エンルートでの片発飛行の練習にも慣れ、着陸も自信がついてきたので、この日から片発での着陸訓練を開始だ。Torrance Airport (TOA)を離陸してLong Beach Airport (LGB)に向うが、インストラクターもそう簡単には飛ばせてくれない。まずTOA Rwy29Rでいきなり片方のスロットルを戻され、Rolling中のEngine Failureのシュミレーション。そして気を取り直し再離陸したが、Upwindでスロットルを戻されてEngine Failureのシュミレーション、そしてそのまま上昇が可能だったので、片発のままLGBまで飛んで行き、Rwy25Lへの着陸となった。
エンジンが2発回っている時と違い、ギアやフラップを出すタイミングからスロットル調整まで、色々考えることが多くて楽しい。Downwindから降下を開始するところでランディングギアを出したが、それだけで500fpmの降下となった。改めてギアのDragの強さを感じた。BaseからFinalは高めを維持し、スロットルを戻してフラップで速度を落とすような着陸をすると楽に下りれる。1回目の着陸は問題なし。
LGB Rwy25Lでの片発着陸が決まったので、インストラクターがRwyの狭いCompton Airport (CPM)に行こうと言い出した。LGBからCPMは0.1時間くらいで到着してしまう。既にランディングギアも出して45 entryでCPM Rwy25L Downwindに入ろうとしたら、ここでまたスロットルを戻して片発にされた。まず最初に行うのはギアアップ!だ。慎重に速度をコントロールしてトラフィックパターン高度を維持、降下を開始してから再びギアダウン、そしてCPMでも無事に片発着陸を決めることができた。インストラクターからも合格点をもらった。
引き続きHawthorne Airport (HHR)、そしてTorrance Airportと空港巡りをし、ひたすら片発での着陸練習となった。基本をしっかり教わってきたせいか、あまり難しいとは感じなかった。インストラクターからは”チェックライド前にソロのEndorsementをするから一人で飛んできてもいいよ”と言われた。かなり技術的に信頼されてきている証拠だ。
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2 コメント
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- Unknown (C2)
- 2008-05-11 00:14:43
- Private PilotのCheck Rideでは通常クロカンプラン通りに飛ばすにダイバートするのが一般的だと思います。クロカンプランはあくまでもプランニングができるという確認ですので、”どうせダイバートするのにな、、”と思いながらPrivateのCheck Ride前夜にクロカンプラン作製するのは少しバカバカしいと感じました。IFR Check Rideではほぼプラン通りに飛ぶことになりましたが。 何はともあれ、チェックライドが迫ってくると気が重いような、楽しみなような、何とも言えない感覚になりますね。
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- 訓練 (くらげ)
- 2008-05-10 17:23:22
- 私もチェックライド対策の訓練を受けた時は、試験には簡単には受けさせて貰えませんでした。ナビログを夜中まで一生懸命に作ったのに、クロカンで途中の空港にいきなりコースを変更されたりしました。しかし、皆が通ってきた道ですから仕方がありませんね。教官には感謝しております。
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