雑誌を読めば、
「あの手アミでの5年の焙煎」が役に立ちました。」
なんてフザケタことが書いてありますが、手アミ焙煎ほどいい加減なものはありません。何一つ指標とするものが無いからです。温度も分かりませんし、火元との距離も手で振ってるわけですから、根本的にガス値ダメです。つまり何も指標となるものがない。
これで一体何の役に立つのでしょうか?ヒマ潰し?
唯一、ここから導き出せることは、「適当でも焙煎は出来る」ということだけです。笑
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FUJI-ROYAL R-101 のカロリーは2100Kcal/h---1キロ焙煎
イワタニのカセットコンロは3000Kcal/h---せいぜい200g
これがプロのマシンの実力です。そしてスペック(数字で表わされた性能)では見えないものは沢山有ります。その見えないものが一番大事です。
素人向けの焙煎機は沢山ありますが、一体、何年使えるのでしょうか?耐用年数です。
煙突(排気口)が無いということは?どういう意味ですか?
スマホと連動しても、それは操作だけです。
「大事なのは」基本性能です。基本性能は目に見えません。
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本物のコーヒー焙煎を広めましょう。その根本にあるのは、世界中、同じコーヒーの生豆を使っていて、同じガスを燃料にする、また同じ形式の焙煎機なら、おおよそ同じ方法に収斂するという、ごく当り前のことですよ。
①コーヒー焙煎は一日で習得出来ます。
②本物スペシャルティの生豆を買えばハンドピックする必要はまずありません。
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世間一般では、日本では上記の全く反対です。多くの方々が、デタラメを教えられ屁理屈の自縛に囚われています、しかもその屁理屈には不思議なことに一切の説明がありません。
「それが経験なんだよ」と言われます。
それを全て否定すれば、焙煎とは実に楽しく、確実なものになります。
どうか皆さん、ご自身の胸を叩いて、心を訪ねてみて下さい。そこにはきっと学校教育で培った自然科学の知識を基本にした常識があるはずです。
日本のコーヒー焙煎には歴史が殆どないのに、世界一ヘンテコな焙煎が流布されています。「手網」なんてクソ喰らえ、
どうして「排気ダンパー」操作して酸味が強調されたり、コクが出たり出来るのですか?魔法の装置ですね。
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パラメーターで焙煎しています。
パラメーターとは、(焙煎)プログラムの動作条件を与えるための情報のことである。
要するにガス圧であります。それ以外に可変入力は絶対にありません。
何故なら
フィードバック制御の基本中の基本は、マシンの安定だからです。
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いくら、夏でも毛糸の帽子被ったカフェの坊やが、焙煎機にパソコン繋いで、二つの焙煎を比べても、残念ですが、それはプロファイルに比較にはならないのです。
何故なら、それは焙煎機が勝手に煎って、ずれた2本の線に過ぎないからです。(多分、これさえも理解出来ないと思いますが)
プロファイルが先にないと、プロファイル比較にはならないのです。試しに、焙煎前に自分で焙煎のプロファイルを書いて、それを焙煎してください。温度記録は30秒ごとで良いです。
もし、もし、もしも、これが出来たら、比較すべき別のプロファイルを煎ることが出来て、初めて2本を比較できます。
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三台の焙煎機 R-101, 103, 105で 同じプロファイルで焙煎しますと、前にも書いてますが
12分、14分、15分で完成します。これら3つは全く同じ焙煎プロファイルです。分かりますね?
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だから、「焙煎はその日の微妙な気候に影響される」なら、その微妙な気候に対するパラメーターを事前に宣言出来る筈ですし、しかも焙煎の途中も気候は刻々変わってゆきますからね~~。一体どう対処するのか?
答えはいつも「それが経験なんです。」
そして毎日毎日変化する気候に対して、事前にパラメーラーを公表して一週間連続焙煎して結果、全部の焙煎が同じ味に出来る筈です。
これがプロファイルです。
今日、焙煎した豆も、10日後も、来年の今日も、3年後の今日の焙煎も同じ味が、プロの仕事です。
当講座の受講者さんは出来ると思います。
しっいっパラメーターを換える為に「排気ダンパー」も変えることは有ります。
しかし、焙煎の途中ではありえません。(変えても焙煎は出来ます。)
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「ニュートラル」なんて全く意味はありません。唯一使えるのは、ダクト系の詰まり具合への定点観測です。
焙煎機の中に自然に流れる風はありません。そしてこの工業的な一定風力故に、詰まり具合が観測出来るのです。そもそも関東と関西で、2割も風力が違ってるのです。笑
こういう諸々を書いてきました。「蒸らし」なんて絶対にありません。誰か一人でも蒸れてる豆を見ましたか?肉まん、みたいな・・・
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当講座を受講された方も、されない方も、誰でも自由に他人様に「コーヒー焙煎」を授業することは出来ます。誰の許可もいらないと思います。
どうぞご自由に。
私は、デタラメは教えて欲しくないだけです。