残暑お見舞い申し上げます。東京の堺です。
この1週間急に涼しくなり、早くも夏が終わりを迎えるのでしょうか。
夏好きな私としては少し寂しい気もします。
しかし、旅行という事でいえば、これからいい時期になりますね。
そこで今回はウズベキスタンという国についてご紹介させていただこうと思います。
ウズベキスタンはかつて西安からトルコへ結ぶシルクロードの重要な中継地でもあり、旧ソ連からの独立国ですのでとても深い歴史を持っており、また民族や料理もイスラム系からロシア系と多種に渡り幅広い文化も持っている国です。
ウズベキスタンは中央アジアに位置しています。中央アジア諸国というのは通常次の5カ国があげられます。カザフスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、キルギスタン、そしてウズベキスタンです。これら5カ国はいずれも1991年にソ連の崩壊と共に誕生した新しい国です。そして、ウズベキスタンは残りの4カ国すべてと国境を接している唯一の国なのです。つまり、中央アジア諸国のど真ん中なのです!
さらに、ウズベキスタンはその南にはアフガニスタンとも国境を接しています。従って、6つの「~スタン」の真ん中でもあるのです。ちなみに「~スタン」というのは英語の「land」にあたるペルシア語です。
そもそも、「~スタン」の始まりは、トルキスタンにあります。中央アジアで6世紀頃にトルコ系の遊牧騎馬民族である突厥(とっけつ)が住み着き、8世紀には同じくトルコ系のウィグルの支配下となります。そして、10世紀には同じくトルコ系のカラ=ハン朝の支配下に入り、中央アジアのトルコ化が決定的となります。こうしたなかで、以前この地域を支配したことのあるペルシア人が、この地域のことを「トルキスタン」(トルコ人の国・地域といった意味)と名付けたことに由来しているようです。
今回、キャラバンでもツアーを発表し、4つの世界遺産をまわります。
面影を色濃く残す町並みは今日までほとんど変化していません。時代をタイムスリップしてしまうほど、なんともいいがたい感覚を味わっていただけます。2500年もの深い歴史をほとんどそのまま味わえる場所は他にはなかなかないです。
またサマルカンドは天気が良ければ、ぬけるような青空にさらに深い色合いの青のドームが映える芸術と迫力に魅了されることでしょう。
11月7日の出発が催行を予定しています。中央アジアのシルクロード・ウズベキスタンいかがでしょうか!!(ハシム世界史の旅 参照)
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