読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

泣くな道真 大宰府の詩

2014-07-28 | 時代小説
泣くな道真 大宰府の詩 (集英社文庫)
澤田瞳子
集英社
『右大臣だった菅原道真が大宰府へ左遷された。悲憤慷慨する彼にお相手役の保積もお手上げ。そこへ美貌の歌人恬子が現れ、博多津の唐物商へ誘う。道真は、書画骨董の目利きの才を発揮し、生気を取り戻す。その頃、朝廷に出す書類に不正が発覚し、府庁は窮地に。事態を知った道真は、自ら奇策を…。朝廷を欺き、意趣返しなるか!日本史上最も有名な左遷された男の活躍をユーモアのなかに描く歴史小説。 』


菅原道真は有名ではあるけれど、実のところ左遷された大宰府で「東風吹かば・・・」を詠み、怨霊になった(笑)としか知らなかった。
澤田瞳子さんがただのユーモア小説を書くわけもなく、何か資料は残っていたのだろう、当時の大宰府の様子がたぶんわかる限り史実に即して描かれているのだろうと思う。
なかなか面白かった。
道真も溜飲が下がったに違いない。
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