聖闘士星矢LC164

＜聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話＞
■第164話「人の痛み」

幼少の頃の記憶－。
テンマとサーシャ、アローンは街の高台で夕暮れを眺めている。
テンマは生きてくことの辛さを愚痴りますが、サーシャはそんな
テンマにわたしと兄がこれからは一緒だからと励まします。
杳馬の創り上げた物語だとしても…。

戻って水星宮－。
杳馬は聖戦の行方には興味はなく、渦の作るサプライズ、だと。
サーシャを奪い、テンマに語ります。
また、サーシャを「お花ちゃん」と呼んでいたり？？
そして、サーシャがアローンの妹として生まれてきたのも女神が
アローンを人間として過ごさせ、聖戦自体を失くそうとした、と。

これを受けて、サーシャは、
聖域の女神としてではなく、孤児として貧民街に生まれたことは
苛酷で孤独ではあったが、テンマや兄がいたから幸せだった、と。
また、人に生まれて人は多くの痛みに耐え、生きていくのだろう、
餓えや苦しみにあっても手を取り合って歓びを見付けていく…。
支え合って生きていく日々は無駄ではなかったと語ります。

それでも杳馬は予想できなかった渦だと満足げな表情を見せます。
そして、テンマに会えて嬉しかったと言葉を残し、消え去ります。
また、杳馬はテンマとサーシャ以上にアローンが隠し続けている
冥王の一滴が創り出す渦が気になるようです…。

って、水星の魔宮通過？？