もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

再び映画「オハイエ!」 そして監督に

2009-11-30 20:40:40 | Weblog
 日曜日、息子の“タカ”とまた映画「オハイエ!」(白石上映会)を観に行った。
 
 前回のりのりだった“タカ”にもう一度見せたかったのだ。
 
 
 会場の駐車場に着くと、“タカ”の施設の大型バスがとまっていた。
 “タカ”に「もしかして、仲間たちが観に来ているのかも知れないね。」と話しかけると、バスの周りをぐるっと回って、入り口に向かって走って行った。
 
 <タカのようす>
 中に入って施設の人たちを探すと、右端の一角に20数名の人たちが陣取っていた。
 タカを連れて行くと、知っている人がいて誘ってくれた。
 引率者に訊くと、同じ施設のグループホームの人たちとのこと。

 仲間といっしょになったタカは、お気に入りのところで体をゆすって楽しんでいた。
 上映が終わったら、映画の中にも出ていた市内のダンスグループと隣町の高校生によるアトラクション。
 
 ここで我が家のタカ君、いよいよ本領発揮!<emoji code="a002" />
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 仲間から背中を押されてステージへ。最初はようすを見ていたものの、
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 主題歌「オハイエ!」の手話合唱と踊りに得意のジャーンプ踊り!<emoji code="a002" />
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 お姉さんたちを前に、大ハッスル!<emoji code="a007" />
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 彼にとっては、なんとも充実したひと時となった。<emoji code="a009" /> 
 
 話は後先になるが、小生にはもう一つ大事な話があった。
 <監督と>
 受付で、監督は?とスタッフに訊くと、受付にいた奥さんが直ぐ呼びに行ってくれた。
 跳んできてくれた監督に「“仙台筋弛緩剤えん罪事件”を映画化しないか」と持ちかけたのだ。
 
 突然なことで、失礼でとっぴょうしもない話だったが、「オハイエ!」の感覚でこの事件を撮ってもらったら?と思ったのだ。えん罪防止のために。人権を大事にするために。

 資料として、以下の二つのDVDを渡す。
 ●2002年9月にテレビ朝日で放送された「報道特番座・スクープ 仙台点滴事件の真相~筋弛緩殺人はなかった~」●「仙台 北陵クリニック事件ー再審請求に向けて 今何をなすべきかー」

 この事件は、無期懲役が決定されたが、真相究明はなされていない。その点では現在も進行中の事件といえる。だから、映画化するにはたくさんの壁があり、大変難しいと思う。
 監督は、「見ます」と受け取ってくれた。

 「オハイエ!」、障害者問題に触れながら、何とも言えぬ爽快感があとを引く映画だった。

 
 


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