読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

館島

2008-09-22 |  東川篤哉
館島 (創元推理文庫 (Mひ4-1))
東川 篤哉
東京創元社

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『巨大や螺旋階段の下に倒れていた当主の死因は、転落死ではなく墜落死だった!?天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘にふたたび事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう!瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇をコミカルな筆致(!)で描いた意欲作。『密室の鍵貸します』でデビューした気鋭が放つ、大トリックと謎解きの面白さを楽しめる本格ミステリ。 』

館島
館もの&孤島もの・・・東川篤哉ならこの手垢の付いたジャンルに新風を巻き起こしてくれるものと・・・期待した

・・・のがバカだった・・・読むんじゃなかった・・・。

ミステリに未知の毒薬 or 化合物なんか持ち込んじゃいけないっていうのはわかりますよね?
同様にミステリに物理的&社会的に間違っている建築物なんか持ち込んじゃいけない。
この建築物、森博嗣に見てもらうまでもない。欠陥だらけ。
いくらミステリの中の想像上の建物だとしても、ここまでひどいと、が~~~っかり・・・。
この館がメイントリックなんでしょ??
東京-大阪を5分で結ぶ(未知の)手段があるトラベルミステリーみたいなもんじゃない?

だいたい十文字和臣の死直後に事件は司直の手で解決してますよ。ばかばかしい。
他にも疑問点がいろいろ・・・いろいろ・・・いろいろ・・・。

それと烏賊川市しか読んでないので気がつかなかったんだけど、東川が描けるキャラのバリエーションはこれだけ?なの?
当たった烏賊川市から借りてきたってことなのかな?

東川篤哉、期待してたんだけどなぁ。
交換殺人には向かない夜」が代表作ってことで終るのかな。

編集者も何してるんでしょうねぇ。創元社ともあろうものが。
何が何でも東川にひとつ書いてもらいたかったってとこなんでしょうか?




建築確認申請は出さなかったのかな? 

電気代はどのくらいかかったんでしょ? 




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