LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:夕暮れのホーソン空港でタッチアンドゴー

2009-09-03 | Flight Log (機長)

仕事帰りになんとなくフライト、また来てしまった。5時半頃に職場を出て、サンタモニカ空港に到着したのが18時過。オイルをチェックすると5クオーツちょっと。少しオイルを足そうかな?とも思ったが、この日の日没が19時半くらいなことを考えると、ナイトになる前に帰ってくりには1時間くらいのフライトになる。ランディングライトのバルブが切れたままなのだが、まだバルブ交換していない。

どこに行くか決めていなかったが、このGrumman AA1ではまだ一度もいっていないホーソン空港(Hawthorne Airport / HHR)にタッチアンドゴーにでも行こうかと思い立った。ホーソン空港の滑走路とタクシーウェイの配置はストップアンドゴーの着陸訓練をするには最適。

エンジンを始動すると調子はまあまあ、3分くらいの暖気でランナップを開始した。この時、前日の日記でも搭乗した例の青いChristen EagleのオーナーパイロットのJ氏が私の事を見つけ、車のライトをパッシングしながらこちらに合図をしてきてくれた。フレンドリーで良い感じの人だ。

Rwy21から離陸、Right 270 at Shore LineでSpecial Flight Rule 3500ftまで上昇した。この日は70ktの速度で上昇し、できるだけ短い距離で高度を稼ぐようにしてみた。ロサンゼルス国際空港の真上を飛び越え、ホーソン空港管制塔にコンタクトした。Fwy405の上を2500ft以上で越え、Left Traffic、Rwy25、Cleared to land!!とのことだった。いきなりCleared to Landとは、平日の夕方は相当暇なようだ。

最初の着陸はそこそこの出来。そのままタクシーバックしてRwy25へ。この日はツインオッター、パイパーメリディアン、C206、キングエアー90、パイパーチェロキーなどがTransientに駐機していたが、ホーソン空港で見るとツインオッターは大きな機体だ。この後何回もRwy25からストップアンドゴーで着陸練習を繰り返した。5回くらい着陸したと思う。着陸としては問題ないのだが、いまいち高さのつかみ方が甘い感じがする。きっちりノーズアップして綺麗な接地、接地の感じが分る、高さが随時わかる、それゆえに鳥の羽が湖面に落ちるようなショックゼロ!の着陸になる。毎回そんなふうな着陸を決めたいものだ。高いイメージを持ち、やはり楽しみながらさらに練習を積むしかないのか。

それにしても、着陸練習(着陸遊び)は楽しい。おまけに着陸してフルストップ/タクシーバック/離陸というサイクルをしているとエンジン時間(Tach Time)は増えず、Hobbsだけまわりどんどん飛行時間は増える。正にオーナー機の特権というか利点だと思うが、飛行時間だけどんどん増えるが(Hobbs)、オーバーホールに向けて消費するエンジン時間(Tach)が増えないというのは最安値で飛行時間を増やせることになる。別に飛行時間を貯めてるわけじゃないのだけれど。

着陸練習、着陸遊びにも一区切りつけ、サンタモニカ空港に帰還することになった。ホーソン空港Rwy25からLeft Crosswind Departure、そして海岸線を飛ぶ。この時あまりにも夕日が綺麗なので、すぐにサンタモニカ空港に向けて進路を取らず、しばらく海の上を旋回し続けた。なんとも贅沢な景色、贅沢な時間だ。どこで飛行機を飛ばしても楽しいのだが、やはりロサンゼルスの海岸線の空域は最高だと思う。




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2 コメント

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Unknown (C2)
2009-09-07 23:38:14
>goodday takaさん
CNOでの訓練、頑張ってください。ブログにもあるように、週末は何時間もLAの空に上がり、空を楽しみ精進してます。よくCNOにも下ります。黄色いグラマンを見かけたら声をかけてみて下さい!
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着陸 (goodday-taka)
2009-09-07 13:51:27
こんにちは。初めまして(というか、随分前からブログを拝見していました。。。)いつも勉強になります。


鳥の羽根が湖面にそっと落ちるような、そんな着陸してみたいですね!!いやぁ~そうなるまで時間がかかりそう。やはり、タッチアンドゴー訓練しかないのですね。

自分も10日からChinoでしばらく訓練予定です。

がんばりまーす!

ではでは
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