授業内容としては完成しております。
授業料を嵩上げする為の座学(カリキュラム)なんて一切必要ありません。コーヒー焙煎は一日あれば充分です。これは絶対です。
6月は、西日本からの参加者さんが多かったです。
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今日の話題は
「1ハゼ」の捉え方
焙煎機が上手く調整してあれば、何回焙煎しても、どんな銘柄でも同じ温度でハゼる筈です。
例えば、昨日の講座(15焙煎)でも1ハゼは、全て(±)171度だったと思います。豆が大きいから温度が高いわけではありません。
半分の小さい(ピーベリー)なら100度でハゼますか?(笑)そんな馬鹿なことはない。
が、
多くの書籍では豆が大きいとハゼる温度が高いと書いてあります。
どんな銘柄でも同じハゼ温度です。 だから豆が大きい、マンデリンは温度計は175度を指示します。
ここが判るかどうか?何故高く表示するのか?
こういう事をキチンと教えるのが講座であります。
出来もしない、「蒸らし」「ダンパーで味が変わる」なんて阿呆なことはお教えできません。
「与えるカロリー」が変化するだけです。
さて、本題の「1ハゼ」の捉え方、
ただ、待っているだけです。
171度は分かってるわけですから、前焙煎の釜残りが2ハゼで鳴ったり、イレギュラーも無視できます。兎に角、連続する鳴りを待ってるだけです。
2ハゼも同じなら、「2ハゼ直前」の小学生でも取る事は出来ますね。
(ところが、そういう単純な考え方では、授業をしてませんが)
まして「パチン」となって出してる「直前」なんて言い張ってるのは笑えます。
講座では、受講者は温度計を見ることはありません。
それでも「2ハゼ直前」を取りに行きます。
取れます!
世界中のロースターで
ダンパーを使ってる
色見本で焙煎
時間で焙煎
職人の勘でしているところは在りません。
経験・勘とは一切関係しないのがコーヒー焙煎です。
コーヒー焙煎は「難しい」と言いたい人が居るだけです。
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当コーヒー焙煎プロ講座を、たった一日受講されて皆さん理解されます。
「機微」を受講して頂きます。
あなたに問いますが
感受性
判断力
観察力
決断
これって「ネット検索」で身に付きますか?
これで「ダンパーで味が変わる」と思う方は来ないで下さい。
どこぞで「ハト」も出して貰って下さい。そして、これ(上の写真)の微妙な操作で味が変わる科学・物理的なメカニズムも是非聞いて下さい。
「蒸らす」と言われれば、当然、元とりも水分量が多くなっている筈ですので、水分計で測ってもらって下さい。蒸らすという意味はそういう意味以外にありません。