宮之浦岳(その2)往路を下山します。
全島これ山で、山は森林に覆われている。驚くべき樹木の繁茂ぶりである。
下の方は南国産の広葉樹だが、だんだん上に行くにつれて植物景観が変わって、
頂上近くには、寒帯性の高山植物まで見られる。
中でも有名なのは屋久杉(一名神代杉)で、その年輪を数えてみると、
二千年以上のものも稀ではないという。
こんなに樹木の成長がいいのは、海洋気象の影響で湿潤の度が高いからである。
俗に屋久島は「一と月に三十五日雨が降る」とさえ言われている。
だからはるばる登山に出かけて行っても、晴天に恵まれることは滅多にないそうだ。
(日本百名山:宮之浦岳より抜粋)
9:55 山頂を後にする。
:ヤクシカ
ヤクシカ(雄)も姿を見せてくれました、下草を「ていねい」に食べていました。
:分岐
11:20 黒味岳分岐です、ここをピストンします。
結構な登りもあります(モデルはガイドさん)
:オブジェ
:白骨樹
:ヒメコイワカガミ :ミヤマツボスミレ :タチツボスミレ
本土にもあるスミレ類ですが、小さい!鹿に食べられない工夫でしょうか?
:東黒味岳
黒味岳は峰(西・東・本峰)
:イロイロ
植物も珍しいものがありましたけど、歩く人も・・・・。
右端(女性)がガイドさんで、3人の男子がクライアントです。
クライアント準備の”ヒヨコの被り物”で歩いていました。
:黒味岳(本峰)
11:55~12:30 黒味岳山頂、昼食です。
:
山頂の岩で撮ってもらいました。
ヤクシマシャクナゲの 蕾み~花になるまでを撮ってきました。
:豆腐岩
豆腐岩のアップです、角度によっては「食パン」にも見えますね。
13:15 花之江河に戻ってきました、雌のヤクシカが無心で草を食べていました。
:コケスミレ :モウセンゴケ
コケスミレはツボスミレの小型化した変種で、ミズゴケなどに埋もれている。
開花時期(6月)少し早いが、二つ咲いていました。
:淀川
14:40 淀川小屋で「ティータイム」ガイドの奥様手作りのバナナタルトを御馳走になりました。
:バナナタルト
15:43 淀川登山口に戻ってきました。
:紀元杉
「紀元杉」に寄りました。
:ヤクサル
暖かいアスファルトの上、一家でぼっこです。
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行程:標高差566m、約18km、約10時間
4:00 民宿発 ⇒5:00 淀川登山口 ⇒5:27 淀川大杉 ⇒5:36 淀川小屋
⇒6:20 高盤岳展望所 ⇒6:55 花之江河 ⇒7:25 黒味岳分岐 ⇒7:45 投石平
⇒8:30 翁岳分岐 ⇒8:55 栗生岳 ⇒9:10~9:55 宮之浦岳・朝食
⇒11:20 黒味岳分岐 ⇒11:55~12:30 黒味岳・昼食 ⇒13:15 花之江河
⇒14:40 淀川小屋・tea time ⇒15:43 淀川登山口
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