特に意見を持っているわけではありません。
イタリアでは、ガス釜が故障していたので、電気釜で講習を受けましたが、立派に煎れてます。当たり前ですね、魚のロースターにもプロ用でも電気とガスがあります。電気の方が良いという方も大勢います。
ヒーターの容量も随分違いますから、一概に比べることは出来ません。ここは注意です。
その火種に合った焙煎法はあると思いますが(未経験の部分が多くこれ以上は書けません。)
ただ、そこには比べて何か言いたい人がいるだけです。
イタリアでは、昔はオリーブの薪木で煎ってたこともあるようです。 これはその土地の適材だっただけでしょう。それが日本では備長炭?
これで味が大きく変わるとは思いません。そこには「焼く」と「煎る」違いがあります。
「焼く」は鰻のように固定化されてじっくりと、「煎る」は絶えず動いてます。わかりますか?
しかし、こういう比較でもトリックも多用されます。
備長炭で煎ってる方が、同じ時間内で、電気やガスで煎ったところで焙煎度合いは著しく違うことも無視しています。
一番大切なことは、雑音や素人の意見に惑わされないことです。
当焙煎講座の方法では、煎った豆が、他所さんと比べて異常に長持ちちます。売る期間が長くなります。この手の話は素人さんには判らないし、意味のないことですが、商売上では大切です。
前にも書きましたが
素人は100年やっても素人なのです。そこで楽しめば良い。
プロはその日からプロです。
これはどんな世界でも同じです。厳しいのです。
あなたが素人に聞くこと自体間違っていますし、その素人が何の責任を持つこともありません。 バイクレース出る人が自転車レースの人の意見を聞きますか?
あなたの近所に素人焙煎家がいても、意見を言う必要も、聞く必要も一切ありません。有害です。相撲取りが、近所のおじいさんに聞きますか?
プロ、アマ同じ事をやってますが、意識は全然違います。「どこが違うんですか?」と聞く時点でもう終わってます。
機微です。
世の中には、目に見えるもの(利益でもいいです。)と、目に見えないもの(利益でもいいです)があります。
孫さんなんかは、凡人の私では見えないものも見えているのでしょう。だから大きな投資が出来るのでしょうね。
目に見えるものだけ欲しがる人はどこか薄っぺらい。だから反対に他人からも簡単に見透かされる筈です。こういう人はまず儲からない。 利益がない。