やっと3日目ね。
今月始め、日産スタジアムのサイクルパークフェスティバルでかなりボロボロの成績に終わった俺様。
そんな俺だが何を隠そう、来月も同様のエンデューロレースにしゅちゅじょうする予定でいる。
そのレースとは、川崎マリンエンデューロという、アクアラインにも程近い工業地帯で今年初開催されるもの。
もうそのロケーションで大凡見当はついていたが、コースを見ると成る程稀に見るド平坦なレイアウトであり、走れる人達はみんなで列車(空気抵抗を減らすためかなり近接して縦列で走ること)を組んで時速40km近くで突っ走る高速ステージになることは容易に予想される。
まあ俺は走れない人東日本代表なんで、いっそのこと分かる人には分かる?ネタとしてマイヨブラン・アポアルージュでも着て行くかなーと思ったりしてるんだが…
ともあれ時期的にもいい季節だし、せいぜい走りこんでおこうかなと。
いう思惑もあり、3連休最終日は東京アースライドというイベントに参加した。
このイベントは、家から自転車でお台場の会場に行き、(自動車の代わりに)自転車に乗ることでどれだけCO2が削減できるかということを通して、エコを実感したれというもの。
イベント云々を抜きにしても、個人的には東京に行くのは久しぶりであり、前述の大会に向けての走り込みには丁度いいかなということで1国を一路東京へ。
途中、多摩川で軽い休憩がてらベンチでごろ寝という(軽いか?)植木等さんばりのプレイを挟みつつ、まずは東京タワーのふもとにある芝公園へ。
説明が前後したが、今回の東京アースライドは最終目的地はお台場潮風公園なのだが、そこに行く前に都内に設けられたチェックポイントでスタンプをもらう必要がある。
南からお台場に行くには、どのみち一旦都心南部を通らなければならない(自転車でレインボーブリッジを通過できない)ため、芝公園はちょうどよい休憩地点にもなる。
つってもさっき十二分に休んじゃったからここではゼリー飲料を飲む程度にとどめたけど…都会の中でありながら木々に囲まれた芝公園でスタンプをもらい、次に日比谷公園にあるチェックポイントに。
スタンプは一つでOKだったが、折角通り道なので立ち寄り、またスタンプをゲト。
さあ後は目的地まで一本道だ…と走り出し、築地市場の脇を通過するあたりから、段々自転車の数が増えてきた。
結局、お台場に自転車で向かうにはこの築地→豊洲ルートか、湾岸線沿いのルートの二択になっちゃうからね。
去年に引き続き、今年もお台場の潮風公園に設けられた会場内は自転車とその持ち主達でごった返していた。
会場内に設けられたステージでは、これまた去年に引き続き白戸太郎さんと絹代さんがお台場に到着した人を迎えてトークを繰り広げていた。
俺はというと、ステージを尻目に受付で渡すことになっていたカードをバッチリ紛失。記載事項(走行距離を自動車で走った時のCO2排出量)は前日調べて覚えていたので伝え、何とか完走証を頂けた。
はっはっはまあ人間一つくらいうっかりはあるよね…なんてうそぶきつつ、ステージに向かおうとすると、ステージ近くは仕切りが設けられ、何でも参加者に先に郵送された手ぬぐいを見せることで、つまり走ってきた人だけが近くに行けるシステムなんだって。
…はて…
手ぬぐい…?
ああ~そういや郵送されてきた案内の中にそんなのが入ってたなあ。ちゃんと自宅のPCデスク上に置いておいたアレだな!
…本当すいません…
もはやイベントの趣旨に真っ向勝負を挑むような行為に走っていた俺だが、その割に郵送された封筒は持っていたので、何とか中に入らせて頂くことができた。本当心の広いスタッフの方々には感謝…
ステージは少し前に浅草キッドの玉袋筋太郎さんが到着し、その後自転車界のご意見番的な方である疋田智さんがステージで色々話をされていた。
フト俺が入れてもらった仕切りの外側に、ちょっと今日は自転車で来ませんでした的な?方々が多数いるのが気になった。
一方、ステージの袖ではアースライドのジャージを着た女の子達が出番待ちをしている。
ああ。そういえば、今回の東京にはアイドリング!!!っちゅうアイドルユニット(くれぐれも検索先をお間違えなきよう…)が登場するってたな。
合点がいった。
つまり、サイクリングして来た人がアイドリングする人達の勢いに押しやられないように仕切りを設けたということなんだな。
後に彼女らのライブが始まった時は、見事その隔離政策のために後方に追いやられつつもアイドリングファンはかなり盛り上がってたしなあ…つうか彼らもアースライドに参加して男を見せて欲しかったもんよ。
マそんなことを書きつつ、全く男を見せないというか男を下げまくっている俺様は、マンハッタンポーテージという、自転車用メッセンジャーバイクなどのバッグ類のメーカーのブースに立ち寄った。
そこでは、スタッフ(だという事実は後にブログで知ったんだが)がDJでいい感じの曲を流しているのが気になって寄ってみたんだが、ここでアースライド参加者だけができる抽選会をやっていると聞き、ダメ元でくじを引いた。
スタッフのおねいさんにくじを開けてもらうと、中に何やら数字が書いてある?
と次の瞬間鳴り響く鐘の音。
何なんか当たったの?と状況が読めない俺に、「おめでとうございまーす」と紅いメッセンジャーバッグが差し出された。
ま、まさか当たるとは…
こんな所で運を使い果たして帰り死んじゃうんじゃないか?と非常に小者な発想をしつつも、浮かれてシャーベットを買って会場の端のテーブルで一休みとしゃれ込んだ俺。
バッグをテーブルにドカッと置き、カチカチに凍ったシャーベットを、プラのスプーンでコリコリやっていると、テーブルの向こう側の椅子に誰かが座った。
イヤ、この時は目はシャーベットに行ってたので顔までは見なかったんだが…
バッグが邪魔だろうと思い、ソソクサとどかした俺。
「すんません…」
「ああお構いなく。」
で再びシャーベットを…
イヤ待て!
思わず加トチャンばりの二度見で確認したが、間違いない。
テーブルの向こう側に座っているのは、まさに玉袋筋太郎さんその人である。
「今日はどちらから?」
変わらずシャーベットをコリコリやっている俺に、タバコをくゆらせつつ玉袋さんが話しかけて来られた。
まさか向こうから話しかけてきて下さるとは思わなかったが、自分の来た場所の話をし、玉袋さんは帰りは自転車を車に乗せて帰るとのこと等、ちょっとではあるが会話を交わした。
何というか玉袋さんの気さくさにちょっと感動した俺であったな。
そんないい一時を過ごしたお台場潮風公園。
ステージではアイドリングの皆さんが歌を歌いつつ、その遠くでファンの皆さんがノリノリで場を盛り上げつつ、その自転車とあまり関係ない盛り上がり方に周囲のブースの人達が戸惑う中、俺は←こんな感じの顔で一人満足げに会場を後にしたのであった。
俺は玉袋サンのように用意周到でなかったため、自転車での帰宅だった訳だが、まあ生きて帰って来られたから良しとしよう<とことん小者のアースライドだったという…
今月始め、日産スタジアムのサイクルパークフェスティバルでかなりボロボロの成績に終わった俺様。
そんな俺だが何を隠そう、来月も同様のエンデューロレースにしゅちゅじょうする予定でいる。
そのレースとは、川崎マリンエンデューロという、アクアラインにも程近い工業地帯で今年初開催されるもの。
もうそのロケーションで大凡見当はついていたが、コースを見ると成る程稀に見るド平坦なレイアウトであり、走れる人達はみんなで列車(空気抵抗を減らすためかなり近接して縦列で走ること)を組んで時速40km近くで突っ走る高速ステージになることは容易に予想される。
まあ俺は走れない人東日本代表なんで、いっそのこと分かる人には分かる?ネタとしてマイヨブラン・アポアルージュでも着て行くかなーと思ったりしてるんだが…
ともあれ時期的にもいい季節だし、せいぜい走りこんでおこうかなと。
いう思惑もあり、3連休最終日は東京アースライドというイベントに参加した。
このイベントは、家から自転車でお台場の会場に行き、(自動車の代わりに)自転車に乗ることでどれだけCO2が削減できるかということを通して、エコを実感したれというもの。
イベント云々を抜きにしても、個人的には東京に行くのは久しぶりであり、前述の大会に向けての走り込みには丁度いいかなということで1国を一路東京へ。
途中、多摩川で軽い休憩がてらベンチでごろ寝という(軽いか?)植木等さんばりのプレイを挟みつつ、まずは東京タワーのふもとにある芝公園へ。
説明が前後したが、今回の東京アースライドは最終目的地はお台場潮風公園なのだが、そこに行く前に都内に設けられたチェックポイントでスタンプをもらう必要がある。
南からお台場に行くには、どのみち一旦都心南部を通らなければならない(自転車でレインボーブリッジを通過できない)ため、芝公園はちょうどよい休憩地点にもなる。
つってもさっき十二分に休んじゃったからここではゼリー飲料を飲む程度にとどめたけど…都会の中でありながら木々に囲まれた芝公園でスタンプをもらい、次に日比谷公園にあるチェックポイントに。
スタンプは一つでOKだったが、折角通り道なので立ち寄り、またスタンプをゲト。
さあ後は目的地まで一本道だ…と走り出し、築地市場の脇を通過するあたりから、段々自転車の数が増えてきた。
結局、お台場に自転車で向かうにはこの築地→豊洲ルートか、湾岸線沿いのルートの二択になっちゃうからね。
去年に引き続き、今年もお台場の潮風公園に設けられた会場内は自転車とその持ち主達でごった返していた。
会場内に設けられたステージでは、これまた去年に引き続き白戸太郎さんと絹代さんがお台場に到着した人を迎えてトークを繰り広げていた。
俺はというと、ステージを尻目に受付で渡すことになっていたカードをバッチリ紛失。記載事項(走行距離を自動車で走った時のCO2排出量)は前日調べて覚えていたので伝え、何とか完走証を頂けた。
はっはっはまあ人間一つくらいうっかりはあるよね…なんてうそぶきつつ、ステージに向かおうとすると、ステージ近くは仕切りが設けられ、何でも参加者に先に郵送された手ぬぐいを見せることで、つまり走ってきた人だけが近くに行けるシステムなんだって。
…はて…
手ぬぐい…?
ああ~そういや郵送されてきた案内の中にそんなのが入ってたなあ。ちゃんと自宅のPCデスク上に置いておいたアレだな!
…本当すいません…
もはやイベントの趣旨に真っ向勝負を挑むような行為に走っていた俺だが、その割に郵送された封筒は持っていたので、何とか中に入らせて頂くことができた。本当心の広いスタッフの方々には感謝…
ステージは少し前に浅草キッドの玉袋筋太郎さんが到着し、その後自転車界のご意見番的な方である疋田智さんがステージで色々話をされていた。
フト俺が入れてもらった仕切りの外側に、ちょっと今日は自転車で来ませんでした的な?方々が多数いるのが気になった。
一方、ステージの袖ではアースライドのジャージを着た女の子達が出番待ちをしている。
ああ。そういえば、今回の東京にはアイドリング!!!っちゅうアイドルユニット(くれぐれも検索先をお間違えなきよう…)が登場するってたな。
合点がいった。
つまり、サイクリングして来た人がアイドリングする人達の勢いに押しやられないように仕切りを設けたということなんだな。
後に彼女らのライブが始まった時は、見事その隔離政策のために後方に追いやられつつもアイドリングファンはかなり盛り上がってたしなあ…つうか彼らもアースライドに参加して男を見せて欲しかったもんよ。
マそんなことを書きつつ、全く男を見せないというか男を下げまくっている俺様は、マンハッタンポーテージという、自転車用メッセンジャーバイクなどのバッグ類のメーカーのブースに立ち寄った。
そこでは、スタッフ(だという事実は後にブログで知ったんだが)がDJでいい感じの曲を流しているのが気になって寄ってみたんだが、ここでアースライド参加者だけができる抽選会をやっていると聞き、ダメ元でくじを引いた。
スタッフのおねいさんにくじを開けてもらうと、中に何やら数字が書いてある?
と次の瞬間鳴り響く鐘の音。
何なんか当たったの?と状況が読めない俺に、「おめでとうございまーす」と紅いメッセンジャーバッグが差し出された。
ま、まさか当たるとは…
こんな所で運を使い果たして帰り死んじゃうんじゃないか?と非常に小者な発想をしつつも、浮かれてシャーベットを買って会場の端のテーブルで一休みとしゃれ込んだ俺。
バッグをテーブルにドカッと置き、カチカチに凍ったシャーベットを、プラのスプーンでコリコリやっていると、テーブルの向こう側の椅子に誰かが座った。
イヤ、この時は目はシャーベットに行ってたので顔までは見なかったんだが…
バッグが邪魔だろうと思い、ソソクサとどかした俺。
「すんません…」
「ああお構いなく。」
で再びシャーベットを…
イヤ待て!
思わず加トチャンばりの二度見で確認したが、間違いない。
テーブルの向こう側に座っているのは、まさに玉袋筋太郎さんその人である。
「今日はどちらから?」
変わらずシャーベットをコリコリやっている俺に、タバコをくゆらせつつ玉袋さんが話しかけて来られた。
まさか向こうから話しかけてきて下さるとは思わなかったが、自分の来た場所の話をし、玉袋さんは帰りは自転車を車に乗せて帰るとのこと等、ちょっとではあるが会話を交わした。
何というか玉袋さんの気さくさにちょっと感動した俺であったな。
そんないい一時を過ごしたお台場潮風公園。
ステージではアイドリングの皆さんが歌を歌いつつ、その遠くでファンの皆さんがノリノリで場を盛り上げつつ、その自転車とあまり関係ない盛り上がり方に周囲のブースの人達が戸惑う中、俺は←こんな感じの顔で一人満足げに会場を後にしたのであった。
俺は玉袋サンのように用意周到でなかったため、自転車での帰宅だった訳だが、まあ生きて帰って来られたから良しとしよう<とことん小者のアースライドだったという…