God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

偶然? 必然!!

2013-12-01 17:27:48 | 古本/一箱古本市/手作りの品
さて、先日のこと。
障害を持つお子さんの保護者二人を二本松にご案内しました。

二本松で散る間際の紅葉を堪能し、




城を見上げては、散っていった二本松少年隊の若き魂に涙を絞り、





お昼は最近出来たビュッフェスタイルのレストランで舌鼓をうち(笑)






いや、そうじゃなくて。。。
じつは昼食をとったたくみ農園さんは、障害者雇用を実施している企業なのです。
で、その雇用状況と、業務の実態を実際に見てみたいということでお二方が福島まで足を運びました。



さすがに普段から障害者にかかわるさまざまな問題に直面している方々だけあって
その観察はまことにもって客観的で冷静で、つまりドライでした。
社会に出る以上、『障害があるから』というのは言い訳にならない
だから、普通以上のクオリティを達成しなければ
仕事(事業所)として長続きはしない。
という彼女たちの意見は、じつにもっともです。

だからといって、出来ないことまでやれというわけではありません。
もちろん、出来るようになる努力は必要ですが、
同時に、いま出来ることでどうにかする工夫を考える。
それぞれが出来ることを生かして、仕事を分担する。
やはり、達成感は大切なようです。


ところで、二本松での車中で絵本の話しになりました。
ご案内した方のひとりがある絵本を探しているとのこと。
その絵本はフランツ・ブランデンバーグ/アリキ・ブランデンバーグ夫妻の
おばあちゃんのたんじょうびという1975年の絵本。
いちど探したときには7000円ぐらいしたという話。
吉田屋遠古堂としてはその暴利は黙って見過ごせない!
さっそく、密林さんに1000円で手配させました(笑)

ポイントは値段じゃなくて、その出品者。
なんと、出品者のハートフルプロジェクトさんは
障がい者・高齢者の就労支援をおこなっている法人だったのです。

あるんですね。そういう偶然て。

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