みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

佐野を満喫する旅(前)

2011-02-20 22:25:29 | 
 こないだの3連休、元々は筑波山に行こうと思っていた。

 前々から書いているが、夏に富士山登頂を果たしたいという野望を持ちながらも、現時点で靴を買っただけという停滞どころか一歩も進んでない状況を打破するため、ちょっと冒険かも知れないが一発登ってみようと思ってね。


 もちろん、山に登った後の栄養補給としてラーメンの美味い佐野に宿を取り、アフターケアも万全(ここまでツッコミ禁止)の体勢を築き、イザ連休初日。


 


 ○| ̄|_

 ま、まさかの雪とは…
 筑波山には車で行く予定だったため、というかタダでさえ本格登山は初めてなのに初っ端が雪山って、ナメた装備で遭難して世間の非難を浴びるという図式ど真ん中じゃねえか…
 出発は次の日であったが、もう行くこと自体がかなり絶望的であったため、とりあえず宿は一旦キャンセルし、この日は前回話題にした折り畳み自転車ケッチ君を、雪が積もる前に何とか取りに行くべく、ボタ雪が降りしきる中気合で車で取りに行ったりはしていた。

 そして、本来朝一で筑波山に出掛けるはずだった連休中日の土曜。

 朝遅くにダラダラと起き出し、外を見るとあれ?
 昨日あれだけ雪が降ってたはずなのに、ほぼ積もってない…

 さらに、丁度朝メールをチェックしたら、予約をしていた宿からのメールで、佐野も路上の積雪はほとんどないという情報が来て。

 昼までウダウダと考えていたが結局、キャンセルした部屋がそのまま残っていたため再度予約し、折角なので宿泊だけでもしに佐野へ行くことにした。


 先に東京都心のなるしまフレンドに車で初来店し、新車用のサイクルメーターなどを購入してから都心を抜け、東北道へ。


 ここまでずっと天気は雨で、やはり案ずるより産むが易しだなぁ~と思いつつ、東北道を北上しつつ佐野に到着。
 ここは雪がちらついていたので多少焦りつつも、無事にホテル三吉野別館に辿り付く事ができた。


 宿に到着後すぐ露天風呂に入り、ちょっとぬる湯でさぶい思いをしつつもサッパリした後は、佐野に来たからにゃぁ…という訳で老舗の中華料理屋である角半に行き、(佐野)ラーメン、餃子、ライスというどうしようもない程度にベタなメニューで舌鼓を打った。ここの料理はこういうシンプルなものでもおいしいので安心である。

 その後、通りすがりのスーパーで鯉の洗いというものを見つけ、物はためし…と夜食の準備も万端で宿に着くと、どこからかピアノの音色が。

 これは、宿に隣接しているイッターリア料理店「PETIT BONHEUR(プチ ボヌール)」が、週末に生ピアノ演奏をやっているということらしく、ついピアノの音色に引き寄せられるように店内へ。

 で、入ったからには当然という訳でワインにモッツァレラチーズなんぞを頼み、ピアノの音色を聴きながらオサレな一時を楽しんだ。
 それにしても、この日は悪天候ということもあったのか分からんが、俺が入店した時点でお客は自分を除きカップル一組だけ。
 その中でピアノを聴きつつ、洒落たつくりの店内でワインを飲むというのは(ちなみに酒はこの日だけ独断で解禁しました)何とも言えない贅沢だなあ…店員も気さくで話も弾み、最後のスープもおいしく、次回は敢えて佐野でイタリアンてのもありかな…その時はせいぜい登山か自転車でカロリー大量消費してガッツリ食うかな…などと考えつつ、店を後にした後はホテルの部屋でハイボール片手に鯉の洗いをちゃんと完食した俺であった。

 もしかしたら、もしかしたらだけど、この日のカロリー総合収支がプラスになってたかも知れない(あくまで可能性だけどネ!)俺様。
 次の日も結局カロリー消費は大したことなかったんだが…長くなっちゃったので珍道中の日曜は次回。

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