もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

妻の闘病記 102

2011-09-20 21:41:16 | Weblog
  台風の影響で朝から冷たい雨。
 堀の水が増えて冠水の心配があるので早目に病院に行く。


 <また突然の入れ替わり>
 病棟に行く前にケースワーカーにS病院での報告をしによる。
 彼は、「連絡を待つしかないですね」という考えだった。

 病室に入ると、あれっ?妻のベッドの前のEさんがいない。別の人が入っている。
 山形から来た人で、折り紙でいろんな物を作ってプレゼントしていた人。
 そしてケイタイの使い方が分からなくなった妻にかけ方を教えてくれていた人だった。
 妻に訊いても、どうして代わったのか分からないという。

 やっとコミニュケーションガ取れるようになったのに、よくなって退院されるのなら喜びもできるのに・・・<emoji code="a004" />
 
 <今度は妻の番>
 「今日は近いところまでね」といつものように散歩に出かけた。
 昨日は玄関までいけなかったので無理しないでと言ったが歩き出した。
 エレベーターで1階へ。

 下りて直ぐ右折。10m歩いて右折。
 ところが方角を確認していて、いす、イスと言いながらしゃがみこむ。
 腰が痛いと言う。もう限界だ<emoji code="a004" />

 通りすがりの医師?が声をかけてくれるが、大丈夫だと立ち上がる。
 こんなことは初めてだ。よほど痛かったのだろう。
 直ぐ病室に戻る。

 病院は食べ過ぎによる下腹部の太りすぎが要因の一つ。湿布薬を貼って様子を診ると言う。
 しかし、だんだん悪化しているように思える。
 これでは歩けなくなってしまう。

 そんなことを考えていると、看護師長が「ちょっと~」と呼びにくる。
 こんな時にいい話はない。
 「この前のS病院の話はどうでした?」と
 ・「院長は風邪をひいて欠勤で、結論はきけませんでした」
 「自宅退院をしてもらわないと・・・」
 ・「今の状態では無理ですよ。腰痛は悪化しているし」
 「腰痛はここでは治療できないですよ。もうここで治療できることは無いんです。次の患者がまっているし・・・」と。
  ・「(病室を回ると、あっちこっち空いているじゃないの)」と言いたいのを飲み込む。
 「あした先生から話してもらいます」

 あと10日あまりで3ヶ月。
 病院は焦ってきているのだろう。患者より経営の方が大事なのだ。
 こんな病院はさっさとでていきたいが、行きたい病院が見つからないのだ<emoji code="a003" />
 国民は護られねばならない。権力に押しつぶされてはならないのだ!