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もっともらしい嘘をつく人達・・・・・・
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■証券会社に頼まれてデイ・トレードの講座を持ってる知人がいる。勿論、全て手の内を教えることはない。その気も全くない。来ている人はカモである。そんな料金で教える事は出来ない、それを教えれば、その手法が使えなくなることもある。証券会社は手数料だけでも稼げれば良いが、もっとよからぬ事を企んでいるだろう。
■私は、JAZZを和音の展開から解説出来るし、ジャンコ・ラインハルトの演奏や、オスカ・ピーターソンの手の大きさで演奏の速さも、アメリカの歴史の中のJAZZの成り立ち役割も解説出来る。・・そんなものは新書を5冊も 丸暗記すれば誰でも出来るし、誰も興味はない。それはJAZZではなく、ただの屁理屈である。演奏ではない。JAZZをもっともらしく語るアホである。
■同業者に追い越されない為の保身術でもあろうが、色々な事を知っていても、教えない。ワザと違うことを書く、流布することは、どの分野にもあることだ。信じる方が悪いという判断しか残念ながら出来ない。雑誌の記事でも、コーヒー焙煎特集の記事でも往々にして見受けられる。全くのデタラメ記事もある。
具体例を書くとケンカになるので避けるが、書いてあることは大ウソもある。そういうものを信じていると、大きな回り道をするハメになる。
手さぐりの状態で何もわからないから、ツイ信じてしまう。
焙煎は豆で見て判断するのである。指標は1℃上昇に何秒かを使えば良い。
ダンパーの数値や、ガス圧で考えるものではない。ドイツの高級機には「ダンパー」はない。日本市場で聞かれるので「付けている」こともある。
つまり、ダンパーの位置と、ガス圧と、その日の気温と、湿度、ついでに気圧を組み合わすと無数の組み合わせになり、答えは永遠に見つからない。
何故なら、そんな「方程式」は最初から無いからだ。
いっそ血圧・糖尿値、γGPT、干支、星座の方が変化するんじゃないですか?(笑)
■自分の仕事に誇りをもつことは当然だ。自慢するのも良い。
しかし再現性も数値も検証も出来ないことを、職人仕事だとか、その日の湿度で変わるだの語るのは如何なものか?どこかの細胞再生話か?「蒸らす」なんてもの同じだ。茶碗蒸し作ってるんじゃねえよ。
そうしたいなら「ダンパーのしくみ」を見せて、昨日と今日の湿度の差を示し、昨日の操作と今日はどう違うか示し(或いはビデオ撮り)昨日の豆Aと、湿度によって具体的に操作を変えた今日のB、と昨日と同じデータで煎った今日の豆Cを他人に比べてもらえば良い。A=Bになるのか
職人仕事は、ハッキリとした違いを見せることである。刃を研げば仕上がりでミクロン単位でかわる、比べれば全ての職人仕事は違いがハッキリ判る。鵜呑みにしないで自分で検証することだ。
人は本当のこと、言われる怒る。
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私はその為に、一日焙煎教室をしています。
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湿度で変わると思うなら、雨の日、晴れた日に2回焙煎に来れば良いだけです。
ダンパーがどうのこうの言いながら、ショボイ煙突や、アフターバーナー付けてる人が言うセリフではない。
ブルー・ボトルコーヒーが上陸しました。いづれ日本各地に支店が出来るでしょう。つまり焙煎係は誰でも出来、増員出来るからです。
やがて彼等も「なんーだ、簡単じゃん」と独立するでしょう。
バリスタも同じです。スタバを増やすにはバリスタを増やすしかないのです。簡単に増える。
私は本音で行きます。Cafe987
GWにポルシェ買いに行くと言ったら、妻に殺されそうになりました。