俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

片栗の花

2013-03-30 | 俳句・春・植物


片栗の花を濡らせり山の雨

ユリ科の多年草。山林の明るい斜面などに群生する。花径の先端に淡紫色の六弁花を下向きに開く。古名を「堅香子(かたかご)」といい、『万葉集』に詠われている。栃木県の三毳山(みかもやま)に片栗の花を見に行った。ここには昔から片栗が群生し、保護されている。生憎の小雨となったが、丁度見頃で、雨粒を宿した花にしっとりとした趣があった。

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かたかごに八十(やそ)をとめらのこゑ聞きぬ


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