焙煎機、コーヒー焙煎にとって「負荷」は勿論生豆、生豆の量です。
自動車で例えるなら、積載重量や坂道です。
同じ1キロの生豆を焙煎する時でも、つまり負荷が同じでも、1キロ機、3キロ、5キロ機ではバーナーの発熱量(カロリー)が違いますから、当然ガス圧の操作は全く異なります。
日光の「いろは坂」を上る、1000cc、3000cc、5000ccのエンジンではそれぞれアクセル開度は全く違います。
全開近くまで、或いは半ば、5000ccでは1500回転でもスイスイ登るかもしれません。
そんな違いです。
しかし、焙煎の基本は全く同じです。当プロ焙煎講座では一番難しい焙煎を行っています。それは基本中の基本を体の中に入れる為です。上記のように一番小さなエンジンの1キロ機で、もっともジビアな最小ロットである250gをキチンと煎ることが出来れば、あとは屁のカッパです。
多くの方が、1キロ機から開始されます。だとすればテスト焙煎的なこの方法を必ずマスターすることです。
250gで1キロで焙煎できれば、500gを3キロ釜で、1kgを5キロ釜でも何でも来いです。
全て同じ状態で煎り上がりが出来ます。
何故でしょうか?既に基本が出来ているからです。ダンパーを動かさないことです。(不確定要素の排除です)
今日が始めて焙煎機を見て、焙煎を始める方でも、帰る頃にはもう完全に立派に使えます。
それが、当、プロ焙煎講座です。
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その根底にあるものは、何度も書いてますが、生豆は嘘をつかないということです。
メーカーによりプローブの位置取りが違い表示は変わるかもしれませんが、フジローヤルに関して言えば
当り前ですが、焙煎機が変わろうと、1ハゼ、2ハゼは同じ温度です。(当店では)
それが同じなら、焙煎をプロフィールを変えると能書きをいっても、上昇温度曲線の傾き具合だけしか変えようがありません。曲線と書きましたが、直線ですがね、もっと簡単。
ダンパー弄ってる「アホさん」では到底無理です。
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