カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

五反田「とん金(4)」

2007-03-31 | 品川区
samuraiです。
今日は五反田の「とん金」に再訪してきました。
本日のチャレンジャーはcurryvaderさんとJUNさんです。

昼休みのチャイムの号砲とともに飛び出し、黒王号に跨り街を駆け抜け、
とん金前に辿り着いた時には、すでにこの有様



ぐうぅ!?
何すか、この並びっぷりは!?
まあ、今日は先にvaderさんとJUNさんに席を取っていてもらったので
すんなりと入ることが出来ました。
ありがとうございます。
|,,-_-)ノ

さて、今日頼むものは「ヒレカレー(800円)」。
ヒレカツは以前ランチでいただいたのですが、
そのあまりの美味さに卒倒しそうになったものですw。
それをカレーといただく贅沢
いやー、待ちきれません。

さて、待つこと15分。カレーがやってきました。



どどどすん
( ゜д゜)
えー、相変わらず目を見張るボリューム感ですね。
だから味噌汁の器がデカすぎるしww

カレーの量に至っては、もはや言及することすらはばかられる量。
軽くご飯一合以上はあるでしょうか。
まるでチョモランマのようですww。



さーて、これまたかなりの決意を固めなければ。
この日のために、僕とvaderさんは前日から抜いてきていますww
ぃよしっ(←気合w)。
いただきますか。



カレーはとろみがありながら、野暮ったい甘さは皆無。
チャツネやケチャップの豊かなコクと、口の中に広がるほのかな辛さ。
具材の豚バラと玉ねぎが、カレーにほんのりと甘さを加えて。
うーん、おいしいですね!!

さて、カツをいってみますか。



極薄の衣に包まれたカツの緊張感。
サクサクの衣を噛み割ると、縦横無尽に畳まれたお肉のおいしさが。
脂肪がほとんどないので、豚肉本来のわしわしとした旨みを感じます。
それでいて、驚くほど柔らかいんです
塩・胡椒の風味も丁度いいですし、ソースをかける必要性を感じませんね。
いやー、おいしいですね!

さらに、JUNさんからカツカレーのカツを一切れいただきました。



どーすか、このミルフィーユのように折りたたまれた層は!
上品な脂が口の中で優しく溶けていきます。
たまんないっすね、これは

付け合せのぬか漬け、味噌汁、キャベツがまた美味すぎる。
特に味噌汁のダシの効いたお味は、かなりツボです。
で、ご飯・味噌汁・キャベツはお代わり自由なのですが、
カレーが”お代わり100円”になってました。
あの・・・。
気付くのが遅過ぎなのではww
倍取ってもいいと思いますが。

そして、JUNさんからアメリカ製の「エクストラストレングス」という
超強烈な胃薬をいただきました。
これは、夕方用を飲むと一日中寝てしまうぐらい強烈な代物らしいです。
いやー、ききますねこれは。
ありがとうございます。

ということで、今回も大変堪能させていただきました。
この値段で、この味。
まさに他の追随を許さない、五反田最強のCPといえるでしょう。
皆さんも是非!!

・curryvaderさんの記事はこちらです。

・bays_starさんの記事はこちらです。


※前回までの記事はこちらです。

・五反田「とん金(3)

・五反田「とん金(2)

・五反田「とん金(1)」(←お店情報のってます)


銀座「蜂の家 銀座本店」

2007-03-30 | 中央区
今日は銀座の「蜂の家」というお店を紹介します。
場所は東銀座の駅を降りて、歌舞伎座の角を曲がり50mほど行った左手の地下にあります。
歌舞伎座のちょうど真裏の位置ですね。



こちらは、2007年1月に出来たばかりのニューオープンのお店。
が、本店は長崎にあるらしく、そちらはなんと1951(昭和26)年創業
すでにオープンしてから半世紀以上が経過しています。
中村屋」や「デリー」といい勝負ですね。



戦後間もない頃、バターや砂糖小麦粉などは大変貴重な存在だったのですが、
佐世保には米軍基地があったため、食材は比較的手に入りやすかったらしいです。
そういった経緯でこのお店は生まれ、今でも長崎の人に愛され続けているらしいですね。
では、早速行ってみましょう!



店内は細長いコの字型のカウンターのみ。
席数は10席ほどでしょうか。
こじんまりとしていますが、白壁が開放感があっていいですね。
おしゃれなカフェのようです。

さて、メニューはこちら。



ビーフカレー」、「チキンカレー」、「野菜カレー」、「ハヤシライス」。
うーん。
まあ、このお店の定番ということで「ビーフカレー(700円)」を注文。

さて、待つこと3分。カレーがやってきました。



見た目はまさに「ザ・カレー」って感じです。
いわゆる日本のスタンダードってやつですね。
ルーはとろみのある、基本的な洋食屋さんのカレースタイル。
ルーの中には、2cm大の角切りの牛肉が2切れ。



それではいただいてみますか。



まず一口目に感じるのは、チャツネのコクと甘さ。
いや、これかなり甘いですよ。
辛さは4段階のうちの3段階なんですが、全く辛さを感じません。
典型的な昔の洋食カレーですね。
松本楼」とか「ヨシカミ」とかにかなり近いものがあります。
ビーフの濃厚なダシに、チャツネのコクが混ざり合って
でも、あまりもたれた感じはありません。
牛肉もよく煮込まれていて、しっかり味が染み込んでいます。
おいしいですね!!

で、この甘さを僕なりに考察してみたのですが、
長崎では昔からご馳走は”甘い”らしいです。
つまり、裏を返せば”甘くなければご馳走じゃない”ということです。
(これはホントです。)
なので、皿うどんとかも長崎で食べると大変甘いので
地元の方はウスターソースを入れて食しているとのこと。

戦後すぐに産声を上げたこのお店。
その当時、こちらのカレーをいただくという行為は、
まさにハレの日のご馳走だったのでしょう。
それが、この甘さに裏打ちされている気がします。

スパイシーなカレーが好きな方には、こちらのカレーは不向きでしょうが、
辛いのが苦手な方や、ご年配の方にはウケがいいと思います。
まあ、歌舞伎座の裏というご年配の方の多いベストスポットにお店を構える辺りが
きっちり客層を読み切っているなという感じですね。
まあ、辛いものが苦手な方はお近くにお立ち寄りの際にどうぞ。
日本の古き良きカレーがいただけますよ。

ちなみに、こちらのお店のもうひとつの名物は「シュークリーム」らしいです。
(これは佐世保本店にしか売ってませんが)
やっぱ、甘いんですねww。


【お店情報】

「長崎カレー 蜂の家銀座本店」

住所:東京都中央区銀座4-12-7 B1

電話:03-3547-0810

営業時間:11:00~21:00(LO.20:30)

定休日:無休



秋葉原「MACH DUE(マッハドゥエ)」

2007-03-29 | 千代田区
今日は秋葉原にある「(マッハ デュエ)」というお店を紹介します。
場所はヨドバシカメラ秋葉原店の1階のD4出口のすぐ右手にあります。



たまたま今日は秋葉原に行く用事があったのですが、
先日”華麗叫子さん”の記事を見て、いてもたってもいられなくなりw
急遽こちらのお店にやってきました。

店内は半円型のカウンター席のみ。
12人ぐらいのキャパでしょうか。
おしゃれなイタリアンバールって感じですかね。
秋葉原を目指してやってくる外人の観光客にウケそうです。



さて、メニューはこちら。



カレーが全て500円というのも、ウレシイですね。
おぉっ、ダブルカレーなるものがあるじゃないですか!
いやー、ステキ
ということで「ビーフとロブスターのダブルカレー(500円)(サラダ付)」をチョイス。

さらに、こちらのすごさはそのトッピングにあります。



半熟卵ドライトマトなどの定番品から、
イカ墨オイル、マヌエルソーセージ、白トリュフオイルなどの珍しいものまで。
HPを見ると、ザリガニなどのトッピングもある模様。
(この時期はありませんでしたが)
うーん、こりゃ迷いますね。

ということで、迷いに迷った挙句、
ブロッコリーのソテー(150円)」、「サンドライトマト(150円)」、「イカ墨ソース(100円)」、
ベーコンビッツ(50円)」をトッピング。
明らかにトッピングがカレーの値段と同じぐらいな気がしますが、
まあ気にしないことにしましょうww。

さて、待つこと5分。まずは「トマトのサラダ」がやってきました。



うーん、フレッシュなトマトの風味が抜群ですね。
ドレッシングはシンプルなので、卓上のオリーブオイルや
岩塩などを合わせてかけると、また奥深い味になります。
これはカレーがかなり楽しみになってきました。

さて、さらに待つこと3分。カレーがやってきました。



んー、トッピングも色鮮やかでおいしそうですね。
それではいただいてみますか。



では、まずはビーフから。



ルーはさらさらしていて、結構辛め
スパイス感もしっかり感じられます。
牛肉の角切りも、しっかりとしていて旨みを感じます。
値段のわりにw、かなりしっかりとしたカレーだと思います。
ほー、おいしいですね!!

さて、ではロブスターの方を。



具材はほうれん草のみ。
まず、一口目に感じるのはエビの濃厚過ぎる旨み。
辛さはかなりマイルドです。
どうやらエビの頭からダシを取っているらしいのですが、
これはかなりやられました。
海の匂いを感じますねこりゃ。
エビ好きには確実にたまらない逸品と言えるでしょう。
んぉ~、おいしいですね!!

ということで、こちらはかなりオススメです。
ダブルのカレーで500円という値段設定も大変いいですし、
トッピングの種類が豊富なのもウレシイですね。

夜はイタリアンバーになるらしいので、
次回は夜に訪問してきたいと思います。
電化製品を買いに秋葉原を訪れた際は是非!!

・華麗叫子さんの記事はこちらです。

・はぴいさんの記事はこちらです。


【お店情報】

MACH DUE(マッハドゥエ)

住所:東京都千代田区神田花岡町1-1

電話番号:03-5295-2611

営業時間:10:30~26:00

定休日:無休


大崎「ニューオオタニ イン 東京(2)」

2007-03-28 | 品川区
samuraiです。
今日は大崎にある「ホテルニューオオタニ」に再訪してきました。



行き先は、こちらのメインダイニングである「舟茶屋」というレストラン。
和食・洋食はもちろん、バイキングまでやっているこちら。
メニュー数は実に豊富です。
ええ、当然カレーもあるわけですよ。



前回は「シーフードカレー」をいただいたので、
今日は「ビーフカレー(1300円)」を注文しました。

さて、こちらはサラダバイキングが付きます。
さらにスープも飲み放題。
このシステムはとてもウレシイですね。



さすがホテルのレストランだけあって、
お野菜も色とりどりで、新鮮なものが揃ってます。
ドレッシングも4種類。
今日は和風シーザードレッシングと、新玉ねぎのおろし醤油ドレッシングをチョイス。



さて、サラダとスープを取ってテーブルに戻ると
タイミングよくカレーがやってきました。



カレーは壺型の容器に入ってきます。



ライスの上にはレーズンが。



具材はマッシュルーム大きめにカットされた牛肉
うーん、ホテルのカレーですね

それではいただきますか。



まずルーを一口。
丁寧に作られたフォンドボーの旨味と牛肉のダシが舌の味蕾を開いていきます。
とろみはあるのですが、野暮ったい甘さはなく、
食べ進むうちにじんわりと辛さを感じてきます。
いやー、上品な感じですね



牛肉もしっかり煮込まれていますが、型崩れなどしておらず、
肉の旨みと歯応えをしっかり感じることが出来ます。
いやー、おいしいですね!!

そして、食後はゆったりとコーヒーを。



で、味の方向性としては「資生堂パーラー」に近いものがありますね。
(あっちの方が断然格上ですがw。)
まあ、サラダバー付で1300円という値段を考慮すると、
こちらはかなりCPに優れていると思います。
午後のひと時に、ホテルのレストランで優雅なランチはいかがですか?
おススメですよ!!


※前回の記事はこちらです。(お店情報載ってます)

神谷町「ニルヴァナム」

2007-03-27 | 港区
samuraiです。

柏から再び都心に舞い戻る我々秘境探検隊一行。
これから3時間後には「ミールス」を食べなくてはいけません。
が、しかし悲しいかな。
先程の鍋のおかげで、腹などビタ一文減ってないわけですよww。

ということで、curryvaderさんの提案で
上野から神谷町まで歩いていくことに。
何でこんなことまでしてカレーを食べに行くのかはおいといてww。
これも一種の修行ですw
まあ、春まだ早い新春の東京を歩くというのも
なかなか風情があっていいですね。

が、こんな時に限って”ジョージコックス”などを履いている僕。
ちなみにこの靴は、ロンドンパンクのスピリットを体言する靴として有名ですが、
片足で1kg近くあります。
鉄下駄を履いているような感じといえばいいでしょうか。
あー、こんなことならスニーカーにジャージで来ればよかったーw!!

まあ、そんな訳で一行は神谷町を目指して黙々と歩いていきます。
最初のうちはまだ楽しかったのですが、
歩いて一時間を過ぎる頃から膝が悲鳴を。
さすがに一時間半歩いたところで、足が限界を向かえ
とりあえず地下鉄に乗りました。
いやー、電車って便利なものですねw。

そんなこんなでやっと神谷町までやってきました。
駅を降りて六本木方面に坂を上ると
そこには優しい灯火が。



ここが次の目的地、「Nirvanam(ニルヴァナム)」です。
あぁ~、疲れた。
さっそく行ってみましょう!!
入り口が多少分かりづらく入りづらいですが、躊躇してはなりませんw。



店内は落ち着いた照明のインドの高級ホテルのような内装。
30人ほどのキャパでしょうか。
客層も土地柄を反映してか、ほぼ外人さんですね。
ここからはカレーマチュさんとKfujiさんが合流です。



さて、こちらでは「ベジミールス(2500円)」を注文。
まあ、この時点でまだお腹は全く減ってないんですけどww

さて、待つこと15分。カレーがやってきました。



うぷっ!
(゜Д゜)
いや、失礼しましたw。
ものすごいボリュームですね、こりゃ。
プーリーがまたご飯の器ぐらいデカイし!



これは、かなりの気合を入れないと完食は無理ですね。
だって、この量ですよ。



よしっ!(気合w)
いただきますか!



まずは左から時計回りに「ラッサム」。
酸味が控えめで、にんにくのコクが感じられます。
僕は酸味があまり得意ではないので、このぐらいの方が食べやすいです。

お次は「ダルカレー」。
豆のふうわりとした優しい味わいが、とてもおいしいですね。

そして、「クゥトゥ(野菜のカレー)」。
トマト、じゃがいも、にんじんがスパイスと共にお口の中に。
おぉ~、最近野菜にはまっている自分として、
これはとてもハマる味です。

さらに「サグパニール」。
カッテージチーズの濃厚なおいしさに、ほうれん草の爽やかな甘み。
うーん、ベジとはいえしっかりとした満足感がありますね。
見た目よりも油っぽくなくて、大変食べやすいです。

そして、「ナスとトマトのカレー」。
油通ししたナスの甘さに、トマトの酸味、それにルーの辛さが
三位一体となって襲ってきます。
うーん、素晴らしい。

プーリーもさっくさくでとてもおいしいですし、
パニールのシロップ漬けも何故か2つついてきました。
A-RAJ」と比べると、やや尖がり感が足りない気がしますが、
全体的に優しいお味でまとめられていて、
甲乙付け難いと思います。
とりあえず、全体的に言える事は
う~ん、おいしいですね!!

が、残念ながらお腹いっぱいの後のミールス。
途中から修行というより、もはや苦行になってましたww。
だって、座ってるのもツライんですもの。
最後は、もはや無の境地ww
久々に胃がはちきれるかと思いました。
こちらは空腹の時にゆっくり再訪したいです。

さて、そこから腹ごなしに六本木まで歩き
バスに乗り渋谷の某スポーツバーwwへ。
そこでフィギアスケートの決勝戦を見ながら、大盛り上がり。
他のグループのサラリーマンの方が
19歳のふともも!19歳のふともも!」と連呼してたのが
大変ツボにハマりましたww。

ということで、参加された皆さん
ありがとうございました!!
大変楽しい時間を過ごせました。
まあ、帰ったら即ベッドで横になりましたがw。

・Lakuさんの記事はこちらです。

・curryvaderさんの記事はこちらです。


【お店情報】

「Nirvanam(ニルヴァナム)」

住所:東京都港区虎ノ門3-19-7 大手ビル2F

電話:03-3433-1217

営業時間:11:00 - 14:30,17:30 - 22:30

定休日:日・祝

千葉・柏「太郎カレー」

2007-03-26 | 東京近郊(埼玉・千葉・神奈川など)
samuraiです。
今日は久々の秘境探検隊ツアーということで
千葉は柏までやってきました。
いやー、上野からの距離が想像以上に長かったですw。

さて、柏駅に集結したメンバーは僕、curryvaderさんLakuさんサントーシーさんの4人組。
駅からの繁華街を抜け、人の波と逆らって歩くこと約15分。
えーと、こんなとこにカレー屋なんかあるの?と不安になった時に
道端にこのような看板が。



おおっ、これだ!
そして、看板に従い歩いて行くと住宅地に忽然と真っ赤な壁の民家が。
こちらが、今日の目的地「太郎カレー」です。



さて、靴を脱いで二階に上がります。
なんか、ホント人の家に遊びに来たみたいですね。
二階も壁一面が真っ赤です。
キャパは20人ぐらいでしょうか。

窓からは自然光が溢れ、居心地のいい空間です。
ベトナムの落ち着いたカフェのような雰囲気ですね。



まずは、ここまで来た労をねぎらってビールで乾杯!
こちらのオリジナル「太郎ビール」です。



茨城のビール会社に作っていただいているというこちらは
ホップの香りが強く、あっさりしていて大変飲みやすいです。
おいしいですね!!

さて、今日のメインは「カレー鍋(2500円)」。
まあ、こんな昼間から鍋を食う疑問はひとまずおいといてww。
あと、せっかくここまで来たわけですから、
とりあえずカレーはいただかないと。
今日のカレーは5種類あるということで、
とりあえず全部頼んでみることにしましたww

まず今月のカレー、「市場カレー」。



丸ごとのホタテしめじエリンギなどが入った
魚介の味が濃厚なカレー。
なるほど、魚介と山の幸で市場カレーな訳ですね。
この”地産地消”という姿勢は、すごくいいと思います。
口当たりは甘めで、魚介のダシが効いていて大変食べやすいです。

さて、お次は「TG(タロウグリーン)」。



付け合せは「塩昆布」。
カレー屋さんで塩昆布は初めてですw。
青唐辛子が入っているらしいのですが、ほとんど辛さを感じません。
エビ、しめじ、竹の子、かぼちゃ、レンコンなどが入っていて
野菜が多くてウレシイですね。
ココナッツミルクの風味が豊かです。

お次は「太平洋カレー」。
付け合せは、「マスタード」に「新ショウガ」。
へー、こりゃまた考えられた組み合わせですね。



マグロのソテーがカレーの上にのってます。
口当たりは甘めで、ココナッツミルクの風味を感じます。
マグロのダシがよく出ていて、こちらも食べやすいですね。
生姜とマスタードと共に食べると、また劇的な味の変化が。
くどいように思うマグロの風味がさっぱりといただけます。

さて、お次は「ブッダカレー」。



上に梅干としその葉が。
うーん、こんなカレーは見たことないですね。
これを混ぜて、韓国海苔に巻いていただくと。
もはやカレーの域を超えてますねー。
独創性に溢れてます。
まあ、タマリンドと考えると意外に梅干って合うもんですね。
海苔で巻いて食べるスタイルも面白いと思います。

そして、「ボブカレー」。



スタミナを付けるということを基本としたこちら。
カレーの付け合せとして、何故か生卵入りのとろろ付き
えぇ?
カレーととろろですか?!

と思いましたが、こちらは濃い目のキーマにとろろがかかって
さらさらといける感じですね。

そして、ここから怒涛の鍋コースに。
ていうか、すでにこの時点でお腹いっぱいな訳ですがww

が、いきなりカレー鍋になるわけではありません。
まずは、シンプルな”塩味海鮮鍋”からスタートです。



具材は白菜・ねぎ・わかめ、それにあさり・エビ・たらや鮭などの魚のアラ
魚介のあっさりとしたダシに、野菜の甘みが絡みますね。
うーん、スープとしていただくには最適ですね。

そして、ここからが劇的に変化。
こちらにカレーのルーをぶち込んで、
新たな具材として、しいたけ・しめじ・鶏肉・にんじん・せり
どどんと入ってきます。



おぉ~、一気にカレーになりました!
先程の魚介のダシに、しいたけ、鶏肉のダシが加わって
一層奥深い味になりましたね。
が、口当たりが甘いので追加のスパイスを全入れで投入。
うん、これでなめらかにいけそうです。



最後の締めは、「カレーうどん」です。



柏の駅前で作られている讃岐うどんのお店から麺を仕入れているだけあって
麺もぷりっぷり。
カレーの味は、魚介のダシ、鶏肉のダシなどを吸って
ここに来て、完成形という姿が見えてきます。
食べるに従って、色んな味の形態を楽しめ
次第に完成に近づいていくスタイルが、大変面白いと思います。
おいしいですね!

ということで、堪能させていただきました。
お店の方のホスピタリティは、かなりレベルが高いと思います。
こちらのワガママな要望にも、嫌な顔をせずきちんと答えてくれました。
店長のカレーを楽しんでもらおうという姿勢と、トッピングの独創性が、
とてもカレーが好きで研究されているなという印象を受けました。

なので、敢えて提言させていただきます。

まず、カレー全般にスパイシーさを全く感じられません
日本人向けのカレーということで、
口当たりを甘めにしているのは理解出来ますが
全て甘いというのはどうなんでしょうか?

個々のカレーはおいしいと思いますが、
カレーを食べ終えた後の印象が、すごく薄く感じます。
端的に言うと、味のメリハリがない
一つぐらいスパイスがビシバシな辛いカレーがあってしかるべきでは。

カレーが好きな人間にとって、スパイス感というのは
非常に重要です。
これはただ辛ければいいというのではありません。
いかに辛さの中にスパイスの重層感を感じるかがポイントなのです。
その配合の妙を楽しみたいんです。
で、それが感じられないというのは、結構致命的ですね。

それと、これが一番の肝なんですが、
このお店の「核(コア)」となる味が見付けられません・・・。
「うちの店のウリはこれだ!!」という明確な主張が感じられませんでした。

確かに、独創的なカレーですし、付け合せも凝っていると思います。
が、それはあくまでも二次的な問題です。
要は電車を乗り継いででも、「ここのカレーがどうしても食べたい!!」という
確固たる信念を感じえなかったというべきでしょうか。

これはあくまでも個人的な意見に過ぎませんが、
独創性を追及するあまり、何か大事な本質を見失っている気がします。
あえて言うならば、”芯がない”ということですかね。
正直な話、カレーは別に一種類あればそれでいいんですよ。
それが、本当に美味しいのであれば。

ファミリー層や「ちょっとカレーでも食べようか」という方々には
充分訴求力があると思いますが、
カレーが好きな自分にとっては、「ちょっと違うかな。」という印象を受けました。
(あくまで個人的な意見ですが)

もちろん、辛いものが苦手な方、ゆったりとファミリーでカレーを楽しみたい方には
オススメ出来ますよ。
また、ちょっと独特なカレーを食べたいなぁという方にもオススメです。
この近辺にお住まいの方であれば、一度行ってみてもいいのではないでしょうか。
お店の方の接客態度はとてもいいので、落ち着いて過ごせると思います。
これからも研究を重ねてカレー好きを満足させるカレーを作っていただきたいと思います。

・Lakuさんの記事はこちらです。

・サントーシーさんの記事はこちらです。

・curryvaderさんの記事はこちらです。


【お店情報】

太郎カレー

住所:柏市若葉町3-3

電話番号:04-7166-3320

営業時間:11:30~15:00 18:00~22:00(平日は夜のみ)

定休日:月曜

高円寺「アジアンママ(2)」

2007-03-24 | 杉並区
samuraiです。
今日は高円寺にある「アジアンママ」に再訪してきました。

今日はオールナイトのライブに行くので、
その前に友人3人と腹ごしらえのために、こちらを訪れました。
ちなみに、このお店は普段は12時閉店なのですが
金曜の夜だけはオールナイトで営業しています。
なので、フライデーナイトはいつも激混みです。
この日もちょっと並びました。



店内はさすがウィークエンド。
満席でぎっしりです。
この、もはやどこの国か分からないような
異国情緒がたまんないですね。

さて、まずはハートランドなど飲みつつ、
つまみを選びましょう。
こちらは店名の通り、アジア系のものが充実しています。
まずは「モモ」を注文。



こちらはネパールの餃子。
ちょっとクセのある挽肉を、ピリ辛のたれで。
うーん、ビールがすすみますねこれは。

では、次は「生春巻き」を。



パクチー・きゅうり・セロリ、それにブリブリのエビ。
このエビがまた大きくて、食べ応えがありますね。
エビのしっとり感と野菜のしゃきしゃき感が、大変いい組み合わせです。
おいしいですね!!

さて、次はここのお店に来たら必ず頼んでしまうもの。
豚肉のカレー炒め」です。



炒めた豚肉の上に、パプリカとたっぷりのコリアンダー。
基本のベースはグリーンカレーですが、
それが意外にも豚肉と合うんですよ。
で、またこれが結構辛いんです
酒のつまみとして最適ですね。

さて、最後の締めは「鶏肉のバジル炒めご飯」。



ご飯の上には、鶏挽肉を炒めたものがたっぷりと。
その上にパクチーと半熟玉子がのってます。
うーん、実においしそう。
では、いただきますか。



口に入れた瞬間、鮮烈なバジルの香りが口の中を駆け抜け、
続いて唐辛子の辛さが舌の上に襲来。
うぉ~、結構辛いですこれ!
が、上の半熟玉子を崩せばマイルドになり、挽肉の旨みも倍増。
いやー、おいしいですね!!

ということで、大変堪能させていただきました。
こちらはお酒も料理もお手頃な値段で、
現地の味を楽しめるので、グレードが高いです。
アジアの風に抱かれたい人は是非!!
週末がオススメですよ!


※前回の記事はこちらです(←お店情報のってます)


五反田「かれーの店 うどん(15)」

2007-03-23 | 品川区
samuraiです。
今日は五反田の「かれーの店 うどん」に再訪してきました。



今日もお昼はほぼ満席でしたが、タイミングよくするっと入れました。
で、当然今日も「季節の夜カレー 春編(1000円)」に
今日は「揚げナス(100円)」をトッピング。

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



表面に浮かぶ色とりどりの具材。
鮮やかな緑が春の到来を感じさせますね。



それでは、いただきます。



おぉ、前回よりも若干コクを感じる仕上がり!
セロリとアスパラとししとうのしゃきしゃきの組み合わせに、
揚げナスのとろとろがベストマッチ!
そこに加わる小柱と鶏挽肉の、優しい甘さ。
で、明らかに前回いただいた時よりも、鶏挽肉が増量されてます。
なるほど、コクの原因はこれですか。
具沢山で、ウレシイ話です。
いやー、おいしいですね!!

余談ですが、今日は初めての方が結構多かった気が。
まあ、この時期転勤や何やら多いですからね。
で、初めての方がスープカレーを注文すると、
大体マスターから「辛いけど大丈夫ですか?」と聞かれますが
その時「あー、じゃやっぱいいや。ビーフにするわ。」って方が
今日は4人もいました。
確実に人生を損してると思いますw!!
勇気を出して、スープをコールして下さいww!!

さらに余談ですが、「うどん」の横のお弁当屋さんが混んでいたのでしょう、
そちらから流れてきたであろう、サラリーマンとOLさんの3人組。
あー、一番早く出来るカレー三つくれる~?」と。
あの・・・。
この時間、ここにそれを求めるのは無茶というものですw。


※前回までの記事はこちらです。

・五反田「うどん(14)

・五反田「うどん(13)

・五反田「うどん(12)

・五反田「うどん(11)

・五反田「うどん(10)

・五反田「うどん(9)

・五反田「うどん(8)

・五反田「うどん(7)

・五反田「うどん(6)

・五反田「うどん(5)

・五反田「うどん(4)

・五反田「うどん(3)

・五反田「うどん(2)

・五反田「うどん(1)
(お店情報載ってます)

五反田「とん金(3)」

2007-03-22 | 品川区
samuraiです。
今日は五反田の「とん金」に再訪してきました。

カツのレベルもさることながら、カレーのレベルもかなりアッパークラスのこちらは
近隣のサラリーマン達から、絶大な人気を誇っています。

駅から少し離れた住宅地の中にあるお店ですが、お昼時は確実に行列が出来るので
昼休みをフライング気味に飛び出したのですが・・・。



ぐぅ!?
12時前だというのに、もうこの有様。
さすがとしか言いようがありません。
ということで、列に並ぶこと10分。
やっとお店に入れました。

ええ、当然今日頼むものは決まっております。
前回は売り切れで頼めなかった「カツカレー(800円)」ですよ!!
ちなみに、今日のために前日の夜から何も食べてませんw
準備は万端ですww。

ちなみに日替わり以外のものを頼んでいる方は、
ほとんどが「カツカレー」を注文されてますね。
しかも、そのうち半数以上が”大盛り”で。
死ぬ気ですかw??

さて、待つこと15分。カレーがやってきました。



うーん、デカい
まさにマックスボリューム。



それでは気合を入れていただきますか。



ルーはトマトの酸味とチャツネの甘み、そこにやってくる絶妙な辛さ。
とろみはありますが全くしつこさを感じさせず、
この手のカレーにありがちな、妙な甘さやもったり感は皆無。
玉ねぎと豚バラ肉もかなり大ぶりで、豪快ですね。
絶妙なバランスだと思います。
いや~、おいしいですね!!

では、念願のカツを。



衣はかなーり薄め。
ご主人の緊張感を見る思いです。
しかもまたこれがサックサク!
カツはロース肉を使用していますが、
油っぽさを微塵も感じず、胃もたれしにくい設計になっております。
うーん、おいしいですね!!

付け合わせのキャベツ・お味噌汁・ぬか漬けもパーフェクト。
これで800円という驚くほどのCPの良さ
いやー、ホントたまんないっす。
サラリーマンが並ぶ気持ちがよく分かりますね。

で、今回こそお代わりにチャレンジしてみよう!と思ってましたが
やはり無理でした・・・orz
ていうか、残さずきれいに食べた自分を褒めてあげたいですww。

帰り際、代金を支払う時に、お店のおかみさんが
ごめんなさいね~、値段が少しあがっちゃって・・・。」と
申し訳なさそうに言っておられました。
そういや、前は750円だった気がしますけど。
あの・・・。
倍取っていいんじゃないすかww??

ということで、今回も大変堪能させていただきました。
次は「エビカレー」を食べてみたいと思います。
あ、「ヒレカレー」も魅力ですねぇ。

curryvaderさんもカツカレーをいただいてます。


※前回までの記事はこちらです。

・五反田「とん金(2)

五反田「とん金」(←お店情報のってます)



松蔭神社前 「宗谷(3)」

2007-03-21 | 世田谷区
samuraiです。
ということで長かった夜もやっと終了。
今日の最終目的地は、例によって松蔭神社の『宗谷』です。



やはり最後はおいしくお魚をいただかなければ。
魚もいいけど、カレーもねw

ということで、まずはマスターオススメの「利尻昆布煮」。



海の匂いを感じさせる男の漁師の逸品
甘辛く煮付けた昆布は、まさに酒の肴。
いやー、たまんないですねこれは。

これに合わせる焼酎といえば、当然これしかないでしょう!



礼文島 昆布焼酎」。
これにさらに昆布を入れて飲むという贅沢。
昆布オン昆布。
その相乗効果は二倍以上
いやー、うんまいっすわ。

そして、「とり貝の刺身」。



こりこりで、ふわふわの不思議な食感。
歯応えの中に甘さすら漂う気品溢れる逸品。
うーん、おいしいですね!!

さらにteruさん待望の「カレー皿うどん」。



ぱりぱりの乾燥した麺の上に絡むカレー。
ベビースターのようなジャンクな食感がヤミツキになりそうですね。
酒に合うんですよこれがまた。

そして、今日のニューカマー「カレーはんぺん」。



はんぺんの中にカレーが入ってます。
はんぺんの中にカレーを入れようなどと、誰が考えるでしょうかw
マスターのカレーに対するアツイ情熱を見せ付けられた思いです。
ふわふわの甘いはんぺんに、スパイシーなカレー。
最高の組み合わせですね。
いやー、おいしいですね!!

そして、ここからは怒涛の魚ラッシュです。

まずは「本ししゃも」。



皆さんは知っていましたか?
普段食べているししゃもは、ししゃもとは全く別物の魚だということを。
その辺のスーパーなどでししゃもという名で売っている魚は
カペリン」という魚で、学術的にも生態的にもししゃもとは全く違います。
が、ここで出されるししゃもは当然本物
肉厚のボディにふかふかの卵。
もう、これ食べたらスーパーのししゃもは絶対食べれません。
ふぉ~、おいしいですね!!

そして、「つぼ鯛」。



表面に浮かぶ滋味溢れる上品な脂がもう絶品!
白身は淡白ながら、舌の上に旨みを伝えていきます。
うーん、グレートですね!!

そして、とどめが「ほっけ」。



もうその辺の○民や白○屋などのほっけとはまるっきり別物。
それもそのはず、一般に居酒屋などで売られているほっけは”シマホッケ”と呼ばれるもの。
安値で取引されるため、チェーン店の居酒屋などでよく食べるアレです。
が、こちらのは”マホッケ”
主に北海道のみで食べられる、地元ではかなりの美味として珍重される魚。
そう、恐らく東京で食べられるのはここだけでしょう!!
居酒屋のホッケはホッケじゃないですよ、皆さん!!
ここで、本当の本物の味を是非!!

ということで、今回も大変堪能させていただきました。
いやー、何食べてもおいしいですねここは。
今回はなんとか、地獄の門を開けずにすみましたww。
ご一緒した皆さん、ありがとうございました!!
また行きましょうね!

・curryvaderさんの記事はこちらです。

・Lakuさんの記事はこちらです。


※前回までの記事はこちらです。

・「匿名希望(2)

・「匿名希望(1)




青山「東京焼酎バーGEN」&五反田「ダ・カーポ」

2007-03-20 | 渋谷区
samuraiです。
西麻布から次に我々が向かった先は青山。
軽く一杯飲んで行こうということで、向かった先はこちら。



先日訪れた「東京焼酎バー GEN」というお店です。
あの・・・、全然軽くない気がするんですがw

この辺りの喧騒などとは全く無縁のしっとり落ち着いた店内。
さて、壁に貼られた約4000種類(!)の焼酎の中から
各自めいめい好きなものを頼んだら宴の始まりです。



と、ここでやはりメニューの中の”カレー”の文字に心奪われる一同。
見付けてしまったら頼まない訳にはいかないでしょうw。
ということで「グリーンカレー(1050円)」を注文。
が、お店の方が「すみません、今日はレッドカレーなんですよ。」というので
レッドカレー」になりました。
今日はナンでいただいてみます。

さて、焼酎を傾けながら待つこと10分。
カレーがやってきました。




ナンは市販品ですか。
まあ、ここにそれ以上求めるのはコクというもの。
カレーの具材は、鶏肉、玉ねぎ、大根、ジャガイモ
前回いただいたグリーンカレーよりも、辛さは若干マイルド。
ココナッツミルクの風味がかなり効いていて、食べやすく仕上がってます。
具のしゃきしゃき感も大変いいですね。

いやー、焼酎屋でこんな本格的なタイカレーがいただけるとは。
また、焼酎とタイカレーの相性がいいんですね。
これが、欧風などのカレーだと全く合わないでしょう。
すきっとした辛さのタイカレーに、口を洗う爽やかな焼酎の後味。
いやー、おいしいですね!!

ということで、お店を後にした我々が向かった先は五反田。
そう、今日はこの街を震撼させる極秘プロジェクトに参加するために
ここへやってきました。



いつもお世話になっている鯛焼き屋さん「ダカーポ」です。
そして、この街の人の流れを変えるかもしれない驚愕の計画がこちら。



どーん!!
”うどん”meets”ダカーポ”!!
どうっすか、この夢のコラボレーションは!!
このプロジェクトのため、ダカーポのご親戚一同、うどんのマスター、
あとは何故か我々まで集まって、そりゃもう大騒ぎww。
そして、この究極の鯛焼きがこれ。



細かく味の説明をするのは、無粋なのでやめておきます。
とにかく是非食べてみていただきたいですね、これは!!
一口食べるごとに、さまざまな味の変化が万華鏡のように口に広がります。
時に甘く、時にほろ苦く、時に厳しく。
まるで、人生の縮図を見るような思いですww。

ちなみに発売は4/3(火)から!!
これは電車を乗り継いでも、食べる価値は確実にあります!
皆さんも是非!!

ということで、旅はまだまだ続きますww。

・curryvaderさんの記事はこちらです。

西麻布「嶮暮帰(けんぼっけ)」

2007-03-19 | 港区
samuraiです。
ボーリングを終えた我々一行は、次なる目的地へと向かいました。
それがこちら。



ということで今日は西麻布にある「嶮暮帰(けんぼっけ)」というお店を紹介します。
場所は六本木駅から六本木通りを渋谷方面に進み、外苑西通りを過ぎた左手のビルの2階にあります。
駅からは10分強ぐらいでしょうか。



こちらは開店して20余年。
この辺りでもかなり古株のお店です。
こちらのシェフは北インドの名門ホテル「タージマハル」の料理長を務めておられたらしく、
北インドの宮廷料理がこのお店のコンセプトです。
お店の名前は、北海道にある島の名前らしいです。

店内は25人弱ぐらいのキャパで、結構こじんまりとした感じですが
白い壁に趣味のいい絵画などがバランス良く配置されており、
高級感溢れる落ち着いた内装です。
場所柄、客層もほとんどが外人さん。
ここも既に日本じゃないww
なんか異国の高級ホテルのロビーのようですね。
(入ったことありませんがww)



さて、凛さんも到着したことで
まずはワインで乾杯です。
いやー、最近ワインとカレーの組み合わせが多いなぁw。



そして、前菜として「タンドリーチキン」をオーダー。



んぉっ、シナモンが香る!
辛さも程良く、スパイス感もばっちり。
鶏肉は柔らかく、じんわりとした滋味がたまりません。
いやー、レベル高いっすわこれは
今まで食べた中でも、これはかなりトップランクですね!
カレーが楽しみになってきました。
おいしいですね!!

ナン」も当然頼みました。



イタリアのフォカッチャを思わせる、肉厚なナンですね。
ふかふかもっちりとした食べ応えのある感じです。
薄めのパリパリのナンもいいですが、こういうナンもまたおいしいですね

後は期待に胸膨らませ、お好きなカレーを頼んでいきましょう!

まずは「チキン・バンダルー」。



ベリースパイシーとのことですが、
辛さはそんなでもないですね。
辛さというよりは、スパイスの重層さが引き立ってます。
ほー、辛さにも色々ありますねぇ。
おいしいですね!!

さて、お次は「プラウンマサラ」。



んお~、なんだこりゃ!?
(゜Д゜)
もう濃厚も濃厚なエビの風味がたっぷりと!!
もはやカレーというより、エビ味噌の煮込みといっても過言ではないですねw。
これは、かなりヤヴァいですよ。
今まで食べたエビ系のカレーの中では、一番エビの風味が強いかもしれません。
ぬあ~、おいしいですね!!

そして、「マトンサグ」。



色鮮やかな深緑色が映えますねぇ。
また、これがめっちゃめちゃ濃厚なんですよ、奥さん。
一口口に含むと、芳醇なほうれん草の旨みが舌の上に広がります。
いやー、ここまでほうれん草の味が濃いカレーは初めてかもしれません。
こりゃおいしいですね!!

そして、「プラウン・バンダルー」。



先ほどの「プラウン・マサラ」の辛いバージョンです。
エビの風味は先程と一緒ですが、よりスパイス感が強くなってます。
辛さはさほどでもないのですが、より一層カレーを感じることが出来ます。
エビ好きとして、これはたまんないです!
いや~、おいしいですね!!

そしてとどめが、「バイガンマサラ」。



焼きナスのカレーなのですが、ナスの固形の塊は見当たりません。
刻んで細かく入れているのでしょうか。
が、口に含むと豊かなナスの風味がしっかりと。
いやー、とろとろでたまらないです。
最近、オクラやナスのカレーが自分のツボになりつつありますw。
これもおいしいですね!!

ということで、大変堪能させていただきました。
まあ、しいて言うならナンやドリンクの種類が少ないということと
大体の料理が2,000円前後するという値段設定でしょうか。
が、それを考慮してもグレードの高いお店だと思います。

カレーの値段も大体1,000円台後半から2,000円台前半ぐらいするので、
決してCPに優れているとは言えませんが、
ここは、その値段を払う価値が充分にあると思います。

ハレの日のディナーや、ちょっとした記念日のご夕飯などにいかがでしょうか?
リッチな空間で、おいしいカレーも最高ですよ!

ということで、次なる目的地を目指して、出発です!

・curryvaderさんの記事はこちらです。

・Lakuさんの記事はこちらです。

【お店情報】

「嶮暮帰(けんぼっけ)」

住所:東京都港区西麻布4-11-28 エンパイアビル2階

電話:03-3498-7080

営業時間:11:30~14:00,17:30~22:30

定休日:日曜

アメリカンクラブ「新春ボーリング大会」

2007-03-18 | カレー以外
samuraiです。
今日はteruさんのお誘いで、JUNさん、curryvaderさんLakuさんとともに
アメリカンクラブでボーリング大会を行うことになりました。
ここは日本の中の治外法権
中に一歩足を踏み入れたら、そこはもうユナイテッドステイツ



こちらは会員制のプライベートクラブ
当然、入り口からこんな状態になってます。



さて、中は当然アメリカなので、
いる客層はオールアメリカン。
なので、外人の子供達のお誕生パーティなどが
普通に催されていたりします。
なんか、1960年代のアメリカのホームドラマを見ているような光景ですね。
ていうか、もはや日本じゃないww



さて、ボーリングレーンはこのようになってます。



6レーンしかない小さなボーリング場。
昔のアメリカ映画に出てくるような、片田舎の高校生が集まるような感じといえばいいでしょうか。
このチープさが、オールドアメリカンな感じでたまんないですね。

で、ボーリングの結果ですか?
まあ、レーンが傾いていたとしかww

さて、その後は地下の「Trader's Bar」にやってきました。



teruさんがお腹がすいたと叫んでますが、
これからめくるめくカレー旅のため、ここは我慢していただくことに。

ということで、とりあえずすきっ腹にビールを流し込むことに。



いやー、運動後のすきっ腹にビールは効きますねぇww。
ということで、これからカレー旅の始まりですw。

・curryvaderさんの記事はこちらです。


※前回の記事はこちらです。

高田馬場「夢民(2)」

2007-03-17 | 新宿区
samuraiです。
今日は高田馬場にある「夢民」に再訪してきました。



前回はこちらの一番人気、「ベーコンエッグ野菜カレー」をいただいたのですが、
今回はもう一つ食べたいものがあったので、
そちらをチャレンジしてみたいと思います。

さて、意気揚々と店内に乗り込むと、
お昼時を外していったのに、すでに満席。
うーん、さすがですね。



さて今日は「グリーンエッグカレー(900円)」を辛さ5番で注文。
ちょっと辛さをあげてみようかと思いましたが、
僕的には、このぐらいでちょうどいいですね。

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



白い平皿の上に、ライスが平らに盛られ、
さらにその上にカレーがのってます。
おいしそうですね。

おっと、カレーはこれだけじゃないですよ。
これは”カレーポットに入りきらなかったカレー”
ご飯の上にのせているだけですからww。

そう、カレー本体はこちらです。



どーん!
いやー、この見た目はもはや説明不要でしょう。
だって、おいしそうって言葉しか浮かんでこないんですもの。
うーん、待ちきれない。
それでは、いただきます。



一口目にくるのは、野菜の優しい味わい。
その後に爽やかな辛さが、舌の上を爽快に通過。
具材はブロッコリー・ほうれん草・トマト・オクラ・にんにくの芽
ブロッコリーやほうれん草が甘みを加え、にんにくの芽がコクをプラス。
そして、トマトの酸味と玉子のマイルドさが全体を引き締めます。
野菜使いがただものではないですね。
いやー、おいしいですね!!

野菜嫌いのお子様にも、こちらは大変オススメ。
カレーというより、「野菜煮込みカレー味」といったとこでしょうか。
スパイス使いも上品で、大変好感が持てますね。

ということで、今回も大変グレードの高いカレーをいただきました。
次回は「牡蠣カレー」を食してみたいと思います。


※前回の記事はこちらです。(←お店情報のってます)




六本木「Devi Fusion(デヴィ フュージョン)」

2007-03-16 | 港区
今日は六本木にある「Devi Fusion(デヴィ フュージョン)」というお店を紹介します。
場所は六本木一丁目駅から飯倉片町方面に進み、5分ほど行った右手にあります。



今日は辛党さんcurryvaderさんLakuさんとご一緒。
僕は仕事の都合でかなり遅れて行ったのですが、
この御三方は、その数時間前から飲んでいるらしく
僕が到着した頃には、すでにベロンベロンw
店内中に響き渡る大声で、トラッシュイングリッシュを繰り出しながら大笑いしてる3名。
なんか、しょっぱなからダメな匂いが漂いまくってますw。
他のお客さんはさぞ(ry
いやー、シラフの人間から見るとこう見えるんですねw。
気を付けようっとww。



店内は薄明かりの落ち着いた照明。
天井に回っているファン、イギリス式のバーカウンター、
壁にかかっているテレビからはフットボールゲームの映像が。
全体的にアイリッシュバーのような雰囲気です。
場所柄、六本木も近いせいか客層も半分以上は外国人。
うーん、雰囲気いいですね。

さて、こちらの本店は品川の「デヴィコーナー」。
なので、メニュー構成はほぼ一緒です
ほぉ~、こりゃ期待出来そうですね!

まずは、遅れてはなるまいと「バスペールエール」を注文。
この上面発酵のなめらかさが、またたまりませんね。



ということで、早速カレーを注文しますか。
と思ったら、辛党さんが「1個、超veryvery No.1 of the world HOTにして!!」と。
いや、ちょっとww

さて、頼んだカレーは全部で4種類。
ベジタブルコルマ」、「ラムコルマ」、「カラヒチキン」、「ビンディドピアザ」です。
それに「ガーリックナン」と「ライス」を併せて注文。

まずはガーリックナンがやってきました。



ナンの生地の中には、ローストしたにんにくがたっぷりと。
火を通してあるので、にんにく特有の臭みはほとんどなく、
ナンにどっしりとしたコクを与えています。
ナンももちもちパリパリで、言うことないですね。
んまいっすわ、これ

さて、待つこと15分。カレーたちがやってきました。

まずは「ベジタブルコルマ」。



野菜の甘みがたまりませんね
辛さはほとんどなく、ルーのクリーミーさと濃厚さが際立つ一品。
マイルドですが、べたつくような感はなく、
ナンにもライスにも合いますね。
あー、好きですねこれ。

さて、お次は「ラムコルマ」。



こちらは初めていただきましたが、
ベジタブルコルマよりもクリーミー!
まるで、上質のクリームシチューをいただいているようです。
辛さは微塵もないので、お子様でも大丈夫!!
おいしいですね!!

さて、次は辛党さんご待望の「カラヒチキン」。



ルーの中には、大ぶりの鶏の骨付き肉がどかんと。
色が真っ赤で、見た目からもかなり辛そうです。
が、あれ??
(゜Д゜)
思ったほど辛くない。
確かに辛いのですが、僕でもおいしく食べられます。
辛さの中にも鶏の旨みとスパイスの旨みが感じられて、
ヤミツキになりそうです。

さて、僕がこのお店で一番好きなカレー、「ビンディドピアザ」が。



こちらは、オクラ・玉ねぎ・トマトのカレー。
前回「デヴィコーナー」でいただいた時も、マイルドさと酸味が調和して
とてもおいしくいただけました。
が、あれ??
(゜Д゜)
ぐっへ~、辛い!!
何だこりゃ!?
まさか、こっちをVery HOTにされたのかww!?
たまらず汗がダバダバと噴出してきます。
が、一度辛さに慣れてしまえば
後はオクラと玉ねぎの甘みにトマトの酸味が加わって
実に奥深い味わいに。
うーん、おいしいですね!!

ということで、カレー・酒・トラッシュトークを繰り返し、
最後は制御不能になり菩薩化した辛党さんと共に
飲んだくれ達は夜の六本木に消えていきました・・。

あ、僕はちゃんと帰りましたww

ということで、こちらはオススメですので六本木に繰り出す際は是非。

・curryvaderさんの記事はこちらです。

・Lakuさんの記事はこちらです。

・辛党さんの記事はこちらです。


【お店情報】

「Devi Fusion(デヴィ フュージョン)」

住所:東京都港区六本木3-3-15 六本木SKビル

電話:03-5570-4335

営業時間:11:30~22:30

定休日:日曜