◆ずっと、どんな銘柄を焙煎しようと1ハゼ、2ハゼは同じ温度であると書いてます。
そこで、こんな質問が2人の方から来ましたので、お答えいたします。ただし、今後、教室受講者以外の人からは鬱陶しいので、お答えしませんので、悪しからずご了承下さい。どれだけ説明しても多分理解出来ないからです。
あっちこっちで色んな人の意見を聞いても、各々の真実度も判らない、この場にも来ない、金は払いたくない(笑)、その辺の素人にも聞く、結局は判らないネット馬鹿のままですから・・。
【質問の内容】
粒が大きなマンデリンは1ハゼが高い、イリガチェフは小さいので低い温度ではないか?
【答え】
結局、その程度が今の日本の焙煎の程度なのです。限界ですか?講座にお見えになってないから絶対に判らないと思います。
これは頭で理解出来る問題ではありません。
つまり、温度計を見た目で読んでいるわけです。何度も書いてますが、その温度計は、豆がありそうな付近の【空気の温度】にしか過ぎません。
粒の大きなマンデリンだから、高い温度で鳴るなら、小さなマンデリンなら低い温度で鳴るという趣旨の質問。(このイリガチェフの意味も同じ)、いっそ半分の割って焙煎したらどうですか?ピーベリーで試しましたか?
言い換えれば大きなブラジル、小さなブラジルで温度が違うという根拠は、ただ単にその豆の体積比の問題にしてるだけですね。
つまり風船の大小と全く同じ(大きな風船は割れるのが遅い)に考えれるわけです。 申し訳ないですが豆がハゼる原因はそれですか?
どんなコーヒー豆も、必ずお約束で2回ハゼるのは、やはり特定の成分(組成)が変化してハゼてるわけです。
必ず2回です。 5回の、6回鳴る、1回だけなんてありません。2回だけ。つまり、体積が単純に膨張するよりは何か内部変化を伴ってる。
当焙煎教室では、10数回の焙煎で、全て同じ量を連続で焙煎します。ほとんど同じ温度で1ハゼ、2ハゼが来ます。これが当り前の焙煎です。
貴方の焙煎機でも、実は来ています。日本中の焙煎機でも同じ温度で来ているのです。
何故なら生豆は正直だからです。do you understand?
嘘をつく野郎が一人います、誰?
温度計です。 あなたが一番信じてる温度計です。
(温度計の精度の問題ではないですよ、100度は100度を示します)
何度も書いてます。温度計は雰囲気の温度に過ぎません。
マンデリンが芯まで熱が到達する前に、もう雰囲気の温度が上がってしまうだけです。小さなイリガチェフは殆どブレません。
1回の焙煎で、健気(けなげ)な生豆は必ず2度ハゼます。3回や1回はないのです。生卵は60度で白身が70度黄身が固まり始めるように組織には性質があります。
1ハゼ、2ハゼの温度は常に同じなのです。
あなたの焙煎機で今日、同じ分量のケニアAAを数回焙煎して、その度にデータ(数値が)違うことの方が現実問題としておかしいと思いませんか?
その湿度・気圧・気温で生豆の組成が変化し焙煎が違うでしょうか?阿呆です。
*****************
当焙煎教室のように250gという少量で煎ろうと、600gで煎ろうと温度上昇率は同じ設定です。
温度計を見て、ブレを読むという意味が判りますか?
◆世界中でコーヒー焙煎は【火力】の調整で煎るわけです。
どういう訳か、日本だけが煙突の抜け方で、味が変わるなんて阿呆がいるだけです。
そんな駄豆を使ってるからそう思えるだけに過ぎません。
ハンドピックして綺麗な豆と、
最初から綺麗な豆は、
見た目は同じかもしれませんが、根本的に獲れる場所が違う別物です。
ダメ押しですが。ダンパー装備されてない手網焙煎・煎っ太郎ではマズイのですか?
◆未だにハンドピックしているような人に焙煎を教えてもらっても、可笑しな思想をもっともらしく伝えられるだけです。美味しいコーヒーは美味しい豆からしか出来ません。
1ハゼ後にニュートラルから1段絞り、ある時はチャフ飛ばしダンパー全開、今日は湿度があるから1段開け(爆)、中点を揃えろ??
どれももっともらしく聞こえますが、(漫才です)
チャンチャラ可笑しな焙煎です。
◆火力で10段階で調整だけで済むものを「ダンパー」なんて弄るから10段階、10X10=100通りの再現性がない焙煎をしていたら、温度なんて揃う筈(安定が)が絶対にありません。デタラメもいいところを自分から【焙煎士】なんて有りもしない資格を詐称する人がいます。
チャンチャラ可笑しいです。