◆普通の焙煎をしている限り、テストスプーンを頻繁に出し入れしても、焙煎に何の影響もありません。
ここから、熱風が吹き出すことも、焙煎機内に空気が吸い込まれることもありません。
何の為に、テストスプーンがあるのかというと、勿論、焙煎度合いをチェックする為です。
世界中の焙煎所で、全く同じことをしています。
テストスプーンは頻繁に出し入れしてます。
だから、皆さんもドンドン行って下さい。
このテスト見で、豆の焙煎が遅れることも絶対にありません。それほど、豆の大きさは真に均一ではないからです。
安心して下さい。
今回の写真は、焙煎講座の途中の適当な時期に、ティッシュ・ペーパーを翳してみました。ご覧のように何の影響もありません。
コーヒー 焙煎は、時間で分かることも、色で分かることでもありません。絶対に・・
焙煎の判断は、必ず豆面で判断するのです。
その為に、頻繁にテスト見します。
ブルーマウンテンの場合は、1回転ごとに出し入れして豆面を見ています。
その為にの【テストスプーン】です。
これで焙煎が変わることは、普通ありえませんので、貴方の焙煎時に、ティッシュ・ペーパーを翳して状況を調べてください。
コーヒー焙煎の判断を色付きで、判断している限り「グァテマラ」を煎り上げることは絶対に出来ません。
時間で煎り上げることも出来ません。
全て、ハッタリです。或いはアホ。
勿論、それが出来るなら、すべて機械の全自動で出来ることを意味します。
けれど、そういう発言している人が、「勘仕事」だとか、「職人ワザ」だと抜かすから、これまた笑いますね。
一体どっちなんだぁ~~?
色で煎り分けれるなんて考えは幼稚過ぎます。
これは本当の焙煎を知る人は嘘だと分かりますね、同じ色で何分も掛かる、勿論、焙煎度合いも大きく違うからです。
◆兎に角、1ハゼが終わったら、どんどん、テストスプーンを使って変化を見て下さい。
何の為にテストスプーンがあるのか?常識で考えれば良いことです。
◆普通に煎る限り、翳した「ティッシュ・ペーパー」は吹き出したり、吸い込まれることはありません。
もし、【テストスプーンは控えめに 】そんな焙煎を教えてもらったら悲劇を通り越し喜劇です。
その前に考えることは、各メーカー、各モデルに拠り、使用する送風モーターも羽根も当然それぞれ違います。ということは、たとえダンパーを半絞り、1絞りなんて言っても、その効果は全然違ってるわけです。それを尤もらしく、「1ハゼ後にダンパーを1絞り・・」言ってる焙煎は、実は可笑しいわけです。
チャンチャラ可笑しいです。真顔で言われても結局、その反検証もてないのです。