God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

悩ましい古本。。。追記あり

2013-12-31 20:38:40 | 古本/一箱古本市/手作りの品
今年最後に、またまた古本ネタで(笑)

絵本はなんとなく売れ筋が見えてきたし
売れ筋にこだわらずに自分の好きな絵本を集めるという方針で
来年も商いをしようかと思っています。

が!

悩ましいのが『児童書』です。
まず、相場がわからん!
密林の相場は正直、デタラメすぎます。

『てんぐのろくべぇ』ポプラ社は寺村輝夫/文・ヒサクニヒコ/絵で
けっこう良い組み合わせ。内容もそれなりに楽しめます。
これが、オリジナルだと¥3500~ですが
寺村輝夫どうわの本シリーズになると¥9000?





『魔法のえんぴつ』TBSブリタニカは¥5000。。。
著者のアンリエット・ビショニエは何冊が邦訳もあるようですが
これも謎のプレミア。。。





密林の相場は正直、デタラメすぎます。
デタラメすぎるのはわかっているんですが。。。
高値がついているとちょっと期待しちゃう自分がいます(笑)



たとえば、『ビーナスの殺人 (世界こわい話ひしぎな話傑作選9 フランス編)』なんですが。。。

このシリーズは巻ごとに値段が暴れまくっています(爆)

しかしこの巻はメリメとはいえ、書くのもはばかられる¥20,000????
なんで? どうして???

まさか、このヘタウマ(というよりヘタヘタ)な絵が
プレミアの理由だとでも?(爆)







斜めから撮ってると言うのもあるのですが
もともとパース自体が狂いまくっとる!
おまえはしりあがり寿か!とつっこんでみました♪



この『怪奇 帰ってきた死者』旺文社ジュニア図書館にいたっては



同じ本なのに、密林では二つのページがあり、
ISBN標記だと¥500~で、ASIN標記だと¥5000~って、どゆこと?
どうも、密林は最初の出品者が一桁間違うと
それにつられて相場が出来る
ような気がする(笑)

ところでこの本、あとがきに傍線がありました。
定規を使ってまっすぐ、きれいに引いてあります。
読書感想文かなんかで使ったのかな?とも思いましたが



この傍線。。。。



ゆうれいがかならず人間のすがたであらわれるのに対し、おばけはいろいろかわった形であらわれますって。。。
気になっちゃったのかな(笑)こういう発見は古書ならではの悦びですね~

と言うわけで、来年もよろしくお願いいたします!

※密林価格はいずれも2013.12現在のものです。
 暴落してても責任はもてません(笑)


追記
密林で販売されていた『ビーナスの殺人』ですが、2冊あったユーズドが、先ほど見たら1冊になってました。ということは、1冊売れたってこと??

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2 コメント

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ま~だ~? (セイ)
2014-01-09 22:46:56
ここんちはまだ明けてないから
こっちからおめでとうを言ってしまおぅっと。

今年もよろしく~
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こちらこそ ()
2014-01-10 22:12:28
セイさま
今年もよろしく~♪

年末は、滅多に無い華々しいところをお見せできて良かったです(笑)
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