俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

木(こ)の芽

2023-03-01 | 俳句・春・植物

 

 

擡げゐて光纏へる木の芽かな

 

 

 

 

 

 

春に芽吹く木々の芽の総称。

 

 

 

 

 

 

俳句の場合「このめ」と読む。

「きのめ」というと「木の芽和え」のように山椒のことをさす。

 

 

 

 

 

 

木の芽立ちはそれぞれの樹種や寒暖の違いにより遅速がある。

 

 

 

 

 

 

辛夷が芽を擡げており、その毛のまわりには光を纏っていた。

そこに、命の輝きがあった。

 

 

 

 

 

風のなき夕日なりけり桜の芽

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の川 | トップ | 春の鳥 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

俳句・春・植物」カテゴリの最新記事