ザック監督、新星・久保は“戦力外”…大抜てきは「昨季の成長に対するご褒美」
アルベルト・ザッケローニ監督(左)の指導に耳を傾ける新加入のFW・久保=
大阪府内のグラウンド(撮影・辰巳直之)
サッカー日本代表が20日、堺市内に集合し、国際親善試合、アイスランド戦へ向けた練習を開始した。
日本代表のAマッチ最年少ゴールの期待がかかるFW久保裕也(18)=京都=について、アルベルト・ザッケローニ監督(58)は「現時点で代表の選手ではない」と将来を見据えた招集であると強調。
それでも久保は1トップでの出場をアピールし“蚊帳の外”からの巻き返しを誓った。
ザック監督の目に、久保は戦力として映っていなかった。
MF磯村、柴崎と合わせ「昨シーズンの成長に対するご褒美として呼んであげた。
3人ともに言おうと思っていますが、現時点で代表の選手ではない」と、非情な通告をする考えを明らかにした。
17日の代表発表会見では、以前に招集されながら出場機会がなかった宇佐美(バイエルン・ミュンヘン)を引き合いに「目的は雰囲気を感じさせること」としていたが、ここまでハッキリと戦力外を明言したのは初めてだ。
実際、練習の冒頭に行われたフォーメーションの確認で久保はピッチから外れて先輩たちの動きを見る時間があった。
逆境に立たされた久保は、練習中も初招集の緊張からシュートを外すなど苦戦した。
「今まで交流のある人がいない」という“アウェー”の中、「自分からは話しかけられなかった。普段は緊張しないんですけど。珍しいです」
と日本代表最年少ゴールを狙う新星も顔をこわばらせていた。
ただ、実力には自信がある。指揮官の戦術も「大体は頭に入った。
代表の試合は見ていたので、イメージはつかめています」と習得をアピール。
さらに1トップのスタメンが予想されるFW前田から「全部盗みたいです」と急成長を誓った。
「五輪後の核を担う選手」というザック監督の評価を3日で覆す。
アルベルト・ザッケローニ監督(左)の指導に耳を傾ける新加入のFW・久保=
大阪府内のグラウンド(撮影・辰巳直之)
サッカー日本代表が20日、堺市内に集合し、国際親善試合、アイスランド戦へ向けた練習を開始した。
日本代表のAマッチ最年少ゴールの期待がかかるFW久保裕也(18)=京都=について、アルベルト・ザッケローニ監督(58)は「現時点で代表の選手ではない」と将来を見据えた招集であると強調。
それでも久保は1トップでの出場をアピールし“蚊帳の外”からの巻き返しを誓った。
ザック監督の目に、久保は戦力として映っていなかった。
MF磯村、柴崎と合わせ「昨シーズンの成長に対するご褒美として呼んであげた。
3人ともに言おうと思っていますが、現時点で代表の選手ではない」と、非情な通告をする考えを明らかにした。
17日の代表発表会見では、以前に招集されながら出場機会がなかった宇佐美(バイエルン・ミュンヘン)を引き合いに「目的は雰囲気を感じさせること」としていたが、ここまでハッキリと戦力外を明言したのは初めてだ。
実際、練習の冒頭に行われたフォーメーションの確認で久保はピッチから外れて先輩たちの動きを見る時間があった。
逆境に立たされた久保は、練習中も初招集の緊張からシュートを外すなど苦戦した。
「今まで交流のある人がいない」という“アウェー”の中、「自分からは話しかけられなかった。普段は緊張しないんですけど。珍しいです」
と日本代表最年少ゴールを狙う新星も顔をこわばらせていた。
ただ、実力には自信がある。指揮官の戦術も「大体は頭に入った。
代表の試合は見ていたので、イメージはつかめています」と習得をアピール。
さらに1トップのスタメンが予想されるFW前田から「全部盗みたいです」と急成長を誓った。
「五輪後の核を担う選手」というザック監督の評価を3日で覆す。