7日(土)、派遣村「もやい」の湯浅さんの話を聴いた。
主催は、宮城県の私立・公立の幼・保・小・中・高・大の教職員組合等で開く「みやぎ教育のつどい」。
彼の話の中から、心に残ったところを記しておこう。
○雇用の質が低下
●ハローワークの求人票から
正規雇用だけど、「時給は最低賃金、昇給・ボーナスなし」という。
・何年勤めても、ゆめも希望も持てないー先が見えない人生
○自己責任論から、社会を変える力は湧いてこない
●努力しても非正規社員ーー能力がなく、努力が足りなかったと自分を責める
●社会の問題として捉えられなくなる==内にこもる
●デモをしたり、抗議をしたりするエネルギーは湧いてこない
○貧困の可視化
●同じ10万円でも大きな差が生じる
・家族の支えがあると、家賃・光熱水費・食費など軽減できる
・一人住まいで支えがないと、まるまる自己負担
●家庭内の問題は外から見えにくい
●「家族よろず相談所」が必要
○「ため」が奪われる社会 (ため池を例に)
●がんばれる条件がなくなっている
・人は行き詰ることを繰り返すと、自分に価値を見出せなくなり、向上心や努力すること も失せ、夢も持てないようになる。人とはそういうもの
・一息ついて再スタートができる、社会的な「ため」がそぎ落とされてきた
●日本社会の二つの神話
・探せば仕事は見つかる ・働いていれば喰っていける
今、これは通用しない
・日本は、働いても貧困率が高い
○今、大事なこと
●日本社会の自画像を修正し、望ましい自画像を持つこと
会場は、400名を超える聴衆で埋まっていた。
※感想
「ぼちぼち村」は、彼の言う「ため」の役割りを目ざしてきたのだと思った。
主催は、宮城県の私立・公立の幼・保・小・中・高・大の教職員組合等で開く「みやぎ教育のつどい」。
彼の話の中から、心に残ったところを記しておこう。
○雇用の質が低下
●ハローワークの求人票から
正規雇用だけど、「時給は最低賃金、昇給・ボーナスなし」という。
・何年勤めても、ゆめも希望も持てないー先が見えない人生
○自己責任論から、社会を変える力は湧いてこない
●努力しても非正規社員ーー能力がなく、努力が足りなかったと自分を責める
●社会の問題として捉えられなくなる==内にこもる
●デモをしたり、抗議をしたりするエネルギーは湧いてこない
○貧困の可視化
●同じ10万円でも大きな差が生じる
・家族の支えがあると、家賃・光熱水費・食費など軽減できる
・一人住まいで支えがないと、まるまる自己負担
●家庭内の問題は外から見えにくい
●「家族よろず相談所」が必要
○「ため」が奪われる社会 (ため池を例に)
●がんばれる条件がなくなっている
・人は行き詰ることを繰り返すと、自分に価値を見出せなくなり、向上心や努力すること も失せ、夢も持てないようになる。人とはそういうもの
・一息ついて再スタートができる、社会的な「ため」がそぎ落とされてきた
●日本社会の二つの神話
・探せば仕事は見つかる ・働いていれば喰っていける
今、これは通用しない
・日本は、働いても貧困率が高い
○今、大事なこと
●日本社会の自画像を修正し、望ましい自画像を持つこと
会場は、400名を超える聴衆で埋まっていた。
※感想
「ぼちぼち村」は、彼の言う「ため」の役割りを目ざしてきたのだと思った。
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