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東京一景

2024-10-12 | ◆日記・エッセイ・コラム


東京ビッグサイトから晴海通りで勝鬨橋を渡れば、そこが築地である。
イタリアのメーカーの担当さんを毎日、食事の接待をしなければいけない。礼儀で。

それと若干、人員入れ替えが有れば引き継ぎ&顔見せがある。今回はベトナムから英国人技術者が来た。同じ歳である。
サマンサ ・フォックスの時代である。

だから展示ブースにはほとんどいない。寿司屋さんに行く。


❶ 創業100年
❷ 元禄の頃から

私は❶が贔屓だが、何と彼女の意見(評価)も同じである。
理由は「酢飯」の握り方の違いである。(酢の良さも含め)さすが世界中を飛び回っている才女である。中国語もペラペラであるが舌も日本人以上。料理に昆布を出汁で使っている。


❶も気取らない普通の店である。が、年配の職人さんがカウンターにいる。
私は毎回、入店してカウンターに向かって深くお辞儀をする。
何となくそうしている。

仕事が端正で「凛」としている。
「ありがとうございます」と言いたいプロの仕事である。
帰りにも礼をする
「言葉」を交わす必要はない。

そして絶対に長居はしない。さっさと帰る。

「目」は口ほどにモノを言う。

つまりオバハン達の行動とは真逆である。
店にとって一番の客はさっさと帰る客です。
自分達だけならデザートも断る。





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