もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

妻の闘病記 116-2 北蔵王の紅葉

2011-11-05 17:39:59 | Weblog
  今朝は濃い霧に包まれ、春先の霧雨のように草も木も道もしっとりろ濡れていた。

 昨日の続き。
 <北蔵王の紅葉>
 国道286号は、看板に昨日「4日から冬季閉鎖に入る」とあった。
 しかし門は開いており下りてくる車ばかり。
 閉じ込められたら厄介なので紅葉を楽しむ余裕もなく八丁平へ急ぐ。
  
 八丁平ではは見なれたまぐり山がで~んと待っていてホッツと一息。
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 外では直ぐ寒くなるので、山形の方を向いて車の中で弁当を食う。
 山は晴れているのに山形市方面は見渡せない。ちょっと残念。

 帰りは山形方面に下らないで戻りたいと言うので、来た道を引き返す。
 もう慌てることはない。ゆっくり紅葉見物だ。
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 ブナ(ブナの二次林)の葉はみな灰色になり散り敷きだした。
 少し下るとまだ効用が残っている。
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 最後のヘアピンカーブで鮮やかな“ も み じ!”
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 ハウチワカエデ。黄色い葉はハリギリの幼樹。
 この何とも言えない“あか”は遅くまで残っていて遠くからでも良く目立つ。

 出口近く、振り返ると
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 笹谷トンネルの入り口の上にも“もみじ”。
 そして向こうの山肌は西日を浴びて輝いていた。
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 錦をまとうとはこういうことだろう。
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 妻はどんな思いで見ていたのか、あまり言葉で表現することはなかった。

 門は片方が閉まり、係りが全車両が下りてくるのを待っていた。
 
 ※ 以前は八丁平を経て山形市と川崎町を経て仙台を結ぶ幹線道路だった。
  だがここは豪雪地帯。冬は閉鎖された。
  今は3,000mを越える上下2本のトンネル(横断自動車道)が掘られ閉じ込められる  ことはなくなった。
    

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