明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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安住君、世間では「二枚舌」と言う・

2012年02月22日 20時37分43秒 | Weblog
安住君、世間では「二枚舌」と言う・・・(徳山勝 )

先週末19日日曜日、安住財務相が北京で中国の王岐山副首相と会談し、欧州の債務危機に対処するため、日中が協調してIMF(=国際通貨基金)を支える準備があるとの認識で一致したそうだ。IMFの資金基盤強化に日中両国で5000億ドル、邦貨換算約40兆円の資金を用意する。日中両国で折半として20兆円。四分六分(日本が四分)として、2000億ドル・16兆円になる。気前のいい話である。

安住氏は会談後に記者団に、「今まで以上に欧州諸国で努力してもらうべきだが、ギリシャ問題を含めていい方向に向かっているのも事実。

IMFの要請に日中が共同行動を取れるように連携することで一致した」と語ったそうだ。

安住氏は、結構上から目線で、欧州諸国やIMFに対している印象を受ける。

そこで、「安住君。そのようなことを言って、君は何の矛盾も感じていないのか」と筆者は訊きたいのだ。

誰がリークして書かしたのか知らないが、今月4日朝日新聞デジタル版に、「IMFは3日、日本の政府債務(借金)の現状などを調べるため、今月6~13日に視察団を日本に送り、日本の当局関係者らと話し合うと発表した。

年次審査は毎年この時期に実施しているが、視察団を送ることや内容を公表するのは異例」という記事が掲載された。(注:筆者はこの視察団が来たかどうかは、全く承知しない)

このニュースに関連して、「日本の財政状況についてIMFは相当に心配していることが伺えます」との解説があった。

また、先月24日には、IMFは日本が2015年までに消費税率を10%に引き上げる方針を決めたことについて「公的債務比率を縮小させるには不十分だ」との勧告をしたとの報道があった。

この二つの報道から、IMFが日本の財政に対し、危機感を抱いている様子が窺える???本当かな???

処で、安住君。君が財務大臣の器ではないことは、誰もが認めていることだ。

だから君の所には、IMFの視察団が来日する話も、IMFから勧告があったことも、財務官僚から報告が上がっていないのだろう。

もし君が「IMFが日本の財政状況を心配している」ことを知っていたのなら、北京に行って、IMF支援などと、大風呂敷を広げることはしなかっただろう。

それともパペットとして発言しただけなの???

安住君。欧州債務危機にIMFが準備する金額は5000億ドルということを知っているのか??? 

日本と中国だけで5000億ドル準備するということは、アメリカはビタ一文ならぬ、1セントコインも出さないということだ。

IMF総裁は不文律で欧米人が就く。

今はフランス人だが、その欧米諸国が1ドルも出さないのに、日本の財政を心配してくれるIMFに、どうして日本が何十兆円も出すのだ???

安住君。国内では君を財務相に任命した野田首相が、日本の財政が危機的状況だと言って、消費税増税に不退転の決意を示しているんだよ。

勝手に北京に行って、経済大発展をしている中国と張り合って、IMFに資金を出す話を決めて良いのかな???

財務相以下、財務官僚が国内で言うことと、海外で言うこと全く違うではないか。

それを世間では「二枚舌」と言うのだ(野田)。

処で、野田君。

IMFの使節団は毎年日本に来ている。

それを特別に「視察団」が来ると流し、さもIMFが動いたように見せかけた。

外圧を利用するのは、日本の官僚の常套手段だが、こんな見え透いた田舎芝居を打つから、安住君の北京での話と食い違いが生じる。

IMFに「日本は消費税率15%くらいに」と言わせたのも、元財務官僚の篠原IMF副総裁と組んだ策謀だろう。

ネットでは誰もが知っていることだ。

21日の衆院本会議で、新党きづなから政府与党の行財政改革を「増税に向けた突貫工事のアリバイ作りだ」と批判され、首相は顔をみるみるこわばらせ「公務員人件費削減の合意で各党実務者は血のにじむような努力をした」と断言したと産経新聞が報じているが、公務員の人件費削減は、震災復興財源で2年間限定措置だろう。

また、「各党実務者」とは国会議員で、単に党利党略の妥協の談合をしただけではないか。

日本の国家財政が厳しいことは誰もが知っている。

だが、なぜ消費税増税に反対するのか。

その根本の理由を究めないで、財務官僚の言いなりになって増税を言うから、多くの人の賛成を得られないのだ。

誰も底の抜けたバケツに水を入れる馬鹿はしたくない。

先ずはバケツの底を直し、おまけ(=減税)をしている人たちから、おまけを戻して貰ってから、出直すことだ。

<徳山 勝>

検察審査会は検察の恣意的誘導に乗せられた?

2012年02月22日 20時27分52秒 | Weblog
検察審査会は検察の恣意的誘導に乗せられた?・・(まるこ姫の独り言)より

検察審査会がどのような人員でどのような構成になっているか
秘密裏のうちで行われているから本当のところは分からないが
それでも、検察が不起訴にして、それを市民的感情?によって
起訴相当を2度議決した検察審査会は、検察の恣意的誘導に
乗せられたのではないか。

>陸山会事件、虚偽記載引用し別の報告書・・・読売新聞

>東京地検特捜部所属だった田代政弘検事が作成した捜査報
告書に虚偽の記載があった問題で、上司だった副部長がこの
記載を別の捜査報告書で引用し、小沢被告の関与を示す要素
と評価していたことが21日わかった。

田代検事による虚偽の記載が、上司の報告書にも影響を及ぼし
ていたことになる。これらの報告書は、小沢被告を起訴すべきだ
と議決した東京第5検察審査会に提出されていた。

田代検事が強引に作成した虚偽の記載が、上司の報告書にも
大きな影響を与えた事になる。

小沢氏が関与していたとの報告書を検察審査会に示せば、当
然、市民感情としてなんで不起訴にしたのだとの結論になるだ
ろう。

なにせ、“検察審査会"は、市民感情、市民目線が、大好きなの
だから。

>副部長が作成した捜査報告書は部長に提出され、小沢被告
を再び不起訴とする際の判断材料の一つとなった。

これが分らない。

検察が不起訴の判断材料としたものを、検察審査会は起訴相
当と議決した。

法律的には起訴できる範疇にない物を、素人審査会は、市民目
線、市民感情で、起訴するべきだとの判断に至ったのだろうか。

しかし、石川氏の隠しどり録音がなかったら、検察の実態がどう
なのか、今でも分からなかっただろうと思うと、お手柄と言えるの
ではないか。

そして、17日東京地裁が石川氏のの供述調書を証拠採用しな
い判断を示したことから、裁判所が検察に対して他の資料の証
拠開示を求めていたが、地検は拒否し続けてきたが、とうとう指
定弁護士が証拠開示に同意したそうだ。

>捜査報告書、開示の意向=小沢元代表裁判で指定弁護士・・時事通信

しかし、ねつ造での調書によって、素人審査会を恣意的誘導し
た検察の罪は、ものすごく大きいのではないだろうか。

今となっては、裁判自体成り立つのか、どうかという事になるの
ではないか。

マスゴミは、いまだ自分たちが流した小沢=悪を踏襲したいの
か、いまだ"判決は予断を許さない"と言っている。

すなわち、予断を許さないとは、証拠は関係なく、"推認有罪”を
期待しているのだろうか。

少年の死刑判決に思う/刑罰の軽重は、犯罪者と被害者との<関係性>に於いて語らるるべきでは無いのか。

2012年02月22日 20時05分02秒 | Weblog

少年の死刑判決に思う/刑罰の軽重は、犯罪者と被害者との<関係性>に於いて語らるるべきでは無いのか。
(晴れのち曇り、時々パリ)より

私は自分を「優しい」人間だと、思っていた。


暴力を憎み、人間の性善説を信じ、人が人を傷つけると言う事実が、理解出来なかった。

戦争を否定し、武器弾薬を嫌悪し、日々の平安を愛おしむ事が、大切だと信じていた。

今でも、『非武装完全中立』国家は可能だと、夢見ている。

『戦争放棄平和憲法』は、人間の歴史の総ての面から、人間の思考の勝利だと、信じている。

しかし。

近年、『死刑廃止論者』の言動に、違和感を抱いてしまう。

この事は、拙ブログで以前にも書いた気がする。

確かに、死刑廃止論者の前提として、「ひとの命の絶対性」は否定する気はない。

その「絶対」なる存在である人の命を、国家権力が奪っていいのか、と言う理論も理解出来る。

一人の人間の命を、第三者が奪う決定をする権利など、神では無い人間には無い、というのも否定しない。

しかし。

その論拠に、最近は素直には頷けない物を感じる。

▶光市母子殺害事件の弁護団に怒りのコメント殺到(トピック/見出し)

>1999年に山口・光市で母子2人を殺害したとして殺人などの罪に問われていた当時18歳の元少年・大月(旧姓・福田)孝行被告の裁判で、最高裁は20日、被告側の上告を棄却、大月被告の死刑が確定した。

この判決に対し、大月被告側の弁護団が「判断を誤っており、極めて不当」とする声明を発表していることがわかり、「被害者を冒涜している」とネット掲示板などで物議を醸している。

>20日配信の日本経済新聞電子版によると、弁護団は「強姦目的も殺意もないことは、客観的証拠や鑑定から明らかにされたのに、裁判所は無視した。

被告は虐待で成長が阻害されており実質的には18歳未満で、死刑は憲法や少年法に反する」と死刑判決に批判的な声明を出し、また裁判官全員一致の判決でなかった点にも「強く非難されなければならない」と指摘しているという。

>この記事を受け、ネットユーザーは「(強姦目的も殺意もないことが)明確な事なのにきちんと説明できなかったのは、自分たちが無能だったせいではないのか」「この人達は、自分の身内が同じことされても同じこと言えるの?」「土壇場で“殺意はなかった”だの“復活の儀式”“ドラえもんが”だの言い出したから、再審で無期が死刑にひっくり返ったんだろ」「実質的には18歳未満だったと言うけど、それなら30過ぎて事件を起こしても、精神的に未熟なら実質的には18歳未満だったって事で少年法を適用するつもりなの?」「むしろ、死刑をアシストしたあたり“かなり優秀”なのでは」など、弁護団への批判、怒りのコメントが相次いだ。

【トピックニュース/2月21日11時32分配信】

弁護士の仕事は、弁護士本人の思想信条からはなれて、被告の利益を検察から護る事である。

その点に鑑みると、事件によっては、当然一般的に避難される言動を取らざるを得ない事であろう。

そう考えれば、弁護士など「因果な」商売ではある。

それにしても、「死刑廃止論者の弁護士」という存在が有るらしい。

しかし、私がどうしても引っかかる点は、何故「加害者の人件」を、「被害者」のそれより優位に置かれるのか、と言う事だ。

加害者の「背後関係」や「生い立ち」にメスを入れて、事件の原因を探り出す事に、一体全体いかなる必要性があるのか、理解出来ない。

良く聞く被害に遺族の言葉に、次の様な物が有る。

「いったい、何故こんな事になったのか」
「何が原因で、こんな事が起こったのか」
「なぜ、◯◯がこんな目に遭わなければならなかったのか」

このような言葉が出て来る「心情」は、痛い程良く解る。

ある日突然、他人の手で「日常」が破壊され、「家族」が切り裂かれ、「将来」が抹殺されてしまえば、誰だってそう思う。

しかし考えてみると、この言葉は別に「加害者に何が有った」から、こんな事になったのかを、本当に知りたい訳では無いのでは無いか。

「加害者」が、子供時代に実の親から虐待されて育った。
「加害者」が、幼い頃に精神の成長が損なわれる様な境遇に有った。

こんな事は、被害者側に取っては、どうでも良い事なのでは無いか。

「何故こんな事に」と言う言葉は、加害者の実像を把握したい訳では無く、自分達に降り掛かった不条理に対する、怒りの心根の発露なのだ。

>被告は虐待で成長が阻害されており…

申し訳ないが、被害者の家族や遺族に取って、そんな事は「加害者のかって」に過ぎない。

<少年時代に、家庭環境のせいで精神的発育が止まった結果、家族が殺されました>なんて事は、どうでも良いのだ。

「何故、お前はそんな事をしでかしてくれたのだ!」という叫びは、「何も無く平和に暮らしていた頃の幸せを返せ!」という意味なのだ。

昨今、あまりにも「悲惨な事件」が多すぎる。

親が子供を殺す。
子供が親を殺す。

ここまでは、「家庭内」の事件であり、第三者には不幸はもたらされていない。

しかし。

子供が他の子供を殺す。
通りすがりに「誰でも良いから殺したかった」奴から殺される。
一方的に方想いされて、追い回された挙げ句に、殺される。

この手の不条理な犯罪の犠牲者の家族や遺族に取っては、犯人の生い立ちの中での「不幸」や、受けて来た「仕打ち」や人間関係の「軋轢」等を調べ上げる事には、関心など無い筈では無いか。

日本が真の意味で『法治国家』であるかどうかは、この際さておいて。

思想信条に拘らず弁護をするとは言え、弁護士にも夫々の思想が有り、自らの思想に基づいて弁護をする事は、当然の成り行きだと思われる。

死刑が予想される事件の被告に対しては、「死刑反対論者」の弁護士が、弁護を担当する、言い換えると「買って出る」事が普通に行われている様に思える。

自分の弁護活動を通じて、自分の主義主張を社会に訴える大きな機会である以上、その他の事案の弁護より、熱も入ろうと言う物だ。

そう言った立場の「弁護団」からすれば、今回の『光市母子殺人事件』の弁護において死刑判決に至ってしまった事は、無念であるに違いない。

その流れからして、以下の様な生命がでて来る事は、当然だろうと思う。

>「強姦目的も殺意もないことは、客観的証拠や鑑定から明らかにされたのに、裁判所は無視した。被告は虐待で成長が阻害されており実質的には18歳未満で、死刑は憲法や少年法に反する」

>「裁判官全員一致の判決でなかった点にも、強く非難されなければならない」

純粋に六法全書の指示する法体系の見地から言えば、正しいのであろう。

しかし、単に「六法全書」という、日本人の社会規範の原典に過ぎない物を、不条理にも命を奪われた被害者の無念より優先させる事が、正しいのだろうか。

法的概念では、正しいのだろう。

理解はしたい。

『法』を「情」でゆがめていたら、法治は成り立たない。

では、法を優先する事によって(それが当然では有るにしろ)、突然奪われた『命』を救済出来るのか。

「法律」は、人々を罰する物では無く、救済する物でなければならない筈だ。

そして、救済されるべきは「犯人」では無く、『被害者』でなければならない。


>「(強姦目的も殺意もないことが)明確な事」

って。

他人の奥さんに劣情を催して、その人の家に押し込み、乳児を抱いている若い母親に強引に迫った挙げ句に、殺してしまった挙げ句に死姦しておいて、『強姦目的も殺意もない事が明白』等と言われても、人の道から言えば受け入れられる事では無い。

18歳未満の死刑は不当。
三人以上殺せば死刑。
一人では死刑は無い。
残裁判官が合意でなければ、未成年に死刑は言い渡さない。

全部おかしい。

『公判でも明らかにされたが、彼は特異な家庭環境で育った。

父親は事あるごとに暴力を振るい、したたかに殴られた夜には、のちに自殺する母親がFの寝床に潜り込み「生まれ変わったら結婚しよう」「あなたの子供がほしい」……と囁いていたという。彼が育ったこうした“健全とは言い難い成育環境”は、発達障害やコミュニケーション不全というかたちで、のちにFを苦しめることになる。』

【日刊SPA!/2月20日17時15分配信】


この犯人が、特異な環境で育った事は、分った。

その少年時代が、異常で歪んだ物であった事は、分った。

本人が、どれだけ辛く悲しい初年機を過ごし、それがどのように過酷な物であったか。

しかし。

不幸な子供時代を送った人は沢山居る。

子供時代に、父親から殴られていた人は、沢山居る。

子供時代に、父親の家庭内暴力に苦しみ、母親の自殺に遭遇し、誰も理解してくれる歩とはいなかった、そんな人は一人や二人では無い筈だ。

最近では、近親相姦もそれほど珍しく無いらしい事も、洩れ伝わって来る。

では、そのような「過去を背負った」人が、皆が皆「無差別殺人」を犯すのか。

そんな訳は無い。

いかなる形であろうとも、歪で不幸な子供時代を過ごした人も、そのほぼ全員が「真っ当に」暮らしている筈だ。

悲惨で残虐な犯罪を犯す事を、その人物の成長期の異常さに求めて、それが免罪符になる訳が無いでは無いか。

確かに、未成年は社会に対して責任は取れない。

しかし、それならばこそ「取れない責任」を取らざるを得ない様な事を、しでかしてはならない。

自分で「取れない責任」が拘って来る様な事は、やっては行けないと言う自制心が、必要なのだ。

そして、はなはだ困った事に、そのような精神的自己抑制が出来ない人間が、日本社会にはかなりの数で産み出されている様な気がする。

「我慢」するしか無かった戦中派が、子供達だけには「何不自由のない」暮らしをさせたいと、物質的に甘やかされて育った団塊の世代。

その団塊の世代は、日本経済の再生と発展の為に「一生」働き詰めに働き、子供達を「家庭的に」躾ける機会を失っていた。

その団塊世代の子供達は、物質的な飽和状態の中で、家庭で受けるべき躾を一切受けず、ただ「勉強だけしていてくれれば良い」という家庭規範の中で育った。

さらに、ゲーム機が成長の友となってしまった。

その結果が、「モンスター・ペアレント」の登場であり、「モンスター・チャイルド」であり「モンスター・クレーマー」である。

自分の欲求だけは常に満たされて育った挙げ句に、欲求が見ただれないときの対処が出来ない。

「我慢」を知らない。

「何処までやっていいのか」
「これ以上はやってはいけない」

という規範を体得していない。

散々語られて来た様な事を、ここで繰り返す気はない。

しかし、そのような日本人が増えている社会環境の中で、凶悪犯罪は確実に、目に見えて増えている。

確かに、「掛け替えの無い人の命」を、国家権力が抹殺する行為は、思想哲学を越えて、成してはならない事なのだろう。

しかし、そこには人間「性善説」が、成り立っていなければならないのでは無いか。

「命が掛け替えの無いもの」であるからこそ、利己的欲求の暴走で「奪われた方の命」は、救われないでは無いか。

本橋氏は、実に偉い方だと思う。

感情の伴わない「法律」の壁に、「被害者の家族の人件」を考慮すると言う、<穴>を穿った。

社会運動を産み出した。

遺族が「裁判」を膨張出来る様にした。

そこに、地味で忍耐強い彼の継続的行動が、存在する。

私が、彼の立場であったら。

恐らく、我を忘れて短絡的に騒ぎ立てるだけであっただろう。

冷静で継続的社会行動など、とても取れなかったに違いない。

おそらく、あらゆる手だてを尽くして拳銃を手に入れようとしただろう。

裁判の日取りを調べ出し、何とか傍聴券を手に入れる努力をしただろう。

厳しい警備の検査を以下にくぐり抜けて、拳銃を携帯したまま「傍聴席」に入り込めるかを、必死で考えただろう。

それに成功したら。

私は、法廷内で、犯人に発泡してと思う。

それくらい、憎い、残酷な、無慈悲な、非人間的な、犯罪である。

夫として、父親として、堪えきれる範囲を超えた、支えきれない出来事であると感じる。

そんな「過酷な結果」をもたらした犯人が、『少年』だから<死刑>は免れる?

馬鹿野郎である。

『無期懲役』とは、最低7年から最高20年程の不定期刑である。

「模範囚」を決め込めば、七年で釈放される。

この犯人自身、手紙でその事を公言していたそうな。

『七年後に、僕は地上に出て花を開く』
『誰も、僕を罰する事は出来ないんだ』

こんな状態で、何故「犯人の人件」ばかりを、声高に求める動きが起こるのかが、理解出来ない。

『終身刑』を設けるべきである。
仮釈放無しで。

失われた命と、その失われた命の周囲で、生涯苦しみ続けなければならない家族の「人件」を、少しでも安んずることが出来る程度に、厳罰を課すべきである。

日本社会が、ここまで「道徳喪失社会」に成り果ててしまった以上、社会規範を変える必要は無いのか。

『ハンムラビ法典』が、求められる。

「盗みを働いたものは、右手の手首を切り落とされる」
「死をもたらせば、死であがなう」

人間が生きて行く限り、犯罪は無くならないだろう。

凶悪犯罪も、続くであろう。

事件を引き起こすに至った「犯人の内面」を探り、犯罪が引き起こされるに至った犯人の人格形成を解明するのも、良いだろう。

少なくとも、犯罪の「唯物感」的原因は、多少は辿れるに違いない。

だから「何」なのだ。

毎回繰り返される、犯人の生い立ちや、育った家庭環境の事など、週刊誌的興味でしかない。

それを知って、どうなる。

どうにもならない。

第三者に与えた苦痛、被害、損失が、大きければ大きい程、その結果を造り出した者に対して、その責めを負わせる事は当然では無いのか。

これは、何も殺人事件だけに留まる者では無い。

レイプもしかり。
虐待も、精神的拷問である「ハラスメント」も然りである。

被害者の人数が、量刑の多寡を決めるなど、不合理だ。

犯罪の責任と被害者の救済とは、算数では無いのだ。

年齢で線を引く事も、ある一定の目安に過ぎない次元に留めるべきでは無いのか。

近年、外国では小学生がより幼い少女を、集団でレイプする事件すら、多々聞こえて来る時代となってしまった。

自分がやっている「事の重大性」を認識出来ない「子供」達の事件に対して、無条件に「最高刑」は課さない、という決りを作って、哀しみや苦しみを社会に野放しにする事は、決して「人は身分や生まれに拘らず法の下に平等」と言う精神には、逆の意味でそぐわないのでは無いか。

私は、悲惨な事件を引き起こしたら、相応の責任を取らせなければならないとおもう。

『<更生>の為に犯人の人件を擁護する』などは、出来心で万引きをしでかした中学生程度に、適用される感覚だと思う。

極めて凶悪な犯罪を引き起こし、反省の念が希薄な未成年を一人「更生させる」という美名で、数年後に社会の野放しにする事と、後に残された被害者とその家族に残された、生涯消えない傷の重みとを比較したら、どちらがより大切な事かは、言うまでもないことだ。

日本は、あまりにも「責任を取らない」社会に成り果てしまった。

二人を殺した少年は、「やっと」死刑にする事になった。

しかし、日本中の国民の生命と健康とを損ない、これから先何十年もの間多くの国民を苦しめる事が明らかな、『東電』経営陣や、組織防衛と利権擁護を優先して、国民に被曝を避ける機会を与えなかった、関係省庁院、政府は、責任を負う気も見えない。

彼等の責任を問う声も、社会的に起こらない。

日本は、法治国家では無かった。

それなのに、死刑廃止だの、犯罪少年の保護だの、おこがましい。

※この稿は、パリ時間2月21日夜投稿する筈でした。

送信ボタンを押したとたんに「サーバーのメンテナンス」に引っかかり、消えてしまったものです。

 22日になって、恐らくメンテナンス開始以前であったと思われる時間帯に書いた部分は復元されて来ました。

 後半を書き直して、21日の日付で投稿致します。
(筆者啓白)

新燃岳の火山灰が◎◎に変身した!

2012年02月22日 19時34分10秒 | Weblog

新燃岳の火山灰が◎◎に変身した!・・・(飯山一郎)より

MGマグマパワー

宮崎の下石(しもいし)さんが発明した驚きの火山灰製品!


鷲は、いちおう発明家ということになっているらしいが、どうなんだろう?
『グルンバ・エンジン』という中国人もビックリの機械を考えだしたんだから、
まぁ、発明家なんだろう。
そーいえば、仲間にも発明家が多い。

宮崎・都城の発明家、下石(しもいし)さんも、鷲の発明家仲間だ。
このヒトとは家が近いこともあって、時々会っては、発明で一発当てよう!
などという狸の皮算用みたいな「謀議」を長年やってきた。
その想いが実って、このたび下石さんは、とんでもない発明をした。

えーー、どういう発明かというと、あの新燃岳の火山灰を特殊加工して、
ポーラス(多孔質)構造の消臭パウダーをつくったのだ。
これは、鷲、とんでもない、すんごい発明だと思う!
なにしろ、厄介者の火山灰が大変な素材に生まれ変わったのだからな。

下石さんは、上のパンフにもあるように、豚舎や堆肥場の除臭剤として
販売するつもりでいたので、鷲は下石さんに言ってやった。
「あんた、時流を読め! 天下の大勢を考えろ! この発明は日本を救う!」
と。
だが下石さんはキョトンとするばかりだった。
そこで、鷲は追い打ちをかけてやった。
「あんたの発明は、放射能吸収剤としても第1級品なのだぞ!!」

そーゆーことで、鷲は、下石さんの発明品の販売を引き受けることになった。
下石さんの発明が放射能吸収剤としても抜群であることは鷲が保証する!
これは、顕微鏡をチョッとのぞけば、大変な多孔質であることが一目瞭然!
あのゼオライトにも負けない放射性物質の吸収能がある!
と、心とカラダが震えてきてしまうほどだ。

どうだろう?
下石さんの発明品を販売代理店となって売ってみたい!
そーゆーヒト、または会社があったら、鷲に連絡してほしい。
狸の皮算用ではない、真剣な商談をしよう!
そーして、日本を救おう!


「法の番人」に程遠い検察。

2012年02月22日 19時30分20秒 | Weblog
「法の番人」に程遠い検察。 ・・・(日々雑感)より


 今日(2/22)の読売新聞に『虚偽記載引用し別報告書』と見出しを掲げた記事が掲載された。

それによると第五検審会に提出された事件報告書は田代検事により作成された虚偽の事件報告書に基づき、田代検事の上司に当たる特捜部副部長が田代検事の報告書を引用して記載したものだったというのだ。

 つまり二重に事件報告書は書き換えられて、第五検審会委員に提出されたというのだ。

そこで検審会委員が審議し『強制起訴』と決した議決自体が根拠のないものの拠る物であることが明白になった。

 第五検審会委員が実際に存在したとして(現実としては極めて疑わしい『幽霊委員』である可能性が大である)、それでも事実と異なる事件報告書に基づく報告書を「公正な」事件資料として提出するとは何事だろうか。これでも検察は『法の番人』といえるのだろうか。

 実に重大な問題だ。

読売新聞は冷静に伝えているが、これほど国民を馬鹿にした前代未聞の事件があるだろうか。

有印公文書偽造で『市民』が田代検事などを刑事告訴しているようだが、官僚たちは十数億円も『裏金』と称する公金横領を働いても、誰一人として逮捕されない特殊な世界だ。

市民による告発が検事に通用するか甚だ心許ないが、いかなる検察の判断が示されるか待つしかないだろう。

ドル続伸、80円台前半=投機的円売り根強い〔東京外為〕(22日午後3時)

2012年02月22日 15時49分02秒 | Weblog
ドル続伸、80円台前半=投機的円売り根強い〔東京外為〕(22日午後3時) 時事通信

 22日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は続伸し、1ドル=80円台前半に乗せて推移している。

輸出企業の売りは出ているが、一方で「投機的な円売りは根強い」(都銀)とされている。

午後3時現在、80円02~05銭と前日(午後5時、79円77~82)比25銭のドル高・円安。

 午前中は79円台後半でもみ合う展開だったが、昼前から徐々に買いが強まった。

「序盤はドル買い・円売りだったが、その後はユーロや新興国通貨などに対して円が売られる展開」(別の都銀)となり、「円売り」の動きでドルは水準を切り上げた。

上値では輸出筋の売りが厚いが、これをこなす形で投機的な買いが入り、下がりにくい地合いだ。

 一方、ユーロは対円で上昇、対ユーロで小幅安。

ユーロドルはギリシャ支援合意後の材料出尽くし感から売られがちだが、ユーロ円は全般的な「円売り」を受けて上昇傾向となっている。

 午後3時現在は、1ユーロ=105円94~96銭(前日午後5時、105円75~77銭)、

対ドルで1.3235~3240ドル(同1.3253~3253ドル)。

FX すべてのチャンスはチャートの中にあり。
http://ameblo.jp/capitarup0123/entry-11171970717.html

東証大引け、9500円台回復 2部指数は過去最長の続伸

2012年02月22日 15時43分48秒 | Weblog
東証大引け、9500円台回復 2部指数は過去最長の続伸

 22日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。大引けは前日比90円98銭(0.96%)高の9554円ちょうどと、2011年8月4日以来、約6カ月半ぶりに9500円台を回復した。

米景気の回復期待や欧州債務不安の落ち着きを背景に投資家心理は改善基調。午後の外国為替市場で円相場が1ドル=80円台、1ユーロ=106円近くに下落すると、輸出企業の業績悪化懸念が和らぎ、自動車など主力の輸出関連株が軒並み一段高となった。

日経平均は上げ幅を100円強に広げる場面があった。

東証1部の上昇銘柄数は全体の9割弱にあたる1492とほぼ全面高だった。

 午前は高値警戒感からの利益確定売りと押し目買いが交錯して方向感のない展開だった。

高値警戒感のある大型の景気敏感株が売られる一方、業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株や高配当利回り株、中小型株など出遅れ感のあった銘柄に物色の矛先が向かい、相場全体は底堅く推移した。

 午後に入ると「円相場の下落を受けて景気敏感株や輸出株に押し目買いや買い戻しが優勢になった」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹投信グループ長)。

 株価指数先物のヘッジ買いへの思惑も下値を売り込みにくい背景という。

日経平均オプション取引(3月物)で9500円を行使価格とするコール(買う権利)の建玉(未決済残高)が3万6000枚強と多いため、「日経平均が9500円を上回る水準で堅調に推移すると9500円コールを売っていた参加者がヘッジ(損失限定)の先物買いを入れる」(国内証券)との見方があった。

 東証株価指数(TOPIX)は反発。業種別TOPIXは33業種中、「ゴム製品」を除く32業種が上昇した。

「証券商品先物」や「パルプ・紙」、「海運」が上昇率の上位に並んだ。

 東証の規模別株価指数の「小型株」は続伸し、大引けは前日比24.26ポイント(1.76%)高の1404.62と、東日本大震災が発生した11年3月11日の水準を回復した。

 東証1部の売買代金は概算で1兆4151億円と17日連続で1兆円の大台を維持した。

売買高は同24億3765万株だった。東証1部の下落銘柄数は123、横ばいは55だった。

 トヨタ、グリー、三菱UFJが買われた。ホンダ、東電、野村も上昇。

一方、キヤノン、ファナック、ソフトバンクが下げた。JT、ブリヂストン、東エレクも下落した。

 東証2部株価指数は27日続伸と、指数算出を開始した1961年10月以降で最長の連騰記録となった。

花月園、高砂鉄、イクヨが上昇。

半面、ジオスター、大黒天が下げた。

班目安全委発言「ストレステスト 一次評価だけでは不十分」ーー小出裕章

2012年02月22日 14時59分28秒 | Weblog
班目安全委発言「ストレステスト 一次評価だけでは不十分」ーー

「班目さんがどんなに抵抗しても、多分ダメ」小出裕章 2/21(1)

2012年2月21日(火)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。

大飯原発3号4号の再稼働に関して、原子力安全委員会委員長班目春樹氏が、ストレステストは一次評価だけでは不十分だという強い認識を示したことについて言及しています。

▼原発のないふるさとを:小出裕章

▼図解 原発のウソ:小出裕章

▼20120221 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

=====(文字おこし、ここから)

水野「京都大学原子炉実験所、助教、小出裕章さんに伺います。小出さん、こんばんはー」

小出「こんばんは」

水野「よろしくお願いしまーす」

平野「こんばんは、よろしくおねがいします」

小出「よろしくおねがいします」

水野「え…、この、班目さんの発言について伺いたいと思います。」

小出「はい」

水野「ストレステスト、一次評価だけでは不十分だと、え…班目さん、がおっしゃってますけど」

▼東京新聞:「班目発言」火消しに躍起 政府 再稼働の妨げ、懸念:政治(TOKYO Web)

小出「はい(笑)」

水野「これはどういう意味なんですか?」

小出「わかりません。一次評価だけでも、二次評価だけでも不十分だし。」

水野「はい」

小出「何をやっても不十分なのです」

水野「はあ、ラジオネームこものひょうろんかさんというかたがですね」

小出「はい(笑)」

水野「あの、小出先生はおそらく再稼働は認めるべきではないとおっしゃるんでしょうが。

でも再稼働するにしたって、え…まあ班目さんは言ってるのは、二次評価、で安全性をさらに審査することは、やらないよりやった方がましという、そういう程度のことなんでしょうか。お聞かせくださいってくださいました」

小出「(笑)、と、思います。」

水野「やらないよりやった方がマシってことですか」

小出「……まあ、ましといったところで、やれば安全が確認できるというものではない、」

水野「んですね」

小出「ということがこれまでの審査のやり方でわかってきた…というか、事実で証明されたことなわけですから。」

水野「はい」

小出「これまでの…と、同じように、ある想定をしてその想定がどこまで、ん……安全の保証になるか、という考え方がもうダメだと、みなさん気づ…どうして気づかないのかなと私は思うのですけれども。」

水野「ええ」

小出「はい」

水野「ただ、あの、班目さん…でも」

小出「(笑)」

水野「二次評価が必要であると、」

小出「はい」

水野「おっしゃってるにもかかわらず、政府は、一次評価だけで判断をするという方針を、これまた続けるということだと思うんですね」

小出「はい」

水野「これについてどうですか。班目さんでさえ二次評価必要だとおっしゃってるのに。政府のこの一時評価で十分だという考え方について、いかがでしょう」

小出「……そうですねえ……。もともとそのストレステストをやろうといったのは菅さん、だったわけですけれども。

まあその菅さんが追い落とされて、野田さんにかわった。

野田さんも一応は脱原発社会を目指すというような事は言っては要るわけですけれども。

結局はやはり原発は輸出するし、電気が足りなくなるから原発の再稼働をさせるというような方向に次々と、打って出てきているわけですから」

水野「ええ」

小出「え……、班目さんがどんなに抵抗しても、多分ダメなんでしょうね」

平野「うーんあのお、」

小出「はい」

平野「班目さんがですね。」

小出「はい」

平野「二次評価を原発の究極的な余裕がどこまであるかを評価するものだというようなことを発言されてるんですけれども」

小出「はい」

平野「この究極的な余裕ってのは何を言ってるんですか?」

水野「どういう意味ですか(笑)」

小出「(笑)。私はだから、意味が不明です。はい。」

平野「まあ」

小出「はい。つ、津波をどこまで考えれば、どれだけの余裕がある。

地震をどれだけ考えればどれだけ余裕があるということはもちろんそれなりの評価はできますけれども。

それを越えるような津波が来たらどうするのか。

それを越えるような地震が来たらどうするのか。

あるいは地震とか津波ではない別の要因の、トラブルが起きたらどうするのか。

って言うようなことを考えたらいつまでたっても結論は出ないということになるんですね。」

平野「うーん……。まあ一次評価、2次評価、まあ、全て、例えばクリアーしたとしても、(※聞き取れず)欠陥あれば何の意味もないですよね。」

小出「はい。私はそう思います」

平野「あの…私、ちょっと個人的に思うのは、これだけ頻繁に定期検査をしてるというシステムというものは、あまり、ないんじゃないかと思うんですが。これは、せざるをえないわけですよね。定期検査を」

小出「……ええ、まあ、原子力を始めたときに、不安だった…のですね。」

平野「うん……」

小出「こういう技術が本当にやりきれるかどうかということが不安だったから定期検査という制度を作って、まあ1年に1っぺんはやろうということで、来たわけです。

え…私…が、属している京都大学原子炉実験所でも1年に1っぺんはやはり定期検査を受けてあちこち検査をしてみようと。

やはりそれは、初めて手をつけた技術だったわけですから、そうせざるを得なかったということだと思います」

平野「うん…」

水野「ああ…。ふうん。あの…、でもストレステストが再稼働の条件になってますけど、それについてお墨付きを与える立場に、未だに班目さんは、居らっしゃるんですよね」

小出「(苦笑)。そうですね。」

水野「これ、今回の福島の事故対策の責任者ですよね。」

小出「はい」

水野「で、SPEEDIをちゃんと使用できていたら、え…避難できた…うまく避難できたってのは全くの誤解だ、という発言も先日なさいましたよね」

小出「そうですね。」

水野「で、その時は問題になりませんでしたよね」

小出「はい。」

水野「今回になったら、その政府の方針に対して、ある程度のノーをおっしゃると問題になるんですね」

小出「(笑)。みたいですね」

水野「ほお…。え…今度はですね、四国電力の伊方原発3号機、のこれのストレステストについて伺いたいと思うんですが」

小出「はい」

水野「これ、一次評価、で四国電力が、あの…原発が、た言えられる地震、地震が来たときにどれぐらいの地震にだったら、この…3号機が耐えられるのかと、いうのをテストしました。
そうすると、え…想定の1.86倍…」

=====(文字おこし、続く)

小出「(苦笑)」

水野「の、地震に耐えられる…っていうふうに言ったんだそうです。」

小出「はい」

水野「1.86倍っていうのは意味があるんですか?」

小出「…うん…。まあようするに計算をしてしまうとそういう数字が出てきてしまうということであって。」

水野「ああ」

小出「私は意味が無いと思います」

水野「コンピューターの計算なんですよね」

小出「そうですね。」

水野「うん…。ところがですね。じゃ、今度、経済産業省、原子力安全・保安院が計算しましたら。いやいやこういう…場合もあるから、ということで、1.5倍」

小出「(笑)」

水野「しかないと。」

小出「はい」

水野「つまり、四国電力の主張に比べますと、耐震性、どれだけの地震に耐えられるかという、力は、2割ほど低いという結果を出したんだそうです」

小出「はい」

水野「で、つまり、電力会社1.86倍に耐えられますよー。

いや、だけど役所は1.5倍しかないですよ。といったもんですから、わたくしはここまで聞いたらですね、え……、結局、あ、ストレステストの結果で再稼働は、認めないというふうに保安院が言うんだろう、と思ったんです。」

小出「はい」

水野「今の文脈って普通思いますよね」

小出「…でも原子力の世界では違うのですね」

水野「ああそうですか(笑)。違う…。」

小出「はい(笑)」

水野「わ、た、しらはわかってないなあ……」

小出「はい」

水野「で、実際どうかといいますと」

小出「はい」

水野「小出先生おっしゃるとおり、保安院がですね、今言ってるのはどういう事かといいますと。

近いうちに現地に調査に行く、で、現地調査をした上で、全体的には妥当だと」

小出「はい」

水野「いう評価の案を示す方針!だと言うんです」

小出「はい」

水野「これ妥当というのは、まあまあオッケーっていう意味ですよね」

小出「そうですね(ため息)」

水野「ということは、まだ現地に行ってないですよね! 平野さん」

平野「ええ。行く前からもう」

小出「(苦笑)」

平野「結論出てますよね」

水野「あたしせめて現地に行ってみたら大丈夫やった、っていうのかな…。

現地にまだ行ってない、あるいは計算をやり直せっていうのかと思ったら。

それでもない! 行く前からOKすることを決めている。

これは…素人の私には全くわからない文脈なんですよ。小出先生教えてください」

小出「あっはっはっはっはっはっは(笑)。すいません、私にもわかりません」

水野「なんで、なんでこうなるんですか。」

小出「う…、でも原子力安全・保安院というのは原子力発電所の安全を守るという……

ことが建前のようになっていたわけですけども。」

水野「はい」

小出「でも、昨年の暮れに、やらせ問題というのが出て、明らかになったように」

水野「ああ…そうか…」

小出「保安院自身がやらせを仕組んで、」

水野「はい」

小出「原子力発電所を推進するという、役目を担ってきて、来たんですね。

そういう役所が、日本中の原子力発電所は絶対安全ですというお墨付きを、与えてきて。」

水野「はい」

小出「そして福島第一原子力発電所の事故が起きたのです」

水野「ええ」

小出「私は保安院は、もう抜本的に解体しなければいけないと思いますし。

え……、そこにいた人たちを刑務所に入れたいと私は思っているわけですけれども。

未だに、保安院は、あるし。

その人達自身が相変わらず原子力発電所は安全ですということを言い続けているという状態なんですね。」

水野「そうですよね」

小出「はい」

水野「で、責任をとる方はいらっしゃらず。」

小出「はい」

水野「そして4月になったら班目さんのところの、」

小出「(苦笑)」

水野「原子力安全委員会と一緒になって」

小出「はい」

水野「新しいお役所できるんでしょ」

小出「はい。規制庁というのができます」

水野「それ、寄生してる人の寄生…庁」

小出「(笑)」

水野「ねえ。」

平野「まさに寄生ですねえ。」

水野「ど、どの寄生庁って。どんな字を当てるんですかと私、思ってしまいますね」

平野「権益への寄生ですねえ」」

小出「(笑)」

水野「はあ……」

小出「はい」

水野「これが実態。でも再稼働へドンドンとステップは踏んでいることになるわけですね」

小出「そうですね。もう、今、日本の政府は原子力発電所を次々と再稼動させるというレールを着々と、敷いてきている、と私には見えます」

水野「はい。どうもありがとうございました」

平野「どうもありがとうございました」

小出「ありがとうございました…」

水野「京都大学原子炉実験所、助教、小出裕章さんに伺いました」

=====(文字おこし、ここまで)


朝日:「小沢氏の説明は虚偽」地検捜査資料、弁護側に開示

2012年02月22日 12時21分09秒 | Weblog
朝日:「小沢氏の説明は虚偽」地検捜査資料、弁護側に開示・・・

検察審査会の起訴相当議決までが一つのストーリーだった?
( 政経徒然草 )より

通常の常識では有り得ないことだ。

検察のやっていることは、どう考えても辻褄が合わない。

醜い行為だ。

つまり、このことにより陸山会事件そのものが、「刑事告発⇒秘書の逮捕⇒小沢さんの取調べ⇒不起訴処分⇒検察審査会への告発⇒不起訴処分⇒検察審査会における2度の起訴相当議決⇒強制起訴⇒裁判」まで、一つのストーリーであったことが推測される。

目的は「小沢一郎の政治生命を絶つこと」であり、官僚組織、政治権力、マスコミなどの既得権益層の中の一部の人間達の暗黙の了解の下に行われた、暗黒捜査であったことが伺いしれる。

小沢一郎の有罪判決が最終目的でなく、「政治生命を絶つこと」に主眼がおかれた暗黙の共謀の上に行われた「人物破壊活動」とも言い換えることができる。

記事:(CIA朝日新聞)

民主党元代表・小沢一郎被告(69)の強制起訴を決めた検察審査会に対し、東京地検が提出していた捜査資料が21日までに、検察官役の指定弁護士から小沢氏の弁護側に開示された。

資料には、小沢氏の特捜部への説明を「虚偽だ」と評価した捜査報告書などが含まれていたことが分かった。

検察審査会は非公開で、審査に使われた資料が明らかになるのは極めて異例。

小沢氏の弁護側は、「検察は検察審査会をあざむいており、起訴議決は無効だ」として公訴(起訴)の棄却を求めている。

今回の資料に、小沢氏の起訴を誘導する中身がないか分析し、公判に証拠請求する方針だ。

開示されたのは、東京第五検察審査会の1回目の審査で「起訴相当」議決が出た後、2010年4~5月の再捜査で特捜部の検事が上司あてに作成した捜査報告書5通など。

検察側は小沢氏を不起訴(嫌疑不十分)としたが、どのような証拠や関係者の調書があり、政治資金規正法違反の罪に問えるかを検討した過程などが記されていた。

(朝日新聞デジタル版より抜粋)


田代検事の捏造捜査報告書に続き、小沢さんを事情聴取した検事も小沢さんを起訴議決に誘導する内容の捜査報告書を作成していたことが明白になった。

ストーリーに沿った組織犯罪といっても過言ではないだろう。

そもそも、本来なら検察側から「これこれの証拠や調書があるが、斯々然々の理由で起訴に至りませんでした。」という「検察が不起訴処分にした理由を記述した捜査報告書」が提出されていなければおかしい。

ところが、田代検事の捜査報告書といい、小沢さんを事情聴取した検事の捜査報告書といい、中身は明らかに小沢さんの起訴議決を誘導する内容だ。

捜査報告書に「小沢氏の特捜部への説明は虚偽だ」と書くのならば何故、小沢さんを起訴しなかったのか。

明らかに矛盾している。虚偽と評価した理由を明らかにする必要がある。

そして、それらの捜査報告書は当然のことながら上司の了承の上で提出されたものであることは疑いようが無い。

上司も一蓮托生であることは疑いの無い事実である。

しかし、彼らが起訴の根拠とするための直接証拠は一つも無く、捜査報告書も捏造されており、秘書の調書も信用性が疑われ重要な調書が証拠採用されなかったことで、検察審査会へ提出していた捜査資料全ての信用性も失われてしまった。

彼らは一人相撲を取り、勝手に自分で足を滑らせ転んでしまったことになる。

これらは、完全に犯罪である。

一人の政治家を抹殺するために、捜査資料を捏造、隠匿し検察審査会の議決を誘導することで自分達の手を汚さず「強制起訴」させた。

(アリバイ殺人のようなものである。)

さらに指定弁護士の手により、「市民感情」を後ろ盾にマスコミ等の世論を味方に抱きこみ、あわよくば「有罪」、でなくても世論の批判の高まりで「議員辞職」に追い込むことを目論んだ。

これは一人の政治家を殺すという行為に等しい。

さらに、追求すべきは共謀者の存在の有無である。

この事件では、マスコミ、政治家、ジャーナリスト、法務、検察官僚などの一部の人間も広い視点から見れば共謀者と呼べるのかもしれない。

「当たり前でない社会」が存在することが浮き彫りになったことの意義は大きい。

今度は、それをどう改革するかが問われる。

しかし、過度の期待はできないような気がしてならない・・・。

(残念だが・・・)

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コメント

01. 2012年2月22日 11:40:32 : v4CO2XCHQ6
小沢さんを事情聴取した検事の名前が書かれていない。
田代は書かれているのに。

CIA朝日の星クズ・・・今までの虚偽記事掲載の悪事、どう責任を取るのか?


陸山会事件、虚偽記載引用し別の報告書

2012年02月22日 11時12分36秒 | Weblog
陸山会事件、虚偽記載引用し別の報告書・・・(読売)

 小沢一郎民主党元代表(69)が政治資金規正法違反に問われた陸山会事件に絡み、

東京地検特捜部所属だった田代政弘検事(45)が作成した捜査報告書に

虚偽の記載があった問題で、上司だった副部長がこの記載を別の捜査報告書で引用し、

小沢被告の関与を示す要素と評価していたことが21日わかった。

 田代検事による虚偽の記載が、上司の報告書にも影響を及ぼしていたことになる。

これらの報告書は、小沢被告を起訴すべきだと議決した東京第5検察審査会に提出されていた。

 副部長が作成した捜査報告書は、不起訴となった小沢被告に対する再捜査中の

2010年5月19日付で、部長に提出され、

小沢被告を再び不起訴とする際の判断材料の一つとなった。

 この中で、田代検事が同会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)の

再聴取について記載した5月17日付の報告書の一部を引用。石川被告が

「親分を守るためウソをついたら選挙民への裏切りだと検事に言われ、

小沢被告の関与を認めた」という趣旨の説明をしたとする部分だったが、

この発言は実際にはなかったことが石川被告の隠しどり録音から後に判明した。  

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コメント

01. 2012年2月22日 11:09:53 : v4CO2XCHQ6
こんなに騙されているのに
いまだに議決に関わった11人から
何の発言も無い。
やっぱり存在しないのか
それとも
身内だったのか。