鹿が弥生時代に神聖視されていたと言う話を前回いたしましたが、
それは古墳時代に至っても同様であったようです。
見てください、この凛々しい埴輪!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b4/f1b3490eaa945519ec6c63606aaac7cc.jpg)
見返り鹿(笑)
さて、奈良の春日山には鹿がたくさんいます。奈良の人たちが早起きなのは
自分の家の前に行き倒れの鹿がいると家主が罰せられるので、隣の家より
早く起きて家の前に鹿がいないのを確認して、もし鹿が死んでたりしたら・・・・
ということだという話を、高校の修学旅行のときの帝産交通のガイドさんが
申しておりました(笑)
というように、山に鹿はつきものです。絵巻物においても鹿が描かれるのは
奥山か神域かどちらかですし、鹿と他の動物はあまり同時には描かれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/5e/802a56cde7f624941db08d2302bd05d8.jpg)
奥山にもみぢ踏み分け鳴く鹿の
といったところでしょうか。秋の風景ではなさそうですけど(笑)
その一方で、縄文時代以来鹿は依然として(現在も)狩猟の対象であり続けます。
猟師は木の上で鹿を待ち伏せして、弓矢で射止めます。鹿は神聖視される一方で、
神域以外の場所で鹿を狩ることは、特に禁忌とされてはいませんでした。
そして、鹿は骨も肉も皮も利用されたようです。しかし、骨は何に使ったのだろう??
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/90/dbfb72b95cc08539010ff89d093639f0.jpg)
これは猟師の家の様子です。妻の前にある器の中には、煮た鹿の肉が盛られていると言われています。
主人は俎板の上で鹿の骨を細かくしているようです。庭には刻まれた鹿の肉が筵の上に並べられ、
それらはやがて串に刺して火の周りに立てられ、干し肉とされます。
垣根には伸ばして広げられた皮が干されています。その前で番をしているイヌの口には
確かに鹿の肉が・・・・猟のお供をしたご褒美でしょうか!?
稲作がはじまって以来、山には神様が住むと考えられるようになりました。
鹿と山がセットだから鹿が神聖視されたのか、鹿が神聖視されたから山とセットになったのか?
そのへんはわかりませんが、深山に出没する角を持った生き物、
それだけでも何やら有り難い気もします(笑)
それは古墳時代に至っても同様であったようです。
見てください、この凛々しい埴輪!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b4/f1b3490eaa945519ec6c63606aaac7cc.jpg)
見返り鹿(笑)
さて、奈良の春日山には鹿がたくさんいます。奈良の人たちが早起きなのは
自分の家の前に行き倒れの鹿がいると家主が罰せられるので、隣の家より
早く起きて家の前に鹿がいないのを確認して、もし鹿が死んでたりしたら・・・・
ということだという話を、高校の修学旅行のときの帝産交通のガイドさんが
申しておりました(笑)
というように、山に鹿はつきものです。絵巻物においても鹿が描かれるのは
奥山か神域かどちらかですし、鹿と他の動物はあまり同時には描かれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/5e/802a56cde7f624941db08d2302bd05d8.jpg)
奥山にもみぢ踏み分け鳴く鹿の
といったところでしょうか。秋の風景ではなさそうですけど(笑)
その一方で、縄文時代以来鹿は依然として(現在も)狩猟の対象であり続けます。
猟師は木の上で鹿を待ち伏せして、弓矢で射止めます。鹿は神聖視される一方で、
神域以外の場所で鹿を狩ることは、特に禁忌とされてはいませんでした。
そして、鹿は骨も肉も皮も利用されたようです。しかし、骨は何に使ったのだろう??
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/90/dbfb72b95cc08539010ff89d093639f0.jpg)
これは猟師の家の様子です。妻の前にある器の中には、煮た鹿の肉が盛られていると言われています。
主人は俎板の上で鹿の骨を細かくしているようです。庭には刻まれた鹿の肉が筵の上に並べられ、
それらはやがて串に刺して火の周りに立てられ、干し肉とされます。
垣根には伸ばして広げられた皮が干されています。その前で番をしているイヌの口には
確かに鹿の肉が・・・・猟のお供をしたご褒美でしょうか!?
稲作がはじまって以来、山には神様が住むと考えられるようになりました。
鹿と山がセットだから鹿が神聖視されたのか、鹿が神聖視されたから山とセットになったのか?
そのへんはわかりませんが、深山に出没する角を持った生き物、
それだけでも何やら有り難い気もします(笑)
白くてへんな子供!
鹿の骨って、釣り針に加工したとか?
どうやらハタ坊のようです。
オヤジは茶碗酒でしょうか(笑)
鹿の骨、何に使ったんでしょうねほんとに。
ちなみに釣り針に使うのは鹿の角のほうです。
でも、となりにどけても、またその後となりのひとが・・
そしてまた隣に、でまた隣が・・
( ゜∀゜)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/\
神聖視しながらも、獲物としても捉えているあたり、非常に合理的ですね。
それはやはり、身近で慣れ親しんでいるから。
現在は、触れたこともない人が、地元の人に対してあれこれと注文していて、
動物との付き合い方をあやふやにしていますよね。
>わんこ
お肉もらえてよかったね♪(((*^ω^*)))♪
我が家の近所にも熊が出没します。
住民はやはり不安を感じていますが、
熊自身に責任があるわけではないし・・・
山を一つ越えたところで行われている
山間部のトンネル工事が原因だと
言う人もいます。
当事者だけの問題でないけれど、
当事者が一番困っている、むつかしいです。
せめて、身近な動物にだけでも
優しくするところからはじめましょう。
埼玉の山奥にも野生のシカやイノシシがいます。
夏前にはウリ坊が目の前を横切りました。可愛かったけどなぁ。
なんでシカだけ・・(笑)
それが再生や芽生えを象徴するの
ではないでしょうか。
冬に角が落ちて、夏にかけてのびてゆき
枝分かれするところが植物のサイクルと
重ねられているのだと思います。
エジプトで糞コロガシガが神聖視されているような
門ですかね(笑)