3月16日、カタクリとシュンランを求めて鷹取山(藤野十五名山)を
歩いてきました。(2014年以来二度目)
ちょっと不鮮明ですが
10:00 藤野駅から沢井隧道手前を右折、縦走路へ。
曇り空早くも”みぞれ”が落ちてきましたが
ヒメオドリコソウ
日連アルプス名倉地区、最奥は丹沢山塊
📯スイセン
藤野神社ここから登山道『パノラマコース』が始まります
シュンラン:ラン科
野生ランの代表種。花は香りが良くラン科の特徴を表している。
一見地味であるがその清楚な姿は花材や鉢物として愛好家が多い。
左)石老山 右)日連アルプス金剛山他
”ジジババ”とも呼ばれています
11:10 岩戸山:377m
唯一出会った老人4人組、弁当を食べていました
ドット下りました(一番のダウン)
登山道脇、落葉樹の斜面に
カールのかかった苔
(親切な一言)
11:35 小渕山:376m
ウグイスカズラ
12:05 上沢井分岐(ここへ戻ってBSへ降ります)
12:15・30 鷹取山:472m
甲州武田氏支配の時代、北条氏に備えて築いた烽火台だった。
北条氏の様子を烽火や大鐘で、陣馬山〜鷹取山〜鶴島御前山の流れで伝えた。
鐘撞堂は今風の鐘に変わっていた。
眺望は陣馬山〜生藤山
富士山は雲の中、12:45 戻ります
頑張れと思わず声が出ました
13:05 上沢井分岐
枝打ちしないとこんな状態に
里へ降りてきました
ユリワサビとセントウソウ
13:05 上沢井BS着、舗装道路を藤野駅へ、もポツポツ
キケマン
フキノトウの親子
ムラサキハナナ
ダンコウバイ
御嶽神社を経てカタクリ群生地へ(道路脇、沢井隧道手前です)
カタクリ:ユリ科
栗の小葉に似ていることからの命名。
もしも澱粉をカタクリだけにたよっていたら、日本列島から絶滅してしまったかもしれない。
ジャガイモが普及し、多量な澱粉採取の可能によって、今なおカタクリが野山をいろどって
くれるのであろう。ユリに似て美しい花は、栽培種のように華麗だけれども、その根をとるのは
難しい。その根をとるのは手間がかかる。花盗人も花だけ摘んで、根を残すから、これもカタクリ
の仕合せにねっているのかもしれない。 【花の百名山:田中澄江著より】
少し小ぶりだけどしっかり咲いていました。
14:00 藤野駅着、懸念された雨もお湿り程度、
当初の目的を達成したいい一日でした。
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行程:累積標高差386m/10km/4時間
10:00 JR中央線藤野駅 ⇒10:15 藤野神社 ⇒11:10 岩戸山
⇒11:35 小渕山 ⇒12:00 上沢井分岐 ⇒12:15・30 鷹取山・昼食
⇒12:45 上沢井分岐 ⇒13:05 上沢井BS ⇒カタクリ 14:00 藤野駅
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今年はビビットなオレンジカラーで歩きます