読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ

2011-04-24 | その他
隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ
クリエーター情報なし
創史社
『なぜ電気を使う都会に原子力発電所を建てないのか? 被曝の影響と恐ろしさ、原子力発電自体の危険さ、温暖化と二酸化炭素の因果関係などを解説。放射能測定を専門に研究する著者が、原子力に反対し続ける理由を明らかにする。 』


今回の事故の前、昨年12月に上梓された本である。
中学生にもわかるような平易な文章で、被曝の影響と恐ろしさ、原子力発電自体の危険さ、温暖化と二酸化炭素の因果関係などが解説されている。
これを事故の前に読むことのなかった自分自身を恥じたい。

この期に及んで、原発を使い続けたい政府や各電力会社は、日本人がこの痛みを忘れるだろうと思っているのだろう。
独占企業が世界一高い電気代を生み、独善企業を生んでいる。
せめて節電から始めたいと思う。できる限りの不買運動である。

反原発、脱原発の動きに反対する人たちほどこの本を読んでいただきたいと思う。
貴方がたの論拠が電力会社などからの巧妙な宣伝に乗せられていることに否応なしに気づかされるだろう。
JARO(日本広告審査機構)の裁定:「原子力発電の地球環境に及ぼす影響や安全性について十分な説明なしに、発電の際に二酸化炭素を出さないことだけを限定的に捉えて「クリーン」と表現すべきでないと考える」





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