カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

西麻布「嶮暮帰(けんぼっけ)」

2007-03-19 | 港区
samuraiです。
ボーリングを終えた我々一行は、次なる目的地へと向かいました。
それがこちら。



ということで今日は西麻布にある「嶮暮帰(けんぼっけ)」というお店を紹介します。
場所は六本木駅から六本木通りを渋谷方面に進み、外苑西通りを過ぎた左手のビルの2階にあります。
駅からは10分強ぐらいでしょうか。



こちらは開店して20余年。
この辺りでもかなり古株のお店です。
こちらのシェフは北インドの名門ホテル「タージマハル」の料理長を務めておられたらしく、
北インドの宮廷料理がこのお店のコンセプトです。
お店の名前は、北海道にある島の名前らしいです。

店内は25人弱ぐらいのキャパで、結構こじんまりとした感じですが
白い壁に趣味のいい絵画などがバランス良く配置されており、
高級感溢れる落ち着いた内装です。
場所柄、客層もほとんどが外人さん。
ここも既に日本じゃないww
なんか異国の高級ホテルのロビーのようですね。
(入ったことありませんがww)



さて、凛さんも到着したことで
まずはワインで乾杯です。
いやー、最近ワインとカレーの組み合わせが多いなぁw。



そして、前菜として「タンドリーチキン」をオーダー。



んぉっ、シナモンが香る!
辛さも程良く、スパイス感もばっちり。
鶏肉は柔らかく、じんわりとした滋味がたまりません。
いやー、レベル高いっすわこれは
今まで食べた中でも、これはかなりトップランクですね!
カレーが楽しみになってきました。
おいしいですね!!

ナン」も当然頼みました。



イタリアのフォカッチャを思わせる、肉厚なナンですね。
ふかふかもっちりとした食べ応えのある感じです。
薄めのパリパリのナンもいいですが、こういうナンもまたおいしいですね

後は期待に胸膨らませ、お好きなカレーを頼んでいきましょう!

まずは「チキン・バンダルー」。



ベリースパイシーとのことですが、
辛さはそんなでもないですね。
辛さというよりは、スパイスの重層さが引き立ってます。
ほー、辛さにも色々ありますねぇ。
おいしいですね!!

さて、お次は「プラウンマサラ」。



んお~、なんだこりゃ!?
(゜Д゜)
もう濃厚も濃厚なエビの風味がたっぷりと!!
もはやカレーというより、エビ味噌の煮込みといっても過言ではないですねw。
これは、かなりヤヴァいですよ。
今まで食べたエビ系のカレーの中では、一番エビの風味が強いかもしれません。
ぬあ~、おいしいですね!!

そして、「マトンサグ」。



色鮮やかな深緑色が映えますねぇ。
また、これがめっちゃめちゃ濃厚なんですよ、奥さん。
一口口に含むと、芳醇なほうれん草の旨みが舌の上に広がります。
いやー、ここまでほうれん草の味が濃いカレーは初めてかもしれません。
こりゃおいしいですね!!

そして、「プラウン・バンダルー」。



先ほどの「プラウン・マサラ」の辛いバージョンです。
エビの風味は先程と一緒ですが、よりスパイス感が強くなってます。
辛さはさほどでもないのですが、より一層カレーを感じることが出来ます。
エビ好きとして、これはたまんないです!
いや~、おいしいですね!!

そしてとどめが、「バイガンマサラ」。



焼きナスのカレーなのですが、ナスの固形の塊は見当たりません。
刻んで細かく入れているのでしょうか。
が、口に含むと豊かなナスの風味がしっかりと。
いやー、とろとろでたまらないです。
最近、オクラやナスのカレーが自分のツボになりつつありますw。
これもおいしいですね!!

ということで、大変堪能させていただきました。
まあ、しいて言うならナンやドリンクの種類が少ないということと
大体の料理が2,000円前後するという値段設定でしょうか。
が、それを考慮してもグレードの高いお店だと思います。

カレーの値段も大体1,000円台後半から2,000円台前半ぐらいするので、
決してCPに優れているとは言えませんが、
ここは、その値段を払う価値が充分にあると思います。

ハレの日のディナーや、ちょっとした記念日のご夕飯などにいかがでしょうか?
リッチな空間で、おいしいカレーも最高ですよ!

ということで、次なる目的地を目指して、出発です!

・curryvaderさんの記事はこちらです。

・Lakuさんの記事はこちらです。

【お店情報】

「嶮暮帰(けんぼっけ)」

住所:東京都港区西麻布4-11-28 エンパイアビル2階

電話:03-3498-7080

営業時間:11:30~14:00,17:30~22:30

定休日:日曜