読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2017年5月の読書記録

2017-05-31 | その他
読んだ本の数:8
読んだページ数:2144

鬼神鬼神感想
大江山の"鬼"退治の話。昨今の歴史観ではあるあるのストーリーで、結果あざとい印象。蛇衆は面白かったのだが、筆力もあるのだが(だからちょいちょい読んでいるのだが)伸び悩み?(m(__)m)
読了日:05月30日 著者:矢野 隆
ストラディヴァリウスを上手に盗む方法ストラディヴァリウスを上手に盗む方法感想
音楽、とくにワグナーに対する蘊蓄は面白かったが寄せ集めの短編集で、あらって感じ。表題作はおなじみの主人公でそれなりに。
読了日:05月29日 著者:深水 黎一郎
浮世奉行と三悪人 (集英社文庫)浮世奉行と三悪人 (集英社文庫)感想
大鍋奉行の方が好きだけれど、これも同じようなテイストでシリーズになるのでしょうね。
読了日:05月27日 著者:田中 啓文
雅楽の奈良を歩く雅楽の奈良を歩く感想
雅楽という切り口で奈良を見たことがなかったのでたいへん興味深かった。正倉院展で1300年前の伎楽面など拝見したり、ローカルニュースで雅楽の奉納を観ることも多い県民としては忸怩たるものがあるが、生で見たことがない。残念。
読了日:05月23日 著者:笠置侃一,嶋岡尚子,笠置慎一
プロテスタンティズム - 宗教改革から現代政治まで (中公新書)プロテスタンティズム - 宗教改革から現代政治まで (中公新書)感想
教科書的には宗教改革=ルター→プロテスタントでお終いという感じなのだが、例えばプロテスタントが主流のはずのUSAで進化論を教えない学校があったり、プロテスタントには様々な流派がありそのどれをどういう風に選んでいるのかがわからなかったり、疑問点が多々あったのだがその多くが解消された。概論としてとても面白く読んだ。
読了日:05月21日 著者:深井 智朗
ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー)ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー)感想
新聞の書評で読みたくなった本。日本語を学ぶ過程が面白かった。子どもたちが小さいころ記録しておけばよかったと思っても遅い(弟はマヨネーズをマネヨーズと言っていたが) 日本語のみならず外国語でも同様な"冒険"が行われていることを知ったのは初めて(でも当たり前なのだよねぇ) 圧巻は「ねー!あれボーズなのっ?ボーズなのっ?」まだ(お葬式ではなく)法事でよかった。
読了日:05月04日 著者:広瀬 友紀
広域警察 極秘捜査班 BUG広域警察 極秘捜査班 BUG感想
実に面白かった。キャサリン・ダンスに匹敵するボディランゲージ解読の達人とか、数学やコンピューターの達人とか、ほんの登場人物紹介といった趣でこれだけ面白いのだもの、今後に期待大。初読みの作家さんなのだが、他の作品も読んでみよう。
読了日:05月03日 著者:福田 和代
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)感想
うまい。これが新人賞だとはびっくりなのだが、うまいからいいとか好きだとかは思わないのだなぁ、残念ながら。主人公がいまいちうまく描けていなくて好きになるには情報が足らない。お祖父ちゃんの方が気になっている。次作ははたしてこの後を書いているのか前を書いているのか。
読了日:05月01日 著者:グレン・エリック・ハミルトン



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