もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

一枚のチラシから“ポカポカ”と“ブルブル”

2009-02-22 21:17:00 | Weblog
午後9時で10℃。
 昨日までの冷え込みがウソのようなポカポカ陽気。
 明日の最高気温は3℃の予想。気温差9℃。ブルブル陽気。

 こちらの“ポカポカ”・“ブルブル”は、どうだろう?
 5・6年前から、地元紙の河北新報には毎日パチンコ屋のチラシが織り込まれるようになった。
 
 一昨年あたりから、1円パチンコのチラシが目につくようになったが、昨日ついに町内の大手パチンコ屋が、パチンココーナー“無料開放”のチラシを入れた。
 DSC_0001.jpg
 『地域“初”の「パーソナルシステム」!とっても楽々の新システムです。
  従業員が詳しくご説明致します。
  無料だから安心!
  今まで一人で遊技していたあなたも
  友達や恋人を誘って行ってみよう!
 
  パチンコしたことないけど、無料ならやってみようかなっ♪(女の子) 

 2月20日(金)ひる12:00~夕方5:30まで(予定)
 当日は景品交換はいたしませんのであらかじめご了承下さい。 』
 
 となっている。

 このチラシのねらいは、パチンコ人口をもっと増やしたいということだ。
 それも女性をだ。

 町内には大手のパチンコ屋が3店舗しのぎを削っている。(中規模以下はつぶれてしまった。)
 そのどれを見ても、朝から広い駐車場はいっぱいだ。
 なのにパチンコ業界も不況なのだろう。
 
 あの手この手の客寄せに、パチンコの楽しさを学習させて(広めて)人口を増やすための投資をしようというのだろう。
 
 小生は、パチンコにはまり込んで、涙を流している人を何人も知っている。
 この、パチンコ屋の“ポカポカ”策に引っかかったら“ブルブル”震えるだけではすまなくなる。
 財産をなくしたり、売春に走ったりして家庭崩壊に追い込まれている人たちがたくさんいるのだ。
 
 7店舗のスーパーの会長の“きっつあん”は、こう言っておられた。
 「一つの町に3つ以上のパチンコ屋があると、その町の商業はつぶれるといわる。つまり、町は発展できない。」と。

 極端かもしれないが、自治体(市町村)にとっては、発展を阻害する“ガン”の役割りを果たしてしまうのだ。
 それと同じ役割りは、競輪・競馬・競艇(某有名歌手?はコマーシャルに出ているが・・・)も担うのだ。

 目にあまるパチンコ屋のチラシ洪水は、“ガン”を発生させる公害である。
 それを止める力は、住民にこそある。
 住民が気がつけば、きっと可能になる。

 
 我が町では、三町合併反対の運動が、それに火をつける力を持つのだ。
 住民ののための町づくりの意識が高まれば、だが・・・
 


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