土曜に特別に講義時間を設定して、学生一人一人にコロナと疎外された女性について分析発表してもらった。
一人一人対面することで、学生がどういう環境にいるのかとか仕事を何しているのかとか聞けて、すごく身近に感じられるから、今学期はこういう手法を導入してみた。
ある学生は、なんかいる場所の雰囲気がカンボジアっぽくない・・・と思って、「どこにいるの?」と聞いたら、「奈良」。
この学生は東京にあるカンボジア大使館で大使の秘書をしていて、旅行を兼ねて京都や奈良に来てて、神戸にもくるというではないか。
↓学生が神戸に泊まっている間に訪問、お天気が良くてラッキー(下の子は上の子と喧嘩してすっごく拗ねてた)
なんでも日本には1万人ほどいるカンボジア人、永住許可書みたいなのを持ってるか国籍がないと、クレジットカードも作れないし、銀行からの借り入れも無理なんだそう。
でも大使館は、事前に多めに給与を送金してくれてコロナ対応をしてくれたそうで、外務省頑張ってるなと。
学生に同行してきた二等書記官は、「そういえば・・・2010年ごろ先生の講義受けました」だって。
彼が受講したジェンダー学を担当したのが私だったらしい。
世の中狭い。