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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

妻の故郷は今・・・

2013-03-02 21:11:13 | Weblog
 弥生3月は強風で始まった。
 2日の夜になってもまだ吹き続けている。

 先週 天気のいい日、浜の畑がある妻の故郷“磯浜”に行った。
 最近は行くたびに復旧が進んでいるように感じる。
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 ここは一昨年がれき拾いをした田んぼ。
 除塩のための作業が進んで見違えるようだ。
 
 少し離れたところでは、まだ何度目かのがれき拾いが続いていた。
 DSCN3209.jpg
 
 除塩作業ができるには末端の排水機場の復旧が欠かせない。
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 これはわが畑のすぐ脇の排水機場で、1年以上かかって修理が行われている。
 これが完成しないと水を張ることができないのだ。

 一方海岸沿いでは、がれき処理と堤防工事が続いている。
 それらの工事を支える県道工事も平行して進みだした。
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 橋の架け替え工事が本格化。
 DSCN3198.jpg
 後ろに見えるのは、閉校になった旧“中浜小学校”。
 ここは撤去しないで記念館として残されるそうだ。

 小学校の北隣にはお墓があったが、津波で壊滅し内陸部にあるお寺の墓地に引っ越した。 
 その跡地に、この震災を千年先にも伝え続けられるようにと「千年塔」(五輪塔)が建立されていた。
 DSCN3211.jpg
 横には石製の摩尼車とこの地で犠牲になった137人の住民の名前を刻んだ慰霊碑も建てられていた。
 慰霊碑には妻の身内も名前もあった。見つけた妻は涙を流していた。

 今日2日、開眼法要が行われたそうだ。

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