和田浦駅

14:18 和田浦駅に無事帰還。

14:44 内房線千葉行で帰途に着きました。

***

             行程:標高差211m、約16.5km、約5時間(含むロス時間)  

        9:20 和田浦駅 ⇒9:50~10:48 花嫁街道入口(ロス約60分) ⇒11:17 第二展望台

         ⇒11:27 経文石 ⇒11:50 駒返し ⇒12:00~12:20 見晴台(カヤ場)・昼食 

         ⇒12:30 烏場山頂 ⇒12:47旧烏場展望台 ⇒13:17 金毘羅山 ⇒13:25 黒滝

         ⇒13:33 はなその広場 ⇒14:18 和田浦駅  

   twins    

久しぶりにバギーで散歩です。