みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

ケッチと行く関門海峡一人旅、その三「門司港編」

2011-05-22 21:53:24 | 雑記

つ、疲れた…

↑は、前回取上げた角島を発って、30分もしない時点で俺が思ったこと。

前の日21時に就寝して、この日の朝もちゃんと朝飯を頂いてきたというのに…
理由は大体分かる。今年に入り、真面目に遠乗りをやっていないがため、前日の数十キロが身体にダメージとしてストックされているんだろう。全くこの歳にしてジジイ化もはなはだしい←はちょっと違うけど…

この日は、門司港のホテルを予約しており、後に書くがライブを観に行く予定があったため、時間が間に合わなくなれば電車を使うつもりではいた。
しかし、まだこんなところでケツ割る訳にはいかん。

ということで、老体に鞭打ち?グレーの空の下、海沿いの道をトロトロと走り続け、道中の完膚なきまでのどローカルな駅舎に立ち寄り、海と畑が広がる間に走る単線を見ながら、ゼリー飲料を飲んだりしつつ。

走っているうちに昼になり、そろそろ燃料補給がしてえなーと思っていたところ、海鮮やらなんやらとノボリの立った、飲み食いできそうな施設を見つけ、飛び込んでみた。

そこは、松永軒とようらブルーラインというお店。

海が臨める場所らしく、海産物関係が沢山あるようで、俺は胃に優しそうなうどんと、ふくの唐揚げ(これは胃に優しそうではないな)を、さらに胃にキビチそうな?ノンアルコールビア片手に頂いた。

うどんも旨かったが、ふくの唐揚げが当たり(旨いって意味でだよ。ふくだけに念の為補足(^^;)で、麦サイダーをプハッとやりながら、なぜかここまできて王様のブランチを見ながら完食。

その後は多少元気を取り戻し、この先にある毘沙ノ鼻という本州最西端の地、ここは昨日は時間オーバーで行けなかった所であり、折角こっち方面に来たから是非寄っておこうと張り切っていたのだが…

昨日ストップした川棚温泉を過ぎたところで、まさかの雨が。しかもどしゃ降り。

うーむ、通り雨っぽくはあるが、流石に雨が降ってしまうと厳しいわなあ・・・ということで、已む無く毘沙ノ鼻は断念し、梅ヶ峠(これで「うめがとう」と読むらしい。ゲがない)というこれまたどローカルな駅まで走り、屋根の下でケッチを袋詰めにし、もうそのまま下関まで南下。


下関駅を降りると、ここは雨が降っていないばかりか地面はほぼ乾いており、袋を濡らすことなくケッチを再組立て、走行再開。
この日も関門トンネル人道版を抜け、門司港駅近くのホテルに、雨がちらついてきたところで滑り込んだ。


ホテルでシャワーを浴び、門司港の街へ繰り出す。
この後とあるお店でライブに行ったのだが、俺はその前に、最近テレビでチラッと見た門司中央市場という所に行ってみた。

テレビでは、いわゆる「シャッター通り」になりつつも、明るく営業しているお店の方々を取上げていた。

しかし。

俺は18時過ぎ、もう店じまいの時間に行ってしまったため、もうシャッターは全であり、真っ暗なアーケードの中を歩くとそこは全くの異世界。

でも、俺こういう雰囲気嫌いじゃない。遠くまでひたすらシャッターに囲まれた、古びた商店街の風景は、何故かドキドキして、懐かしい感じがして、見知らぬ洞窟に迷い込んだかのようで(俺は洞窟すきなんだよね(^^;)。

今度はお店が開いている時に行ってみたいもんである。

さて、随分引っ張っているが、次回は門司港のジャズの名店でのライブの話ほかを。


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